自分の目で見た温泉を紹介します。

村営 肘折いでゆ館
 平成16年06月12日(土) 立ち寄り


山形県最上郡大蔵村

全景 東北自動車道から山形自動車道に乗って30分程度で「山形北IC」到着。
国道13号線を「尾花沢、「新庄」方面へと走る。
20分程でさくらんぼの里「東根」へ入る。
さくらんぼ狩りは明日にして、まっすぐに新庄へと向かう。
国道13号を30kmほど進むと、舟形町から新庄市外のバイパスを抜け国道47号を西行きに「酒田」方面に進む。

道は空いているので快適なドライブが満喫できる。

国道47号を5分ほど進み国道458号線へと左折する。 この先肘折温泉まで20km程度山越の細い道になるが、ほぼ1本道なので迷う事は無い。
但し道は細くなるので要注意。

ちなみに、寒河江市からの国道47号北行きの道は途中通行不可能である。

肘折トンネルを抜けると国道は行き止まりになるので右折して、肘折温泉街へ下って行く。
温泉街の中は非常に道が狭い。車のすれ違いに要注意。


開湯1200年の歴史を持つ湯治湯の肘折温泉は、各湯治宿の温泉に相互入湯できるようである。
公共の銭湯(日帰り温泉)も3箇所程ある。
本日宿泊の宿に荷物を置いて、早速、そのうちの一番大きな浴槽のある肘折いでゆ館へ向かった。

忘れずに宿のフロントで割引券をもらう事。(入浴料金300円が200円になる)

温泉街の隅にある村が運営する日帰り温泉施設である。
駐車場は100台程度。
浴槽
温泉街から銅山川の流れに沿って一番下流に位置する。

三階建ての建物が今風のデザインでとてもお洒落である。
入口を入って一階のロビーで入湯料金を支払って、三階の浴室へ向かう。
三階の更衣室の窓の外には肘折温泉街が一望できる。
浴室は、全面ガラス貼りでとても明るい。
眼下には小松渕が有り、銅山川が直角に流れを変えている。

大浴槽は石タイル造りで、30人程度が入れる大きな浴槽である。
寝湯、かぶり湯が併設されている。
大浴槽の湯温は43℃とのことである。少々高めの設定となっている。
寝湯は39℃程度か?ぬるめにしてあり、ゆっくりと身体を預けて入浴できる。

ここは源泉温度が84℃程度あり、塩分の強いナトリウム泉である。
かけ流しの温泉で、飲用ができる最近では貴重な温泉である。

温泉の色はやや茶褐色に染まっているようである。(湯ノ花の沈殿?)

天井が高く光が一杯に入ってくるので爽快な気分に浸ることができる。 宿の温泉とは一味違う。

肘折温泉街
露天風呂が無いので残念。
川面と山並みを見ながらの入浴はゆったりした時間が流れる。
宿泊の宿から浴衣に着替えてくると、日帰り温泉とは違った感覚で、ゆったり過ごすことができる。

広い浴槽で、手足をのばして、のんびり気分を満喫。


二階には有料(\500/日)の休憩室、大広間などあり。

山あいの湯治場らしく、車の騒音はまったく聞こえない。
一日をのんびり過ごしたい方にはお勧めできるところである。
宿に一泊して、翌日早朝の朝市に浴衣で出かけるのも湯治場ならでの趣がある。

自販機有り。
下足無料、ロッカー無料

●近郊案内●
 温泉ドーム、縁結び地蔵倉、小松渕、他 観光案内


泉質ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩温泉
●効能●
 切り傷、やけど、慢性皮膚病、神経痛、筋肉痛、慢性消化器病など

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■利用料金(日帰り入浴)■
区  分大 人小学生乳幼児摘  要
入浴/1日  300   150 無料 
休憩/1日  500   250 無料大広間44畳
その他、別料金予約で小広間、個室有り
タオルの用意が必要。石けん、シャンプー、ドライヤーは据え付け有り。
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■営業時間■
4月〜10月 午前9:00〜午後8:00
11月〜3月 午前9:30〜午後6:00


■休館日■
第2・第4火曜日
年末年始及び祝祭日は要確認


☆☆☆☆ 交通 ☆☆☆☆
●鉄道
☆奥羽本線・山形新幹線「新庄駅」下車、タクシー(約40分)

●自動車
☆山形自動車道「山形北IC」から国道13号線〜新庄〜国道47号線〜国道458号線経由
         (約2時間75km程度)


□□□□ 問い合わせ □□□□
■大蔵村営温泉 肘折いでゆ館 【 HomePage
 山形県最上郡大蔵村大字南山451〜2
  〒996-0301
  Tel.0233-34-6106