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●Vol.5

00.04.25


 
私のまわりにも、除々に「せっけんシャンプ−」に きりかえる人が増えてきました。なんのトラブルもなく切り替えられた 人や、ちょっと使用感に不満をもちながら使っている人とさまざまですが、 改めて「せっけんシャンプ−」の使い方を書きたいと思います。

初めは固形せっけんではなく、液体のせっけんシャンプ−を

 合成のシャンプ−からいきなり固形せっけんはやはりちょっとハ−ドな 気がします。最終的には固形せっけんで洗うほうが、ボトルもいらずエコロジ−ですが、まずは液体のもので。

ブラッシング・湯洗いで汚れをおとす

できれば乾いた髪の状態で1分ほどブラッシングをしたほうがいいようです。 (埃がとれる)その後、湯洗い。
頭皮までまんべんなくお湯がゆきわたるよう充分に濡らして下さい。
これで、かなり汚れがとれます。

初めてのせっけんシャンプ−の時は先にリンスをする

本当に初めてせっけんシャンプ−をする時は湯洗いの後 リンスをして(せっけんシャンプー用リンス・クエン酸リンス・食酢)洗い流し、それからシャンプ−をしたほうが洗いやすいといわれます。
この場合もシャンプー後のリンスは必要です。

とにかく地肌を洗う…

髪の汚れは、お湯ですすいだだけでかなりとれます。とりたいのは地肌の汚れ。地肌で泡立っているか、そこがポイントです。そして、爪をたてずに指の腹で優しく洗います。
シャンプ−は1度洗い、2度洗いか?地肌での泡立ち方をみて、洗う回数をかえればいいと思います。

そして、よくすすぐ…

リンス前のすすぎは思っている以上によくすすいで下さい。
できればシャワ−ですすぐのがいいです。地肌を優しくすすぎます。
このすすぎが充分でないと、乾いた時にせっけんカスが残ったりします。

リンスでPHを整えよう!

せっけんは御存知のとおりアルカリ性。そこで、酸性リンスをして、PHを調節します。
リンスは「せっけんシャンプ−用リンス」か「クエン酸」「食酢」でするのが一般的。(まちがっても、合成リンスは使わないで下さい。)
「せっけんシャンプ−用リンス」はそのまま手に取って髪につけるか、洗面器にお湯を入れてそこにリンスをいれてその中で髪にゆきわたらせる。
「クエン酸」(薬局に売っています)は洗面器にお湯を入れて、そこに 小さじ一杯ぐらいのクエン酸をとかし、その中で髪全体にゆきわたらせる。
「食酢」は洗面器にお湯を入れて、そこに盃1杯の食酢をいれて、その 中で髪全体にゆきわたらせる。いづれの場合も少し時間をおいてから、お湯でよくすすいで下さい。


 初めはやはり「せっけんシャンプ−用リンス」がオイルも配合されており使いやすいです。
  「食酢」はニオイがきついので、慣れるまでちょっとツライですね。
「クエン酸」だけだと私にはちょっとさっぱりしすぎるので、椿油を2滴ほど加えます。(人によると思います)

 

最後にドライヤ−で乾かす

髪の長さによりますが、髪や地肌が濡れたままだと、雑菌が繁殖しやすいので、7・8割乾く程度にドライヤ−をかけます。
  ただし10cm以上離してかけたほうが、いいようです。 髪が濡れたまま寝てしまうのはよくありません。



 私はなんの変化もなく、切り替えられたのですが、 このポイントに気をつけてシャンプ−・リンスしても、せっけんカス(脂肪酸塩)が 残ったり、ベタベタしたりする方がいるようです。
  その原因は合成シャンプーで髪が痛んでおり、キュ−ティクルの間にせっけんカスが たまるようです。
長い人では半年も不調がつづくそうです。
そんな不調をどうやってのりきるか?
シャンプ−やリンスの種類を変えてみるというのも大切ですね。
そして、 人によって、使用感はまちまちです。種類を変えることにより、改善することもある かもしれません。 あとは、やはり「気構え」でしょう。 私はどうして「合成シャンプー」から「せっけんシャンプ−」に切り替えたかといえ ば、常に髪や体に少量でも化学物質が残っていてそれがどういう作用をするか わからないという点でしょうか。
もちろん環境の為でもありますが。 「せっけん」には長い歴史があり(3000年)安心して使えます。 もう、出来れば合成洗剤は使いたくない。その「気構え」が不調をのりきるポイント でしょう。 あと、髪や体は食生活にも左右されます。バランスのとれた食生活を心掛けたい ものです。

*参考文献「せっけんシャンプ−快髪読本」石井妙子著 三五館

<マーシュ店長 山本>

<マーシュ>

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