ワーシップソングとは

ワーシップソング(略してワーシップと言うことが多い。)あるいはプレイズ&ワーシップソングとは文字通り「礼拝の歌」であり、伝統的な聖歌、賛美歌に比べて、より現代的な音楽として最近多くのプロテスタント教会で好まれるようになっています。特に若い人々にとっては、意味のわからない文語で、テンポの遅い賛美歌に比べて、より心を解放して歌いやすいのが受けているのでしょう。
しかし、音楽的趣味の問題よりも、礼拝賛美というものを生き生きとしたものに蘇らせたのがワーシップの大きな功績でしょう。ワーシップは単純なメロディと歌詞の繰り返しであるため、音符や歌詞にとらわれることなく歌うことができ、また多くの場合、歌集を見ながら下を向いて歌うのではなく、OHPスクリーンに映し出された歌詞を見ながら歌うので、解放された両手と顔を上に向けて、心を高揚させて歌うことができます。また歌詞の内容も、神を称えることが中心です。

ワーシップソングの起源

ワーシップの起源は、1960年代にアメリカ西海岸で起こった「ジーザスムーブメント」の中で生まれた「マラナサ!ミュージック」だと言われています。ここから発売された「プレイズ」シリーズのレコードが世界中にワーシップを広めました。前に述べたワーシップの特徴のため、カリスマ運動やリバイバル運動の中で霊的高揚のため積極的に用いられるようになりました。そのためにこれらの運動を警戒する教会では、ワーシップソングをも警戒する傾向があります。

日本のワーシップソング

1970年代に日本で流行した”友よ歌おう。”などの「ゴスペルミュージック」が信仰の証を中心した伝道メッセージであったのに対して、ワーシップソングは礼拝を目的としているところが大きな特徴です。またゴスペルミュージック時代にはアマチュアのクリスチャンたちがギターを片手に歌うフォークソング調で、それ以上の楽器(エレキやドラム)は受け入れがたいものでした。しかし小坂忠、岩渕まこと、久米小百合(久保田早紀)らプロが救われて活躍し始めると、日本のキリスト教会の音楽レベルは飛躍的に向上し、ワーシップソングの普及にも大きく貢献しました。(ゴスペルミュージック時代の素人っぽさもいいと思いますが。)
そして現在、翻訳ではなく日本人によるワーシップが数多く作られています。

世界の傾向

アメリカでは半数以上の教会が伝統的な賛美歌を礼拝では使わず、Praise&Worshipのみであるという統計が出ています。併用している教会も含めれば80%以上にもなります。しかも、そのような教会の会員数は、賛美歌しか使わない教会の2倍以上です。また急速に教会が増えているアジア、アフリカ、南米などはペンテコステ、カリスマ派の教会が多いことを考えると世界的にはかなりの趨勢になると思われます。
ワーシップの功績は、礼拝と賛美の刷新です。形式的でなく、心からの会衆賛美が神に捧げられる礼拝は素晴らしいものです。顔や手を上に向けて、繰り返し繰り返し、自分達の日常の言葉で神を賛美することで心が神に向けられていきます。体を揺るって歌うのは、もはやカリスマ派の専売特許ではありません。これを音楽的な趣味の違いや、表面的な違和感、習慣、文化、世代の違いから拒否するのは残念なことです。しかし伝統的な聖歌、賛美歌の価値も否定してはいけません。その中にも本当に素晴らしい賛美があります。いろいろなジャンルがあっていいでしょう。心から神がたたえられる礼拝であるならば!

いかに幸いなことでしょう/あなたの家に住むことができるなら/
まして、あなたを賛美することができるなら。詩篇 84:5

さらに詳しく知りたい方は林幸司牧師のサイトをお読みください。

日本のワーシップソングのサイト

ミクタムレコード
レインボーミュージック
VCF 可児教会(ヴィンヤード)

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