このページではベルセルクにおける数々の謎等を独自に考察しています。
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○蝕216年

 蝕の発生216年に一度といわれている。
 この216という数字にどんな意味があるか考えたことがあるだろうか?実は私もずっと気になっていて、ある日突然解答に辿り着いた。
(もしかしたら、周知の事実とか私だけが気付いていなかっただけなのかも知れませんが・・・・・。)

 話は少し脱線するが、「オーメン」という映画をご存知だろうか?。主人公ダミヤンの旋毛に見られる悪魔の数字「666」はあまりに有名である。
 この悪魔の数字が216と深い関係をもっている。
 すなわち、
 216=6×6×6  である。

 「6」という数字は良い意味で無いらしい。
 たとえば、六芒星は△と▽が組み合わさった形をしている。元々「3」は「完全な状態」「神」「宇宙」を表す数字で三角形△もまた同様と解されている。そして▽が組み合わさった「6」や六芒星は「融合」や「調和」のほかに逆に「混沌」「悪魔」などの意味を有している。
 こういった考え方から悪魔崇拝の黒魔術は六芒星をシンボルとし、オーメンにあっても「6」が「3」つ続く「666」を完全な悪魔を意味する数字としたとも考えられる。
 ちなみに「666」が「悪魔の数字」という設定のオリジナルは新約聖書の「ヨハネの黙示録」第13章第18節「思慮のある者は獣の数字を解くがよい。それは人間の名を指す数字である。その数字とは666である」。

 翻ってベルセルクを見た場合、魔の象徴としてのゴッドハンドは5人であるが、もし6人目がいたとすれば、それは魔の最終形態と言える者に違いない。
 通常はフェムト誕生から216年経たないと6人目が誕生しないはずである。しかし、あえて極論すれば、蝕による転生者だけでなく、蝕を模した現象で転生した者であっても6人目と考えてよいのではないか、言い換えれば、受肉したグリフィス自身が魔の最終形態なのではないかと考える。

 すこし行き過ぎかな?
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