ケイスタジオ（Poem1）

K studio　ケイスタジオ

コーヒーブレイク（Poem1）

　心身を癒す暫しのカフェ・タイムをお楽しみください。

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誰もいない白い砂浜
松林を抜けると
がけの上
無防備な君がいた
小麦色の肌に
ビキニのあとが白く
夏の蜃気楼に
眩しい日差しが交差する
ただのクラスメイトが
光の女神になって
砂浜を滑り降りる
君の歓声が
どこまでも突き抜けていく
青く広がる空のかなたへ
サマータイム

灼けるような白い砂浜
そっと近づいて見下ろす
海の青
飛び込んだ君がいた
小麦色の肌が
飛沫をあげて泳ぐ
夏の蜃気楼が
水平線まで突き進む
ただのクラスメイトが
胸灼く女神になって
砂浜を滑り降りる
好きだ！と叫ぶ
どこまでも突き抜けていけ
白い入道雲のかなたへ
サマータイム

気がついた君が
立ち泳ぎで手を振る
ただのクラスメイトが
光の女神になって
全力で突っ走る
はじける想いが
どこまでも突き抜けていく
青く広がる空のかなたへ
サマータイム

　おたよりは[こちら]