デジタルカメラ選びのポイント

 現在、市販されているデジタルカメラは100種類以上あり、その中から自分に合った1台を見つけるのは難しい状況になっている。まずは、デジカメ誌、カタログ、Webページの製品情報を調べ、絞り込んでいく。
 そのときに、役立つのが製品のスペック表。製品のスペック表から、製品の実力をある程度、判断できるようになれば、デジタルカメラを選ぶときの大きな武器になる。

チェックしておきたい項目

 スペック表には、多くのスペックが示されているが、下記の12項目をチェックすることで、安心して自分に合ったデジタルカメラを選ぶことができる。

画素数と
読み込み解像度
総画素数ではなく、有効画素数をチェックする。
CCDのサイズは、大きい方が高性能。
記録媒体 画像を記録するメモリーカードの種類を確認。
ファインダーと
液晶モニター
手ぶれを防ぐには、ファインダーがあることが望ましい。
液晶画面のサイズを確認。大きい方がメニューの文字が見やすく、撮影した画像も確認しやすい。液晶画面の画素数や明るさも確認。
レンズと
フォーカス
焦点距離とF値を確認。焦点距離は35mmフィルム換算値を参考にして、広角側の焦点距離にも目を向ける。ズーム機能付きかどうかも確認。
ストロボ デジタルカメラは、CCD感度が高いため、ストロボは必須ではないが、逆光撮影などストロボ機能付きが望ましい。
シャッターの位置 液晶モニターを使用して撮影する場合は、手ぶれが起こりやすいので、シャッター位置を確認。
転送ケーブル
付属ユーティリティ
画像をパソコンに転送するためのケーブルや付属ソフトが別売りになっている場合がある。
使用環境を考慮して、転送ケーブルや付属ソフトの必要性を判断する。
バッテリー 単3形のような汎用電池が使えるのか、専用充電池なのか確認。予備電池が必要なら価格もチェック。
本体サイズ、重量 実際に手にとらないと、使い勝手は確認しにくいが、最近はポケットに入るなど薄さを強調する製品が増えている。
10 感度 ISO感度をチェック。どこまで高感度で撮影できるかを確認する。
11 撮影モード フルオートの製品か、シャッター速度や絞りを手動で設定できる製品かを確認。
動画像を撮影できる製品もある。
12 付属品 本体以外に何が付属するのかを確認する。
メモリーカードが付属する場合は、メモリー容量をチェック。

画素数と読み込み解像度

 デジタルカメラの解像度は、使用しているCCDによって決まる。CCDの正式な名称はCharge Coupled Device:電荷結合素子といいます。
 CCDの表面には、画像を取り込むための画素と呼ばれる受光素子が整然と格子状に並んでおり、受光素子で光を電気信号にして、さらにADコンバーターで電気信号をデジタルに変換して映像を記録している。
 従って、画素数の多いデジタルカメラの方がクオリティーが高い写真が撮影できることになる。
 デジタルカメラに使用されているCCDには、ビデオカメラ用の汎用品とデジタルカメラ用に作られた静止画像用の2種類があります。
 初期のデジタルカメラは、ほとんどが安価なビデオカメラ用を使用していたが、最近のデジタルカメラは、専用に開発された静止画像用のCCDを使用している。静止画像用は「原色CCD」「正方画素・プログレッシブCCD」などとカタログに表記されており、ビデオカメラ用のCCDに比較して画質が優れている。

 現在、市販されているデジタルカメラには35万画素前後のお遊び感覚の低価格デジカメ、メガピクセルと呼ばれる100万画素以上(150万画素、200万画素、300万画素、400万画素など)の製品の2グループに2極分カしている。一般に画素数が多いほど価格も高い傾向にあり、実売価格では、35万画素前後の製品が1万円程度、300万画素前後になると4万円以上となっている。最近は、価格競争が激しくなっており、また、多数のメーカから色々な種類のデジカメが販売されており、銀塩カメラを凌駕する勢いとなっている。
 1999年2月から、200万画素クラスのデジタルカメラがニコン、フジフイルム、ソニーなど各社から次々に発表され、一気に200万画素時代に突入した。
 2000年に入ると、300万画素クラスのデジタルカメラがキャノン、ソニー、ミノルタ、エプソン、カシオ等から発売されている。
 フジフイルムからは、200万画素クラスであるが、八角形のハニカム画素を採用した実質400万画素クラスと同等と称するものが発売されている。ビクターの300万画素カメラは、瞬時に2度の露光を行うことで600万画素相当を実現したものが発売された。
 2001年に入ると、400万画素クラスのデジタルカメラが続々と発表され、デジカメの進歩は留まるところを知らない状況になっている。
 画素数は、実用上300万画素で十分。400万〜500万画素の製品で撮影した画像は、A4判より大きい用紙に印刷しないと差はほとんどでない。
 各グループでも付加機能の差があり、価格にバラつきがある。
 なお、画素数が大きくなると画像を記録するメモリの必要量も比例して大きくなるので、注意が必要である。

  どの程度の画素数のデジタルカメラを購入するかは、使用目的に合わせて選択するといい。
 35万画素のカメラでは、出力される画像の大きさは、640×480ドットであり、パソコンのディスプレイに表示して鑑賞するには十分であろう。ホームページに貼り込むサイズとしては大きすぎるサイズである。撮影枚数も4MBのメモリがあれば、ファインで24枚、エコノミーで100枚程度の画像を記録できる。
 80万画素のカメラになると、1024×768ドットの画像の出力が可能であり、17インチのディスプレイの画面一杯に表示できるようになるが、撮影枚数は4MBのメモリではファインで8枚程度しか記録できないことになる。
 150万画素になると、SXGAと呼ばれる1280×1024ドットの画像が撮影できる。この程度の解像度になると、720dpiの写真品質のプリンタに出力したとき、サービス写真とほぼ同等のサイズ、画質が得られる。
 つまり、ディスプレイに表示して鑑賞する程度なら35万画素で十分であるが、プリント出力しようとすると出力サイズにもよるが画素数の多い方がいい。プリントする場合、35万画素製品なら名刺サイズまで、80万画素製品ならはがきサイズまで、150万画素製品ならA4サイズまでなら、それほどアラは目立たない。
 200万画素以上になると、A4サイズで印刷しても綺麗な出力を得ることができる。
 最近は、ズーム機能付きの200万画素クラスのデジタルカメラが販売の80%以上を占めるといわれており、デジタルカメラの高機能化が進んでいる。

 上記のように、解像度が高い方がもちろん良い画質を得ることができるが、その分データ量も大きくなるので、画像をメモリに記録する時間が長くなり、次の撮影ができるようになるまで待たされることにもなる。
 この次に撮影に待たされる時間が長くなると、折角のシャッタチャンスを逃すことになるため、この撮影間隔を如何に短縮するかが各社の競争になっている。最近、発売されている300万画素のデジタルカメラでは、画像処理用のマイコンを高速化して撮影間隔1秒とか、内臓メモリを大きくして4〜5枚程度は連続撮影ができるようにている。デジタルカメラの発売当初は35万画素で撮影間隔6秒程度だったのが、300万画素で1秒程度と高速化しており、技術の進歩により、銀塩カメラに引けをとらないレベルになってきていると云える。

 なお、画質はCCDの画素数だけで決まるものではなく、記録するときの圧縮方法と圧縮率、色再現、階調再現、レンズ性能、フォーカス性能、露出精度、ホワイトバランスなど、色々な要因で決まる。最終的には、好みもあるので自分の目で確かめることが必要。雑誌の比較記事や、デジタルカメラを販売しているメーカのホームページを参考にして選択しよう。なお、CCDサイズについては、基本的に大きいものの方が画質は高くなるといわれているが、これもレンズ性能や画像処理方法によって変わるため、サイズだけでは判断できないので、参考程度にみておく。

記憶媒体

 撮った写真を記録する媒体には、内蔵メモリー、SDメモリーカード、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティックなどがある。
 この他に話題の記録媒体として、IBMが製品化したマイクロドライブがある。マイクロドライブはTYPE Uのスロットを利用できる500円硬貨と同じ位の大きさのディスクであり、340MBの記憶容量を持っていることから、大量の写真を記録することができる。
 マイクロドライブが使えるデジタルカメラとしては、CANON PowerShot S10等がある。今後、マイクロドライブを使用した動画撮影機能を持つデジタルカメラなど、応用製品がでてくると思われる。
 これら以外にも、パソコンの入力装置として一般的なフロッピーディスクを使ったものや、大容量のMDやHDを記録媒体としているものがあるが、商品としては限定されている。 

 デジタルカメラで撮影した画像をパソコンに取り込む方法としては、ケーブル接続や赤外線を利用してのシリアル転送を利用する方式と、PCカードやフロッピーディスク、MDなどの着脱式のメディアを利用する方法がある。

 ケーブル接続の場合、古い機種では、低速のRS232Cを使用していたが、最近の機種では、USB接続が一般的になっており、RS232Cでの転送に比較すると、高速にパソコンに画像を転送できるようになっている。

 着脱式のメディアとしては、PCカード(SDメモリーカード、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティック)、フロッピーディスク、MD、ハードディスク(HDD)などがあるが、ここではデジタルカメラで広く使われているPCカード型について紹介する。
 PCカードを利用するカードメディアとしては、SDメモリーカード、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティックがある。いずれも、デジタルカメラで撮影した画像をパソコンに取り込むには、カメラからカードを抜き出して、ノートパソコンなどのPCカードスロットに差し込めば、直接に画像をパソコンに取り込むことができる。また転送スピードも速い。
 ノートパソコンとの相性はばっちりで、とても便利だ、さらに大きな容量の画面を記録したくなったら、大容量のカードに取り替えればよい。フィルムを取り替えるような気軽さは、着脱式ならではのメリットだ。

 コンパクトフラッシュは、容量は2MBから256MBまで、サイズは3.5×4cm程度で厚みは約3mm。スマートメディアは、容量は2MBから128MBまで、サイズは切手大でコンパクトフラッシュと変わらないが厚さはわずか0.76mm。この小さなメディアのおかげで、デジタルカメラの本体を小さくすることができるようになった。(記憶容量は、技術進歩に伴って年々、増加している)
 ソニーのメモリステックは、更に小型化されているので、今後、急速に普及する可能性を秘めている。
 着脱式の記憶媒体として、フロッピーディスクを利用するソニーの「Digital Mavica MVC-FD7」やMDを利用するソニーの「Cyber Shot DSC-MD1」やSHARPの「MDデジタルビューハンターMD-PS1」などもあるが、デジタルカメラの本体の大きさは必然的に大きくなっている。なお、MDの場合、1枚のMDに高画質で1000枚、エコノミーモードで2000枚もの画像を記録することができるので大量の画像を一度に撮影するような用途には使える。

 SDメモリーカード、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリステックとの間は互換性はなく、スマートメディアを使うデジタルカメラにコンパクトフラッシュを使用するとかは構造が全く異なるためできない。この逆も同様である。価格は年々、安く購入できるようになってきており、128MBのコンパクトフラッシュが1万円以下で購入できる。スマートメディアの価格も同様であり、コンパクトフラッシュより若干、スマートメディアの方が安い。メモリステックの価格はスマートメディアに近い。
 スマートメディアは、メディアのチップに電源を供給したり、データのやりとりをするための金メッキされた接点が表面にあるのか特徴。

 これらのメディアに記録されている画像データをパソコンに転送するには、パソコンのPCカードスロットに差し込むための専用のアダプタが必要になる。このアダプタの価格は定価1000円程度。
 注意が必要なのは、スマートメディアの動作電圧。5Vで動作するものと3.3Vで動作するものがあり、専用アダプタの中には5V動作のメディアにしか対応していないものがある。購入する場合、デジタルカメラの対応メディアを確認して購入する必要がある。
 いずれの専用アダプタもパソコンのPCカードスロットに挿入して使えるようになっており、PCカードスロットが標準で搭載されているノートパソコンでは、高速に画像が取り込めることから、この方式が有利である。
 ディスクトップパソコンで、コンパクトフラッシュやスマートメディアの画像を読み込むためには、PCカードスロットと同様の機能を持ったUSB接続のPCカードリーダが3千円程度で販売されている。
 3.5インチ・フロッピーディスクと同じ形のアダプタ「フラッシュパス」も発売されている。これを使えばデスクトップのフロッピードライブからも、データを簡単に読み書きすることができる。 PCカードドライブでもフロッピーディスクからでも使えるという点で、スマートメディアは今後の記憶煤体の主流になろうとしている。

ファインダーと液晶モニタ

 デジタルカメラには光学式ファインダーがついているモデル、液晶モニタが付いているモデル、その両方が付いているモデルがある。
 デジタルカメラでは液晶モニタが付いているモデルが一般的である。これは、液晶モニタは撮影時のファインダーの役割をするのは勿論、撮影直後に、撮った写真をその場で確認するのに使用できるため、失敗したのかうまくいったのかが一目でわかる。もし、気に入らなければ、画像を消去し、撮り直すことができる。 また、撮影した写真を、その場で人に見せることができる。
 液晶モニタは、家庭用テレビと同様に、サイズが大きい方が画面がみやすい。小型軽量モデルは1.5インチ程度の液晶サイズが一般的であり、2インチ以上になると大型と位置づけられる。このほか、液晶表示の細かさを示す画素数もチェックしておきたい。通常は10万画素程度。

 一方で液晶モニタが付いていると、その分本体の重量が増えるし、バッテリーの減りが早くなる。
 撮影するとき、液晶モニタでは、光学ファインダーに比較して画像が粗いこと、野外での撮影の場合、周囲の明かりの反射で見えにくいなどの問題もある。
 ただし、カメラを被写体に近接して撮影するマクロ撮影のときは、光学ファインダーでは光学ファインダーとレンズの位置の違いによる影響で、思った通りの画像は撮れなくなる。マクロ撮影のときは、液晶モニタで確認しながら撮影する方がよい。
 理想的には、撮影のための光学式ファインダーと、撮影画像の確認用に液晶モニタを備えたデジタルカメラがいい。
 普段の撮影には、光学式ファインダーでバッテリの消耗を押さえ、露出やピントが不安なときや、マクロ撮影のときは液晶モニタという具合に使い分けができるので便利である。
 携帯性を重視した、液晶モニタなしのモデルもある。

レンズとフォーカス

 デジタルカメラもフィルム方式の銀塩カメラのレンズと基本は同じであり、絞りの開放F値と焦点距離を確認しよう。
 開放F値が小さな値ほど明るいレンズで、速いシャッタースピードが使える。焦点距離で写る範囲が変わる。見た目に近い撮影ができるのが50ミリ、それより広く撮影できる広角レンズ、遠くのものを引きつける望遠レンズなどがある。ただし、普通のデジタルカメラではレンズ交換ができないため、ズーム機能付きのデジタルカメラを選択するのがいい。
 フォーカスとは、狙った被写体がくっきり写るように焦点を合わせることで、デジタルカメラでは主に自動焦点方式(オートフォーカス)と固定焦点方式の2種類のフォーカス機構が採用されている。固定焦点方式は普及機で多く採用されている方式で、フォーカスしない分、即座にシャッターを切れるメリットがあるが、甘い画像になりやすい。オートフォーカスは比較的、高機能のデジタルカメラが採用している。この方式は、主に赤外線の反射を利用して被写体までの距離を測定し、これに合わせてレンズの位置をスライドさせることで、目的の被写体にピントを合わせます。この場合、フォーカスに多少時間がかかるがシャープな画像が得られます。
 フォーカス機構関連では、マクロ機構の有無もチェックしよう。

ストロボ

 デジタルカメラは、CCDの感度が高いことから、相当暗い室内でもストロボなしに撮影することができる。
 このため、ストロボは必須とはいわないが、撮影可能な光条件の範囲が広がりシャッタチャンスも広げることができるので、内蔵ストロボを備えたカメラを選択したい。
 カメラは通常、明るい部分に合わせて露出を調節するので、逆光などでは、そのまま撮ると被写体が暗くなってしまう。このような場合、ストロボを強制的に発光させて被写体を照らすテクニックが必要。逆光を検知して、自動的にストロボを発光させる機種も増えている。

シャッターの位置

 デジタルカメラはカメラといっても、通常のカメラに比べでいろいろな形のものがある。
 普通のカメラの形のもの、平べったいもの、縦長でデジタルビデオのようなものまでさまざまだ。
 形が変わることによって、シャッターボタンの位置も変わっている。
 特に液晶モニタをファインダーとして使用して撮影するような機種の場合には、顔とカメラか離れることから、脇が開きがちになり、昔通のカメラのような位置にボタンかあると、カメラの保持が不安定になり、画像がぶれやすくなってしまう。このため、多くの場合、液晶が付いているレンズとは反対の面に前面に押し出すように付いている。カメラのように上から下へ人さし指でボタンを押すものの場合は、ブレることか少ないが、手前から押すものだとどうしてもカメラかブレがちなので、注意したい。

転送ケーブルとユーティリティソフト

 デジタルカメラが内蔵メモリ方式でケーブルによる転送しかサポートしていない場合、またはPCカードが利用できる方式のカメラの場合でも、実際にはそれが使用できる環境にない場合、転送のためのケーブルが必要です。
 転送ケーブルが標準添付されているものもあるが、オプションとして「パソコン接続キット」と称してユーティリティソフトと接続ケーブルが別売りになっているものもあり、このような別売り品の価格を含めてコストパフォーマンスを検討する必要がある。
 ケーブル接続による転送のメリットは、初期投資が安く済む点にある。パソコンには標準でシリアルインタフェースがあるので、ケーブルさえ用意すればデジタルカメラとパソコンを接続できる。ただし、シリアルインタフェースの転送は低速なので、撮影した画像のすべてをパソコンに一括転送するには数十分ほどかかるため、バッテリの消耗に気をつける必要がある。

 ユーティリティソフトには、一般にデータをパソコンに読み込むときに必要なソフトのほかに、写真アルバムを作ったり画像を統合するようなソフト、簡易画像処理ソフトか付いている。画像ソフトにさらに凝りたい場合は、定番のフォトショップがお勧めだが、値段が高い(標準価格15万5000円)ので、まずは添付ソフトから始めて、物足りなくなったら考えるのがいいだろう。

バッテリー

 デジタルカメラは、フィルム代や現像料などはかからないが、電池代だけは確実に発生する。デジタルカメラの電池としては、充電式のカートリッジ形バッテリーと、単3アルカリ電池やリチウム電池といった汎用タイプの電池で使用できるタイプの2種類に分けられる。
 バッテリーの減りはストロボを多用したり、液晶画面をファインダーとして使用したり、 撮った写真を再生するなど液晶を使えば使うほど早い。
 充電式の場合はランニングコストはさほどかからないが、バッテリーか切れてしまうと、ACアダプタから再び充電しない限り続けて使えないため、撮影前には確実に充電を行っておく必要がある。
 その点、汎用の電池を使用する場合は、ランニングコストはかかるが、電池が切れても近くのカメラ店やスーパーなどで入手できるので、電池を取り替えればいい。機種によっては使えないものもあるが、ニッカド充電池を使えばランニングコストも押さえることができる。