/// 竹伐り会式、鞍馬寺 /// (01/06/12)
京都の初夏の風物詩、鞍馬寺の竹伐り会式です。 六月二十日に行われ、蓮華会とも云われます。 平安時代の初期に峯延上人が修行中に現れた大蛇を 切り捨てた故事にちなむ行事で、青竹を大蛇に 見たてて、五段に切り分けます。この青竹は雄蛇を 表し、他に根の付いた雌蛇を表す細い竹も用意 されますが、こちらは儀式の後で植え戻されます。 「近江座」と「丹波座」に分かれて競うように なったのは江戸時代中期以降のことで、その年の 農作物の吉凶を占います。 下の写真は竹伐り会式の前に行われる舞楽で 演目は毎年異なります。