このページではベルセルクにおける数々の謎等を独自に考察しています。
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○ベッチーの所有権

 ベヘリットの「ベッチー」。
 ご存知のとおり、ガッツが所持しているベヘリットの俗称(パックが勝手に言ってるだけ・・・)である。
 このベッチー、元々伯爵の物だったが、バルカスが盗み出し、ガッツはバルカスから半ば強引に譲り受けた物である。ガッツもその経緯を知っており、法律的に見れば悪意の第3者であるガッツに所有権は無く、テレジアにその権利は相続されるはずであった。しかしながら、テレジア自身ベヘリットの存在を知らず、また相続を明示するものがないため、必然的にそのとき所持していたガッツの所有物と認識されてしまっている。
 そんな状況だから、パックが「俺の」と公言しているのは更に言語道断な行為といってよい。

 まぁ、どうでもいいけれど・・・。


○ベッチーの存在意義

 ベヘリットは本来所持すべき者の所に存在する物らしいが、ベッチーは現在所持しているガッツが本来持つべき物と考えていいのだろうか。

 もしそうであれば、ガッツもまた転生する運命にあるのかも知れない。
 実際、「断罪編 縛鎖の章 闇の獣」でガッツを取り巻く悪霊がその様なことを示唆していた。ガッツ自身は「俺は俺のままでアイツ(グリフィス)に辿り着いてみせる」と言っているが、生身のままではグリフィスに届かないとなった場合、”化物に転生してでも・・・”という気が絶対起きないとは言い切れないだろう。

 もう一つ仮説として、ベッチーの意義は、ガッツが転生以外の目的(復讐か?)でゴッドハンドを呼び出す手段としての存在とも考えられる。
 ゴッドハンドを呼び出す具体的な方法が不明のため行動を起こしてはいないが、ガッツがベヘリットを持つ理由は間違いなくこれであろう。ただし、あくまでガッツの理由であって、物語として本当の存在意義かどうかは今後の展開を見るほかない。

 また全く別の観点から、ガッツは運搬役に過ぎないという考え方も成り立つ。つまり、本来ベッチーを持つべき者は他に在り、そこに辿り着くまで一時的にガッツに預けられているいうもの。
 ただしこの仮説は、ガッツが所持している期間が長すぎるため考えにくい(意外とパックが本来の持つべき者だったりして・・・、であれば期間が長いとしても的外れとはいえなくなるが。何に転生するのでしょう?ガッツを守る甲冑とか?(髑髏の騎士みたいに?))

 他にも、グリフィスが再度転生ってのはどうでしょう?レベル落とす訳だし、やっぱダメかな。それならベッチーの大きさからしてガッツの大砲弾として利用したしてみるつーのはどうよ!

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