不識院は特別アルコールに強いという訳ではない。 普通にたしなむ程度であろう。 時節柄?なのか、最近は異動や退社に伴う送別会に遭遇することが多い。 あまり量を飲まなくても、その場では心地よく酔える。 心地よくなった分、みんなと別れ家路についた時にはなぜかブルーになる。 やはり、今まで一緒にやってきた仲間との別れは寂しいものである。 そんな「寂しい」という気持ちにアルコールは拍車を掛けてくれる。 普段体裁を気にする身共は、そんな赤裸々な自分を垣間見れる一瞬間が、 とても新鮮に感じられる。 しかし、そんな部分を他人にあまり見られたくないのは、若さ故のことなのだろうか。 楽しい時に酒を飲み、楽しい気分に浸りたい。 そういった日を多くしていきたい。 |