OEK 発売CD紹介

シュニトケ:合奏協奏曲第1番、
ビゼー/シチェドリン:カルメン組曲


岩城宏之(cond)
(DG POCG 1576,
録音:1992年4月)

レコード芸術誌のレコード・アカデミー賞を受賞し、OEKの名前を全国区にした記念すべき録音。シチェドリン編曲のカルメン組曲は、ビゼーの音楽から管楽器の響きを取り去って、打楽器と弦楽アンサンブルだけで編曲しちゃった曲なのですが、これがなかなか面白い音楽に仕上がっています。なお、いろんな打楽器が舞台に並べられていて、打楽器奏者が忙しく移動しながら、持ち替えで打楽器をポコポコ演奏する様子は、もちろんCDでは判らないので、コンサートで「観る」ほうが楽しみも倍増すると思います。この曲は、もちろんOEKの「十八番」なので「観る」チャンスもあります!

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