視点

もうすぐ夏休みも終わろうとしている。。。
学生の皆さんには、2学期という波が間近に迫っているようだ。
受験生諸君にとっては、大切な夏休みだったのではないだろうか?
みっちりウォーミングアップは出来たのだろうか?
まぁ、大きなお世話であるが、かくいう不識院もそんな夏を過ごしたもんだ。

そこで言いたいのが、あなた方は、『備えあれば憂いなし』という言葉を鵜呑みにできるか?
ということである。
自分が当時の気持ちに戻って考えてみても、そんなことはありえなかった。
ここまでやったから入試にパスするという保証はどこにもないのだ!
極論として、どんなに備えても、憂いはつのるだよ。
これは別段入試に限った話ではない。ことに臨もうとする当人には必ず付いてまわることだ。
やれオリンピックだ〜、決勝の当日に向け、各自それこそ死に物狂いの調整を
行なうことだろう。
で、結果と言えば、全員が金メダルかと言えば、当然否である!
気持ちの持ち方ひとつなのだろうか・・・?自身、そんな気持ちにはさらさらなれないが。。。
いったいなにを望む言葉なのだろうか・・・自己癒し言葉なんかなぁ〜?
そう言ったことで、自己不安を中和しているのだろうか?とにかく不思議だ。

ついでに言っておこう。『負けて悔い無し』???
負ければ絶対悔いは残るんだよ!そういった悔しさを感じない体質になった時点で、
あなたはその勝負しているものからリタイヤすべきだ。
そんな腑抜けに、この先いったいなにが出来るというんだい?
この際更についでだ、部活動その他の勝負事に関わる監督・コーチ・顧問・etcの方々江、
『悔いのない勝負をして来い!』なんて、軽軽しい発言は避けるべきだ!
そんなことを言ってしまう輩こそ、悔い改めろ!!!

『失敗は成功の元』とはよく言ったものである。それは失敗しても、次の成功を信じ、
再びトライするモノへ与えられる言葉であろう。
今は、世評を気にして、失敗後は責任問題等で散開してしまうことが多いようだ。
偉そうなことをぬかしてきたが、乾坤一擲の勝負に負けないよう、日々牙を磨く
不識院であった。

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