/// 京都、鳥居のこと /// (13/01/07)
鳥居の起源は日本独自とする説、インド、中国などからの渡来と する説もあって定かではないようです。 語源についても「鶏が止まり居る横木」とか「人が通り入る門」 との説があり、こちらもよく判らないようです。 ただ、鳥居から内側は神聖な神域との何らかの区切りって意味は 誰もが持ち合わせる思いでしょうか。 写真は一般的な石造鳥居、木造鳥居の名称です。 他に柱と島木の接合部に台輪と呼ばれる台座がある鳥居もあります。 笠木(かさぎ) :鳥居の最上部の横木 島木(しまぎ) :鳥居の上部にある横木 貫 (ぬき) :下段にある横木 額束(がくづか):額が掲げられることもある束 木鼻(きはな) :木の端、貫の柱から外側の端の部分 亀腹(かめばら):柱を載せる盆形の台 反増(そりまし):笠木・島木の端が反り上がっている部分 また、写真に紹介はありませんが、二本の柱が八の字に傾斜していること、 その度合を転び(ころび)と云います。 |