レンズ所感


OLYMPUS Zuiko 35mm f=2.8

2003.2.9記(2.16改)

今年の新春初精進は、いよいよ最期のzuiko精進。(お金ない) 事前調査では「シャープ」とか「コントラスト高い」とかの褒め言葉と、お決まりの「黒が潰れる」とかいう悪評(ホントかよ)のオンパレードです。しかし、実際にはどうでしょうか。楽しみでした。

今日、一本撮った感じでは非常に使いやすいレンズです。軽量コンパクトで、寄れて(0.3m)。ピントの山は掴みやすく、解放から優秀な事を伺わせます。発色も意外に(失礼)普通で(これはベルビアのおかげかも知れませんが)問題は感じません。黒が潰れるとか、白トビが激しいとか・・・今のところ分かりません。ポジには全部写っているにもかかわらず「焼けない」というのは当然ありますが。像面彎曲も少なく、ど逆光ではわずかにフレアが出ますがそれ以外は全く持って「優等生」です。このレンズ、新品で買って良かった〜!35/2と比べると、確かに色の「濃さ」ではあちらが上かな。線はこちらの方が細いように思いますが、正確には比べてみないと分からないですね。宿題です。ボケ味は悪く無いです。F2.8ですから、大きなボケは期待できませんが滑らかに溶けています。また、これはポジを見ていただかないと分からないと思うのですが何故か立体感がある描画ですね。大変気に入りました。

最近35mm付近の「準広角」の購入が多いので、この焦点距離を意地になって使っていますが、相変わらずへたくそです。早く「好き」と言えるように頑張っています。

#1 雪解けの地に花が咲く

いやー、スキャナーのテストみたいな画像で・・・全然良さが伝わりませんね。暫定版と思って下さい。顔を起こせばシャボン消え・・・苦労したのですがまともにスキャンできませんでした。

冷たい濡れた地面では、シャボンは割れないんですね。私、知りませんでした。

2003.2.8 OM-4 Fuji RVP F5.6程度 +2/3 AE


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