第37回木陰浮月粋人盃例会

手取川特集

 10月6日、美酒の卓「海鮮山鮮」さんで石川県松任の銘吟パートII「手取川正宗」特集を行ないました。
 当日は「手取川 VS 海山料理」と題して、海鮮山鮮の渡辺栄治さんが腕をふるって下さいました。手取川正宗の蔵の創業は明治3年、以来、霊峰白山を源とする清水で酒造りを行なっている。

 手取川の吟醸造は、昭和47年、吟醸造りにことのほか熱心であった鑑定官(故)池見元宏氏の金沢国税局への着任により一気に開花する。
 名杜氏、松本喜作、そして息子 松本喜四志と、吟醸造りは引き継がれ、昭和47年以降、全国新酒鑑評会、金賞13回、銀賞10回、北陸三県新酒鑑評会 連続26回受賞(平成10年現在)。

 また、一昨年より、手取川では小さな勉強蔵を設立した、吉田酒造のご子息 吉田行成さんが杜氏となり若いスタッフと酒造りに励んでいる。
 暴れ川といわれた「手取川」のように、5年後、10年後とさらに大きく暴れ回ってほしい。

 楽しんだ酒(酒魂 手取川正宗)

 楽しんだ料理(神無月 酒魂手取川対海山料理)