紅白

まだまだ残暑冷めやまない9月ですなぁ〜
あと4ヶ月過ぎると、2000年も終わりを迎えるようだ。
やはり、今年も12月31日に紅白歌合戦は行われるのであろうか?
まぁ、なにごともないように行われるんであろう。
ここで言いたいことだが、視聴率が高い番組=「いい番組」とは言えないってことだ。
こんなことを言っているが、制作者にとっては、視聴率がすべてなのかも知れない。
そんな視聴率に、いい大人の泣き笑いドラマがあるのだろう。

紅白歌合戦もその例にもれず、スポーツ紙、週刊誌等で取り上げられている。
よく思うことだが、最近はなりふり構わずと言った言葉が似合う展開だ。
ちょっと前に、缶コーヒーBOSSのCMでもやっていたが、本来は唄で勝負だろ?
ここでひとつ浮かぶ疑問がある。毎年大がかりな舞台装置衣装で話題を呼んでいる
歌手は、NHKから、毎年の紅白出場権を確約されているのであろうか?
考えれば考えるほど、不可思議な事象である。
彼等にヒット曲はあるのであろうか?
まぁ、紅組の歌手は、某アニメ映画の主題歌などを唱ったりしていたが・・・
なんであれ、そんな話題性だけで選出されているのであれば、他の歌手の人達に
大変失礼だと思う!いろものは、いろものらしい態度をとれ!
やったモノ勝ちだと思い、のぼせ上がるなよ!
そうかと思えば、コメディアン等が企画ノリで作ったユニットが、いけしゃーしゃーと
歌手面して唱っている昨今・・・

まるでポリシーが見られない近頃の紅白である。
「時代が変われば進化するのは当たり前」なんて一見もっともらしく聞こえるが、
身共に言わせれば、生き恥をさらしているに過ぎない。
去るべきタイミングを逃すと、こうもみすぼらしくなってしまうんだな・・・
視聴率よければ全てよし!なんて頭をもった奴等に理解してはもらえないだろが。。。

そう言った、古き遺物に魂を縛られた輩共が、クリエイティブな番組を創れる
のであろうか?甚だ疑問である。
そんな疑問とともに、最近のテレビ番組が面白くないことには十分頷ける。
それとも、過剰ではないが、期待するだけバカなんかなぁ〜

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