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創造の御業 池田 豊

19.蟻やカマキリだって変わってないぞ! アリャッ?

 肺魚、シーラカンスは7000万年前、あるいは、7500万年前に絶滅したと言われ、魚と両生類との中間の鍵を握る古代生物だとも教えられてきました。ところが、1939年にマダガスカル沖で元気に泳いでいるシーラカンスが西洋人に発見されて以来、何十匹と生きたまま捕獲されています。このことは、7000万年あるいは7500万年(これらの年代は進化論者が主張した年代)かかったとしてもシーラカンスが他のお魚や動物には進化しなかったことの証明にはなっても、魚が両生類に進化したことの証拠とはなり得ません。シーラカンスは、魚が陸上動物としてはい上がる進化の過程の鍵を握る幻の中間種だという主張は人間が想像力を働かせて作り上げたお話にすぎませんでした。事実を観察した結果、科学的に導き出された結論ではなかったのです。 同じように、他の化石を見ますと、オオムガイはかつて3500種類以上あったことが確認されています。中には3〜4メートルもある大型のものが生息しておりました。ところが、今、現在私たちと同世代に生息しているオオムガイはわずかに6種類だけです。そしてサイズは15pからせいぜい20pまでの大きさです。このことから、同種の生物の多種多様なバラエティーの内から絶滅したものは数限りなくあることは説明できますが、環境の変化と共に新種の生物が進化の結果生みだされたと言うことは説明できません。最初、どのようにして多種多様な生物が生じたのかは説明できないのです。シーラーカンスと同じように化石の時とまったく同じ、そのままの姿、形で現代でも生きている動植物はたくさんあるのです。5000万年前の化石だと言われている、コウモリも、蚊も現在生息しているコウモリや蚊とまったく違いが見られません。4000万年前の蟻だ、何百万年前のカマキリの化石だと言われているものでも、今日私たちが見ることのできる蟻や、カマキリと全く同じで、変わってはいないのです。
アリャッ?・・・

   20.ダーウィンさんの正直なお戸惑い

 進化論では、最も単純な生命体が徐々に複雑な生命体へと変化していったと考えます。しかも長い時間をかけて偶然の繰り返しでそうなるというのです。現在観察できる生物は、あまりに種と種の間の変化が決定的に違いすぎるので、今ではもう存在しなくなった、種と種の間の中間的な生物があったに違いないと主張します。そしてそれをミッシングリンクと呼びます。ところがそのような移行中間型の生物の化石は発見されていません。ダーウィン自身もそのことを良く知っていて、岩波書店発行「種の起源」中巻、第9章に以下のような戸惑い隠せぬ文章を、正直に残しています。 「・・・かつて、地上に存在した(であろうとダーウィンが勝手に思いこんでいる)中間的変種の数も実際は、巨大な(ものすごい量の)数であったはずである。それならば、なぜ、すべての地質学的岩層や地層がこのような中間的な環(リンク)の化石でいっぱいになっていないのであろうか。・・・このことは、私の学説に対して提起されうる異論の中で、最も明白、かつ重大なものであろう。そのことの説明としては、私の信ずるところでは、地質学的記録が、極度に不完全であるということにあると思う。」つまりダーウィンはこう言っているのです。「中間的な生物の化石はホントは沢山あったはずだが、今はどこにも見あたらない。これは、進化論にとって致命的ともいえる攻撃材料となる。でも、ダーウィンが間違ってるはずはない。地層の研究がまだ始まったばかりで不十分だから見つからないだけだ。もっと多くの地層を掘り起こしたらきっとミッシングリンクの中間的生物の化石がいっぱい出てくるに違いない。」 しかし、
掘れば掘るほど進化論に都合の良い物が出てくるどころか、化石と化石を含む地層研究からは聖書の創造とノアの大洪水の証拠を裏付けるものばかりなのです。

21.マンモス君の冷凍肉、今もワンちゃんのエサになる?

 1950年発行のエンサイクロピディア・アメリカーナのvol.18.p.180には大変興味深い情報が掲載されています。それは、シベリアの氷づけになっているマンモスなどの生物についてのことです。進化論では、徐々に氷河期となり、マンモスは食べる物がなくなったので絶滅したということになっています。今日も、シベリアには約5千万頭ものマンモスが凍りづけ、冷凍保存されていると言われています。百科辞典アメリカーナには以下のように記されています。「シベリアでは、無数の動物がゴミの中に凍っているのが発見された。その中には、あまりに急激に凍ってしまったため、髪の毛や肉がそのまま保存されているものもある。そりを引く犬が、喜んで食べるほど新鮮な状態に保存されているものもある。」サタデー・イブニング・ポスト誌は、「凍りついた巨大生物の謎」という記事で、「北極圏の氷原の大部分は、暑さ1bから300b以上のゴミの層で覆われている。この層は、様々な物質のあつまりであるが、そのすべては凍りついて堅い岩のようになっている。・・・大量の骨、動物の死骸全体を含んでいる場合もある。それらの死骸の多くは、まだ完全にみずみずしく、無傷である。」と記しています。発見されたマンモスの子供の口と胃の中にはキンポウゲなどの温暖な地域にしか生息しない青草が観察されています。これは、突然、冷凍保存される前には、このマンモスくん、お食事の真っ最中だったということを意味するのです。瞬間的に凍りづけになるような超異常現象、そしてそのような大量の水はどこから来たのでしょう。???

22.化石になってる恐竜さんの落とし物

 ダーウィンは化石を調べればミッシングリンク;移行中の中間種の存在を証明できると期待しました。ところが、現在、多くの化石が発掘されていますが、中間種の存在を裏付ける化石などは一つもありません。それどころか物言わぬ化石が、ダーウィンの期待をうち砕く、多くの情報を提供しているのです。筆者の故郷は、日本でただ一個所、翡翠の産出地として有名な新潟県糸魚川市です。近年、糸魚川にフォッサマグナ・ミュージアムという博物館ができました。筆者の父が採取した翡翠のコレクションの中に、片理構造の顕著な世界でも珍しいコスモクロア輝石を含むヒスイ輝石岩があるということで、父の翡翠も第3展示館への寄託を依頼され、陳列されています。そこには、翡翠の他に、数多くの化石も陳列されています。

以前私たちがその博物館を訪れたとき、大変面白い化石を見て参りました。ソフトクリームを太く、長く引き延ばしたような形のうす茶褐色の化石です。大きさは40〜50pほどありました。何だと思われますか?最初私たちもそんな奇妙な化石を見るのは初めてだったものですから、化石の前の解説文を読んで、思わず「エ、エェ〜ッ!!」と大きな声で叫んでしまいました。それは、恐竜の排泄物だったのです。サンプルは一つだけではなくいくつか陳列してありました。まさに湯気が立ってきそうなリアルな感じの一品です。バラエティーに富んだ形、色です。恐竜の肛門のヒダヒダでできたと考えられる筋までくっきりと残っているシロモノです。しかし今は、カチンカチンの石になっています。進化論者たちは、化石が何万年もかかってゆっくりとできあがると説明しています。でも、素朴な疑問!恐竜のウンチのようなソフトなものが、化石になるまでに何万年もかかっていたら、形状は保たれるのでしょうか。

23.どうしてフンの化石だらけにならないの?

 進化論者たちは、化石が何万年もかかってゆっくりとできあがると説明しています。でも、恐竜の排泄物のようなソフトなものが、化石になるまでに何万年もかかっていたら、形状は保たれるのでしょうか? さらに論理を一歩進めてみましょう。もし、ごく自然に、ただ「何万年という歳月がかかるかどうかの問題だけで化石が形成される」と言うのが正しければ、私にはこんな疑問がさらに湧いてくるのです。それは、もしそれが真実だったら、きっと世界中、動物のウンチの化石で埋まってしまうほどフンの化石だらけになるのではないかという素朴な疑問です。だって今生きている猫も、犬も毎日絶え間なく排泄物を産出しているわけですから・・・ でも現実には、排泄物のような柔らかく、しかも微生物たちにとっては大変栄養価も高く、おいしい(?)ごちそうは、数日間であとかたもなくお掃除されるのではないでしょうか。フ〜ン。ナルホド。となると、進化論者の方々が主張されているように、生物の死骸が、河や海でゆっくりと堆積する沈殿作用で、ただ何万年というながーい年月を経て化石が形成されたと考えるのは多分に無理があります。むしろ、現在では繰り返されることのない、超異常現象が化石の形成に関わっているに違いないと聖書を信じる創造論の立場に立つ科学者たちは考えるのです。恐竜の排泄物は柔らかいですがそれを包み込むような細かい粒子の土砂が、ウンチの形状を損なわないような状態で、瞬間的にパックする必要があります。そのような状況が現実に起こるためには、大量の「水」がその謎を解く鍵となるのです。動物の死骸も、腐敗したり、他の動物に食べられる前に、瞬間的にやわらかい土砂にパックされるようにして埋められなければ化石はできません。水は重い物をも浮かしますし、排泄物が浮遊している回りに柔らかく土砂をもってきて、包み込むこともする手品師です。けれどもそれ以上に、大切なのは、その水がすべての高い山々をも覆い尽くすほどの量になったらその水圧はどれほどになるかと言うことです。そしてスコットランドのデボン紀を始め、多くの化石そして、シベリヤの土壌の凍死体も、みな、苦悶の内に死んだことを確実に物語っているのです。