このページではベルセルクにおける数々の謎等を独自に考察しています。
これらはあくまで個人的なものであり、ここで記述された内容には独善や誤解による間違いが含まれている可能性があります。
万一、これにより貴方に何らかの障害が発生したとしても当方では一切責任を負えませんのでご了承ください。

○ベルセルク第83話「深淵の神 (2)」とは

 ベルセルク第83話はヤングアニマルには掲載されていたがコミックへの収録が見送られたという噂の回
 グリフィスが暗黒の中に沈んでいき、ラストシーンが「・・・神?」で終わったコミック第13巻「深淵の神」の続編にあたる。

 内容は次のとおりであるが、詳細の公開はまずいと判断したため伏せている。
1.「深淵の神」について
2.「ベヘリット」について
3.グリフィスの出生について
4.グリフィスの望み
−深淵の神は言った。「あるがままに、あれ」−
−グリフィスは求める。「ならば、翼を」−
−深淵の神は言った。「望むままを行なえ、選ばれし者よ」−
−そして・・・−
−神の祝福におくられて、白い鷹は復活を果たした!!−

○コミック未収録の真相

 第83話「深淵の神(2)」はベルセルクにおける世界のディテールが語られ、極めて重要なエピソードであるにも拘わらず、なぜコミックに収録されていないのか?

 考えられる理由は3つ
(1) 誤りであった。
(2) 作者にとって、作品としては未完成又は不十分であった。
(3) 世界観の解明的意味が強いため、時期尚早とされた。

 うち、(1)は現実にヤングアニマルに掲載されたるのだから却下。
 また、(2)だとすれば、ベルセルクは元来コミック化に際して加筆や修正が常であり、それで対処していないのは逆におかしい。
 結局、(3)が妥当なところ。第83話は依然序章の一部(全体の流れの中で大きなウェイトと量を占めていることは否定できないけれど)であり、実際問題として、ディテール解明を物語の序章で行うことはまずあり得ない。
 現在、本編は「千年帝国の鷹」編に突入し、グリフィスが受肉という形でメインに戻ってきている。
 そういう意味では、いつコミックに収録されてもおかしくない状況にあると言えるだろうが、あるいはそのままコミック化せずに、魔女フローラの発言を通じて一部を披露したように、物語の部分部分に少しすつ散りばめて全体を見せるというやり方を取るつもりかも知れない。
 なお、個人的にではあるが、「深淵の神」の姿については、書き直しを期待している。

 〜どうでもいい独り言〜
 あ〜、そういえば、ウルトラセブンの第12話「遊星より愛をこめて」も現在は欠番になっていたんだっけ・・・。
 まぁ、コチラは理由がハッキリしているんだけれどね。
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