メニュー・エディタ



 メニュー・エディタを使いたいときは、.Rc ファイルを開いておいて、メニューの「資源」→「メニュー追加」を押します。

● Caption(見出し)

 入力した文字列が、メニューに表示されます。
 見出しに、一つの - (マイナス)を登録すると、分離記号(セパレータ)になります。
 ショート・カット・キーを使いたいときは、ショート・カット文字の前に & を付けて下さい。
例:
コピー(&C)

● Accelerator(アクセラレータ)

 上の項で出た、「ショート・カット・キー」は、「メニュー項目が表示されているときに」、一つのキー(もしくは、[Alt]キーの後に続ける)で、項目や機能を選択するものです。
 これに対し、項目が表示されていなくても効果があるのが、「アクセラレータ・キー」です。ホットキーとも言います。
 したがって、アクセラレータ・キーは、複数のキーの組み合わせ(Accelerator table)で定義されます。メニューを開かずに、項目にアクセスすることができます。

 Accelerator の下の入力枠で、アクセラレータ・キーとして欲しいキーを、押して下さい。

 注意!
 ホットキー・コントロールとして、キーを入力できないものが、いくつかあります。
 この場合は、キーの前に、\t を付けた文字列を入力して下さい。
見出し文字列の例:
Delete\tDel

● Name(名前)

 メニュー項目の名前を、入力します。
例:
IDM_ファイル_開く

 注意!
 MENUEX 資源だけが、メニューバー、ポップアップ、および分離記号(セパレータ)に、名前/IDを持つことができます。

● ItemID.

 メニュー項目のためのIDです。
 注意!
 IDの最大値は、32767です。

● HelpID.

 ヘルプのIDです。
 注意!
 MENUEX 資源だけが、ヘルプIDを持つことができます。

● Checked.

 チェックを入れると、メニュー項目のデフォルトが、チェックが入った状態になります。

● Grayed.

 チェックを入れると、メニュー項目は灰色(無効)になります。

● Right alling.

 チェックを入れると、メニュー項目は、左そろえになります。

● Radio.

 チェックを入れると、メニュー項目に、ラジオ・ボタンがつきます。

● Ownerdraw.

 オーナードローは、メニューなどの描画処理を、Windows側ではなく、プログラム側(オーナー)で行うことです。
 プログラムで描画処理を記述するので、Windowsの画一的なデザインのメニューではなく、個性的なメニューを作ることができます。

 チェックを入れると、メニュー項目は、オーナードローになります。

● Arrow buttons.

 左:インデントを戻す。右:インデント(字下げ)。上:項目を上に上げる。下:項目を下に下げる。

メニュー・プロパティ

● (ID).

 メニューの ID

● (Name).

 メニューの名前

● (StartID).

 メニュー項目の開始 ID

● Language.

 メニューの言語設定

● MenuEx.

 ここが True になっているメニューは、MENUEX 資源です。



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