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J.Sバッハ:無伴奏チェロ組曲第1番〜第6番
BWV1007〜1012
演奏:鈴木 秀美(チェロ、チェロ・ピッコロ)(BMG-DHM BVCD-1632〜1633 \3,048
2CD)
鈴木
秀美さんは日本を代表するバロック・チェロの演奏家。ソリストとしての活動のほか、バッハ・コレギウム・ジャパンの首席チェロ奏者としても活躍しています。
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ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番〜第32番(全集)
演奏:バックハウス(ピアノ)(ロンドン POCL-9911〜9919 分売・各
\952、LONDON 433-882-2 ♪♪
9CD)
バッハの「平均率クラヴィーア曲集」が“ピアノの旧約聖書”にたとえられるのに対して、ベートーヴェンの32曲のピアノ・ソナタは“ピアノの新約聖書”とされています。タイトル付きの有名曲から聴きはじめるのなら、第14番《月光》、第8番《悲愴》、第23番《熱情》の入ったCD(POCL-9911)から入って、次に第21番《ワルトシュタイン》、第17番《テンペスト》、第26番《告別》(POCL-9912)に進むのがオーソドックスでしょう。その後は、お好きな順番でどうぞ。
タイトル付きの曲が好きなのは日本人の特徴のようですが、もちろんタイトルの無い曲も魅力いっぱいです。私が好きなのは、第7番、第27番と第30番〜第32番です。
なお、ここではバックハウスを推薦しましたが、グルダ(amadeo 415 193-2 ♪
9CD)、ギレリス(第9、10、22、24、32番を除く27曲と2曲の「選帝侯ソナタ」を収録。Grammophon
453 221-2 9CD♪)の演奏も、定評のある名盤です。
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ショパン:24の前奏曲、12の練習曲作品10/12の練習曲作品25、ポロネーズ第1番〜第7番
演奏:ポリーニ(ピアノ)(Grammophon 431-221-2 ♪♪ 3CD)
ショパンの代表作のうち、《雨だれ》を含む24の前奏曲、《革命》《別れの曲》を含む練習曲集、《軍隊ポロネーズ》《英雄ポロネーズ》を含むポロネーズ7曲をまとめて聴くことができるセットです。ポリーニは切れ味鋭いテクニックを存分に用いて、ショパンの詩情豊かなメロディを表現しています。
穏やかな音色が好きな方には、アシュケナージの演奏をおすすめします(24の前奏曲:ロンドン POCL-5064
\1,942、練習曲:ロンドン
POCL-5046 \1,942、ポロネーズ集:ロンドン POCL-5116 \1,942)。
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グリーグ:抒情小品集(抜粋)
グリーグ:抒情小品集第1集〜第8集より
アリエッタ、子守歌、、蝶々、メロディ、夜想曲、小川、ゆりかごの歌、余韻
ほか
演奏:ギレリス(ピアノ)(グラモフォン
POCG-3626 \1,942)
《ペール・ギュント》やピアノ協奏曲でよく知られているグリーグが、長年にわたって作り続けたピアノのための小品集。《ペール・ギュント》のような大作で聴かれるグリーグ独特の響きの余韻が、あちこちに感じられます。ギレリスのCDでは全66曲のうち20曲を聴くことができます。「鋼鉄のタッチをもつピアニスト」などといわれたギレリスの、心優しい一面が示された演奏です。
ギレリスのCDに収録されていない曲にも《春に寄す》《トロルドハルゲンの婚礼の日》など魅力的な曲があります。全66曲を聴きたい方は、ノックレベルグのCD(NAXOS 8.553394〜8.553396 ♪
3CD分売)でどうぞ。ノックレベルグはグリーグのピアノ・ソロ作品をほぼ全曲録音していて、日本語解説付きのボックス・セット(NAXOS 8.514001J \11,650 14CD)として発売されています。
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フォーレ:ピアノ作品集
フォーレ:即興曲第2・3番、夜想曲第1〜5番、無言歌、舟歌第1・2・4番、ヴァルス・カプリス第1番
演奏:ロジェ(ピアノ)(ロンドン
POCL-1009 \2,913)
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