メタルフレームの前面に強化プラスチック（硬質レジン）を張り付けて前装したタイプで、白い歯の中では唯一保険が適用となります。

　素材がプラスチックなので、セラミックに比べると色調や透明感は期待できませんし、時間の経過にとともに変色や着色を生じやすく、耐摩耗性、強度などの物性も期待できません。また、歯ぐきの黒ずみや歯肉への刺激があるために歯肉炎が生じることがあります。前装部分は若干弱いので、まれに欠けたりはがれたりすることがあります。

　保険が適用されますので３割負担で8,000円程度の自己負担で済みますし、近年の材料の改良などにより、”とにかく保険で白い歯を”という需要には充分にこたえられます。