むらさきすぽーつ

いつの時代も、人間が営みを続けてきた過程に、流行り廃りが繰り広げられてきた。
世の中は無常であり、勢いの盛んな者もついには必ず衰えほろびるらしい。。。
平家物語の語りをかりるなら、盛者必衰。

ものごと全てが全部、廃れていくとは思わない。
中には、スタンダードへと移行するもの。伝説へと変貌を遂げるものさえある。

そう言った意味も含めてだな、、、
今だに目にするムラサキスポーツの袋を持った人。
(まぁ〜ホントに希に見るんやけどね…)
ズボンをズリ下ろして穿いている連中。
時間を経て見直してみると、滑稽に思うのは身共だけだろうか…
それとも意に反し、若者のスタンダードと化してしまったのだろうか?
まさかね。。。

流行に流されるなとは言わない。自身が新モノ好きであるゆえに。
が、引き際を見誤ると、滑稽とうつってしまう。
しかしだ、時を大きく逸脱してのコンタクトは、2つに大別される。
そのひとつは、再ブーム。後々サイクルと変化するのだろう。
ファッション業界なんてその代表例ではないだろうか。
もうひとつは、愛好家だ。

そして改めて感じることがある。
時間とは、心の傷を癒すのに、重要な働きをしてくれるらしい。
反面、確実に老いへと誘うわけなのだ。
やり直しのきかない過ぎ去った瞬間(とき)。。。
まったく持って、「時は金なり」とはよく言ったものである。







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