栄誉・名誉

『あぁ〜うまい食事だった〜』
一呼吸おいて壁などを見回すと、「××雑誌何号に掲載」と誇らしげに貼ってあったりする。
中には、掲載された雑誌を後生大事にクリアファイルにしているところもある。
『・・・・・』、
まぁ、それでお客さんが増えるのであれば、店の経営戦略のひとつなんだろう。
お節介ついでに言わせてもらえば、「みっともないから、やめな!」
いつまでもそんな過去の栄光に魂を縛られていてもしようがないべ〜
なんか、我が子の賞状・トロフィーがディスプレイされた応接間に通された感じで、ハッキリ言って不快である。
もっと簡単に言うと、通知票のオール5を見せびらかされているようで、ハラ立つねん!
そういうモノって、誰に見られることのないところで、個人でニヤニヤするのがいいんじゃん。
見せびらかせたくなるという衝動に駆られるのは判るが、いい加減大人なんやしね・・・
そんな掲載があろうがなかろうが、不識院はあんたの店に足を運ぶよ。
世の中そんなもんじゃ〜ないのかなぁ。
「あの店うまいよ!」って口コミで広まった方がかっこいいじゃん。
勝手な言い分やけど、味で勝負して欲しい。

この傾向は、ラーメン屋に多いよね。(それは不識院がラーメン屋に行く回数が多いからか?)
壁に張ってある何年か前の日焼けした雑誌の表紙。
麺の味まで日焼けしないことを祈っているよ。

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