/// 京都の言葉つれづれ ///

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/// 04/12/10 ///

▼ おことうさん
 十二月十三日は京都では「事始め(ことはじめ)」。
この日から正月準備に取りかかる日です。

花街では舞芸妓さんが、お師匠さんのもとへ一年の
挨拶に出向く姿を見ることが出来ます。

”おことうさん”を漢字で書くと「御事多さん」、
色々と正月準備が多くなって忙しくなってきたと
云った意味合いで使います。

/// 03/10/01 ///

・京都の隠語、略語集

▼ 上ル・下ル(あがる・さがる)
  ”上ル”は北へ進むこと、”下ル”は南へ進むこと。
  ちなみに東へ進むのは”東入ル”、西は”西入ル”

▼ 叡電(えいでん)
  叡山電車

▼ おくどさん
  台所のかまどのこと。

▼ おざぶ
  座布団のこと。

▼ おたやん
  お多福のこと。

▼ こうこ
  沢庵漬けのこと。

▼ 御所(ごしょ)
  本来、御所と御苑は異なるのだけれど、
  京都人は御苑も含めて御所と云ったりします。

▼ ごとび
  毎月、五の付く日のこと。
  商慣習で集金をこの日に行うので、道路は普段より混みます。
  今も挨拶回りなど、関西圏共通

▼ おぶ
  お茶のこと。

▼ おまん
  ”おまんじゅう”のこと

▼ ごもく
  ゴミのこと。

▼ 四条
  ”四条”だけでは場所の特定は出来ないのだけれど、
  京都人が四条へ行くと云えば、四条河原町のこと。

▼ どぼづけ
  ぬか味噌漬けのこと。

▼ 煮抜き(にぬき)
  ゆで卵のこと。

▼ ネギ
  青ネギのこと、”九条ネギ”を指すことも多い。

▼ ぶぶ
  お茶のこと。”ぶぶづけ”はお茶漬け。

▼ マクド
  マクドナルドのこと、これは関西圏共通語

▼ 嵐電(らんでん)
  京福電車のこと、嵐山へ行く電車なので、嵐電


/// 02/08/24 ///

▼ あんさん
▼ あいさに
▼ てんご
そのまま続けて使うと。
「あんさん、あいさにてんごばっかりいわはる」、こんな感じ
でしょうか。「あんさん」はあなたの意味。主に女性が男性に
対して使うことが多い言葉です。イントネーションは「あ」の次で
下がります。「あいさ」は時々、「てんご」は冗談の意味です。
女性が男性に対して使う場合「てんご」のイントネーションで
親密度が測れる言葉でしょうか。

/// 02/03/05 ///

▼ えげつない
 使い方は「えげつない 商いしたら あきまへんで。」
”えげつない”には、ひどい、あくどい、と云った意味合いが
あります。あくどい商売したらいけないってことです。
それは結局自分の首を絞めることになる…。

▼ えずくろい
 これは、くどい、毒々しい、と云う意味があります。
「あそこの広告、やたら えずくろいな〜」、と云う具合です。

京都市も移動広告規制条例を制定するとか。そうなれば今走って
いる全面広告バスはどうなるのでしょうかね。何でもこの広告で
年間二千万円の増収だとか…

「いゃぁ〜、どないしょ、広告 のうなってしもたら、おもしろ
おへんへぇ〜」、ちょっと判りにくいのは”のうなって”の
部分でしょうか、これは、なくなってしまったらの意味です。
この会話は女性の会話です。

/// 01/10/12 ///

▼ じょさいない

 「あの人、ほんに、じょさいないお人やな〜」って具合に使います。
あの人、本当に気配りの利いた人、機転の利く人、手抜かりのない人、
と云う意味の誉め言葉で使います。「抜け目のない人」と云う意味合い
もあるのですが、誉める時は「じょさいない」を使い、そうでない時、
どちらかと云えば皮肉を込めて言う時には「抜け目ない人」を
使います。でも、最近「じょさいない」と云う言葉を知らない人も
多くなって、会話のまろやかさが消えかけているような気もします。

/// 01/06/30 ///

▼ 番外編、京都の言葉いろいろ

 今回は京都の言葉そのものの紹介ではなく、京都の言葉の色々に
ついて書いてみたいと思います。
皆さんが京都の言葉で思い浮かべるのはどういう言葉でしょうか?
多分、「〜どす」、「〜おへん」とかの言葉だと思います。
でも、この言葉は厳密には花街の言葉です。庶民が使う言葉では
ないのです。ところがテレビドラマなどで過剰に使われるもの
だから、歪な形で広まってしまっていると云えます。京都にはこの
花街の言葉、禁裏であるいわゆる公家言葉、また町中でも商家の
言葉と職人言葉などが存在します。

今では相互に融合し合い、それとは知らずにに使うことも多い
のですが、「〜どす」の言葉は町中では使う人は少ないです。
花街の人、または出身の人か、お年を召した人が使う程度です。

/// 01/05/19 ///

▼ あんばいおっせて

 「あんばい」は全国的に意味も通じるかと思います。
使い方によって上手にとか、丁寧にと云う意味です。
「おっせて」は教えて欲しいの意味で、「あんばいおっせて」は
丁寧に教えて欲しいと云う意味になります。
小さな「っ」が入りますが、発音するかしないかぐらいで詰まる
感じで言います。
柔らかく聞こえる京ことばの一つかな〜〜。

/// 01/04/17 ///

▼ ひぜんさん

 神泉苑のことを、特に地元では「ひぜんさん」と呼びます。
神泉苑(しんせんえん)の読みが「しぜんねん」へと変化し、
それが「しぜんさん」と呼びならわされているうちに、
”七”(シチ)を「ヒチ」と云う口癖で「ひぜんさん」に
訛ったものと思えます。

”七条”のことを「ひっちょう」と聞こえてしまうことも
ある京の言葉です。

/// 01/02/14 ///

▼ みと〜みやす
  「ほれ、みと〜みやす、いわんこっちゃ おへん。」
これは書き言葉の限界を感じるフレーズです。
京都の言葉をご存じない方では、アクセントなど微妙な
発音部分が伝わらないかな〜と思うフレーズです。

「ほら見てみなさい」、と言動をいさめる場合に使う言葉です。

言葉を分けると「いわんこっちゃ」、「おへん」も京都の
言葉かなと思います。

▼ いわんこっちゃ
 これはわかるかなと思います。「云ったことじゃない」…
前後の文章とつながって理解できると思います。 

▼ おへん
 これも意味を的確に表現するには難しい言葉です。
どちらかと云えば、京都の言葉の言い回しの部分です。
この例の場合、単に書けば「ない」の部分でしょうか。

/// 00/12/06 ///

▼ おことうさん。
 「京の言葉つれづれ」では久しぶりの話題となります。
「おことうさんなことで」…
漢字で書ければ「御事多さんなことで」となります。
漢字で書けば何となく意味も判るかと思います。

「御事」(おんごと)とは神迎えのこと、
「多さん」(おおさん)は用事が多いと云う意味です。
これからの師も走る時節の京都の挨拶言葉です。

十三日は「事始め」です。
京都ではこの日を境に迎春の準備を始める日です。
祇園の花街では、この十三日から一年の行事が始まると云われます。
「おめでとうさんどす。」
そして家元の「ようおきばりやす。」の挨拶と共に稽古用の扇子を
手渡すのがしきたりだとか。

/// 00/09/12 ///

▼ あのおしと、げらやなあ。
 「あの人、笑い上戸やな」と云う意味になります。
あの人は、京都の言葉では「おしと」と表現します。
一般にげらげら笑うと云う表現もあるので、云われれば
なるほど納得の言葉だと思います。

 「笑ける」(わらける)、この言葉は一時全国的に若い
女性の間で流行ったような気もするのですが、この「笑ける」と
云う表現は、もともと京都の言葉らしいのです。
そうだと云う人と、あまり聞かないと云う人がいて、ただ今、調査中です。
確かに宮中の言葉のようにも聞こえますが…

/// 00/08/15 ///

▼ ほな、よばれます。
 この言い回しは京都以外でも使われるのでしょうか?
主に食べ物を頂いた時(進物)とか、食事の際に「いただきます。」に
代わる言葉として使います。

「ごちそうさま」は、「ごちそうさんどした。」となるかな〜。

/// 00/07/26 ///

▼ きずつない
 つきおうてもうて、きずつない こっとすなあ。
「きずつない」は心苦しい、すまないことで、の意味です。

** 一口メモ **
 「五十日(ごとび)」、「五十払い」
五と十のつく日に集金をおこなうというもので、京都のみならず、
関西で一般的な商慣習です。
この五十日が月末近くであったり、月曜日であったりすると、
普段以上に道路は渋滞します。

/// 00/07/13 ///

 ちと、いそがしゅうて間があきましたな〜、申しわけおへん、
堪忍しとおくれやす。

▼ えらいえんまへん 
 言葉と云うより、発音が訛っていると云ったほうが正しいのかも
知れませんが、謝る場合で「すいません」の意味で使われます。

▼ じゅんさいな
 そなじゅんさいなことしたらあきまへん。
「いい加減な」と云う意味です。

/// 00/06/25 ///

▼ せえだい
 「うんと」、「せいぜい」の意味です。
せいだい、おきばりやす。となります。
「おきばりやす」も京都の言葉かな〜。
「がんばって下さい」の意味です。

▼ おきばりやす
 同上
 
** 一口メモ **
 鱧(はも)の落とし。
京都は七月にはいると祇園祭です。祇園祭の別名は屏風祭りとも云いますが、
鱧祭とも云われます。暑い京都の夏を乗り切る味覚のひとつです。
鱧をさっと湯引きし、冷水で寸時に冷やしたものを「鱧の落とし」と
云います。

食べ方は梅肉あえ、酢みそで食べるのが京都では一般的です。
柔らかな身とコリコリっと歯応えのある皮が美味しいです。
市場などでも売られる家庭の味覚です。

/// 00/06/12 ///

▼ おしまいやす
 この言葉はちょっと受け止める印象とは違った使われ方をします。
挨拶の言葉で「こんばんは。」の意味です。

▼ おしめり
 今の梅雨時に関係する言葉です。少しの雨の意味です。
でも梅雨の雨は「うっとおしい」と云う言葉、その意味合いの会話を
するかな〜。
この「おしめり」は長く晴れの日が続いて、一雨ほしい頃に
降る雨に対して、「ちょうどええおしめりどすな。」となります。

** 一口メモ **
 話題とは全く関係ないですが、京都には東西、南北の通りを覚えるための
童歌があります。歌なので旨く伝わらないかと思いますが、その歌詞だけ
紹介してみます。

<東西の通>
丸竹夷ニ押御池        | 丸は丸太町通、竹は竹屋町通と
姉三六角蛸錦         | この童歌を覚えていれば、通りの
四綾仏高松万五条       | 順序は判ります。
雪駄ちゃらちゃら魚の棚
六条三哲とおりすぎ
七条こえれば八九条
十条東寺でとどめさす

<南北の通>
寺御幸麩屋富柳堺高
間之東に車烏丸
両室衣新釜西小川
油醒堀葭屋猪
黒大宮松日暮に智恵光院
浄福千本はては西陣

/// 00/06/05 ///

▼ あきまへん
 この言葉は判りやすいかと思います。
「だめです」の意味です。

▼ てんご
 冗談という意味合いが強いですが、悪ふざけと云う意味でも使います。
「そんな、てんごしたらあきまへん。」
「そんな、てんごばっかりゆうたらあきまへん。」となります。

▼ ゆう
 「言う」の意味ですが、発音としては「ゆ」に近い「いゆ」に
なるかと思います。

 掲示板で少し話題となったので、このページにも記しておきます。
京都の「じゃんけん」の仕方です。
「じゃーいけーんで、ほーい。」、それもかなりゆったりした
発音なのです。そして「んで」の部分でアクセントが急に上下します。
「ん」で下がって「で」で上る感じです。

 学生時代に大阪方面の友人も出来るようになって、テンポが合わず
笑われたり、面白がられたりしたことを思い出します。
京都では普通なんですけどね〜〜。

/// 00/05/24 ///

▼ もっさい
 センスが悪い、やぼったいと云う意味です。
「もっさい格好して」とか「もっさいから買うの止めた」という
使い方をします。割と年代を問わず使うかな〜と思います。

▼ ももける
 けばだつと云う意味です。
「そで口がももけて、もっさい格好になってしもた」となります。


/// 00/05/17 ///

▼ みっき
 ちょっと、みっき!!、
これはちょっとタイムと云う意味です。「ちょっと、たんま」と
云う言い方が一般化していますが、一部地域でこの「ちょっと、みっき」と
云う言い方もするようです。

 言葉からは少し脱線しますが、京都で四条に出ると云えば、
繁華街である四条河原町のことを指します。ガイドブックにも
そういう記載があるのか、よく四条にはどのバスで行けば良いのかと
聞かれることがあります。この質問には時として困ってしまうことが
あります。京都では暗黙の了解で、四条といえば四条河原町のこと
ですが、他の地域の方が尋ねている場合、四条河原町のことか、
四条烏丸、あるいは四条大宮なのか判らないのです。

大方の方は四条河原町のつもりで尋ねておられることが多いですが、
一度、よくよく行き先を聞いてみると壬生川四条だったと云う
経験もあります。四条と名が付く地名は四条通沿いに何十、何百と
あったりします…


/// 00/05/13 ///

▼ 一見(いちげん)さんお断り
 これは京都の言葉と云うより、京都のしきたり、制度と云った方が
適当なのかも知れませんが、少し紹介してみます。

 芸妓さんや舞妓さんと遊べたりする、祇園のお茶屋さんの多くは
「一見さんお断り」を守っている所が多いです。
紹介者のいないお客は、お断りしますと云う仕組みです。

最近は多少ゆるくなって来て、一流ホテルや旅館からの紹介の場合は、
受け入れるという話もチラホラ聞こえてきます。
これも不況の影響かな〜。

いわば会員制と云ったしきたりですが、この背景を考えてみたいと
思います。よく云われるのは、何処の誰だか判らない人に接待は出来ない、
お客のプライバシーを守るため、お客の優越感を満足させるため、お客との
長いつき合いを維持するためなどなど。

そして、お茶屋さんには少し当てはまらないですが、産直で仕入れた
食材の値段は言い値、買い値だから、お代の請求もその時点では出来ない
からだとか、色々とあります。

どれもこれも当たらずとも遠からずで、これらが一体となって続いてきた
しきたりでしょうか。

でも、ひとつ云えることは、「一見さんお断り」と云うしきたりが
今もって維持できていると云うことです。そこにはリピーターの
存在がある訳で、その気にさせるだけの芸を持ち合わせていると
云うことでしょうか。

この点は現在の商売にも通じる部分だと思います。
しきたり、慣習の上に胡座をかいている商売、悪徳商売、詐欺商売に
明日はない〜〜。

/// 00/05/09 ///

▼ おきばりやす
 この「おきばりやす」は京都の言葉かな??
「きばる」と云う部分は、他の地方でも使うような気もしますが…

比較的意味は判りやすい言葉かと思います。
「がんばって下さい」と云う意味です。
他にニュアンスとして、「大変ですね」と同情の心が含まれて
いる場合もあるかな。


▼ べべ
 文字にすれば「べべ」だけれど、前後の言葉、話の中では
二通りの使われ方があります。

まずひとつは、「着物、服」と云う意味があります。
”あのお人、ええべべきたはるなぁ”という使われ方をします。
私でも意味は判りますが、年輩の方しか使わない言葉になりつつあります。

 もうひとつの「べべ」の使われ方は、物事の一番最後と云う意味が
あります。競争の最下位と云う場合も使います。

類似語として「べべた」、「べった」、「べべちゃこ」と云う
言葉もあります。この「べべ」、「べべた」は世代を問わず使うかなと
思います。

 ただ、京都は学生の街、人口の数パーセントは学生です。
若者と云っても他の地方から勉学に来ている人は使わないかも知れません。

 ここで取り上げた言葉で、私のところは違った表現をするとか
ありましたなら、是非お知らせ下さい。


/// 00/05/03 ///

▼ むしやしない
 虫養い?!
漢字にすると変かな〜。「むしやしない」は小腹の空いたお腹に
ちょっとした食べ物で、空腹感を満たすことを指します。
お腹の虫を養ってあげる程度に食するという意味でしょうか。


▼ 京のぶぶ漬け
 京都の言葉ですが、この「むしやしない」のように
少し特殊な言葉は、普段、使う機会は減っていると思います。
京のぶぶ漬けと云う言い回しもありますが、この言い回しも
周囲の人に聞いたところ、使った経験のある人、またその使われる
場面に遭遇した人は誰一人いなかったです。

これは、「ぶぶ漬け(お茶漬け)なと用意しましたさかい
食べていっておくれやす」の言葉には、もうそろそろお開きにしましょう、
と云う意味が込められています。やんわりとお引き取りを願う言葉です。
そうした暗黙の了解のうえに成り立つ会話です。
でも実際この言い回しを使うと聞いたことがないです。
本や雑誌に紹介されて、一人歩きしている言葉の一つかなと思います。
原典は落語にあるそうです。

/// 00/04/30 ///

 ようこそ、おこしやす。
ぼちぼち紹介してまいりまひょ。

 京都の言葉を思いつきのまま紹介していきます。
しかし、実のところ難しい分野かなと思います。文字ではアクセントは
伝わらないし、京都の言葉には文字に表した場合、同じ文字の羅列でも
その場、その時、ニュアンスによって多少意味が違う場合があります。

例えば「よろしおすなぁ」と云う言葉、一見、肯定的な表現に思えますが、
これが時と場合によっては否定的な意味に使う場合もあります。
語尾の上げ下げによって、意味が変わってくる言葉があったりと
文字情報として伝えるには、少し難しさもあります。

また自分が普段使っている言葉が京都の言葉なのか、そうでないのか
自分では判らない部分があります。普段意識してこれは京都の言葉だと
認識して使っている訳ではないので、なおさらです。

でも、確かに他の地域に行って話をすると、京都の方ですか?
関西の方ですか?、と聞かれることは多いです。

テレビや雑誌で取り上げられて、これ京都の言葉だったんだと
気づかされることもあったりします。京都に住む者より他の地域の
人の方がその判断は簡単かな〜と思います。
これは方言に共通する事柄でしょうね〜〜。

 京都を表現する場合、「はんなり」とした風情、とかの表現が使われますが、
意味を書くとすれば、「上品な」という意味になるのだろうけれど、
使う場面によっては、おおらかなと云うニュアンスで使う場合もあります。
何にでも応用の利く言葉でしょうか、考えてみると京都の言葉には
この種の言葉が多いような気がします。

これは京都の文化とも通じるところかなと思います。
1200年にわたって栄えてきた京都ですが、歴史を顧みると、政治権力争いの
渦中に置かれたり、とばっちりを受けたりの中で町衆はしたたかに生き抜いて
きた歴史があります。その過程で育まれてきた文化ですから…

本題からそれそうなので、言葉の話に戻しますが、この「はんなり」に
代表されるのが京都の文化でしょうか。

同じように京都を表現する言葉に「まったり」と云う言葉もあります。
食べ物の味に対して使うことが多い言葉で、とろけるような様と云う
意味ですが、穏やかな様、落ちついている様と云った意味でも使うことが
あります。

 言葉について、笑い話をひとつ。。
友人が旅館に泊まって、夕刻外出しようとすると、女将さんに
「早ようお帰りやす。」と云われて、門限でもあって早く帰って
来なければならないのかと思ったそうです。
これ、京都では「気をつけて行ってらっしゃい」の意味です。
京都では何気ない会話ですが…

 この言葉シリーズは年輩の方に、聞きかじったりして、今後も続けて
いきますので、どうぞ、よろしゅうに!!
ほな、さいなら。。

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