２００２．１２．１２記
早くも元を取ったか？筆下ろしのモデル撮影会での一枚が入賞！前回より参加人数が多いので私にとっては価値ある賞です。うれしいよう。ということで早くも作例を受賞作品に変更。(^_^;) この絵はもう少しシャープに撮りたかったです。でも、レンズと私の技量の限界がここでしたね。
２００２．１０．６記
途中でスペックが改良されてラインから消えたレンズは、zuikoではそう多くありません。この55/1.2の他は28/3.5、135/3.5、200/5くらいでしょうか。不思議なことに135/3.5以外は今では一般的評価が改良版より上がっています。では55/1.2は？50/1.2ですらあまり話に上がりませんから・・・黄色いとか放射能入りとか「ほやほや」とかアバウトな話ばかりで判りません。ということで、「お迎え」の準備を進めておりました。
まず、苦労したのがフード！格好良い金属なのですが、見あたらない上に高いのですよ。９８００円とかいうライカ並の値段も見られました。何とか見つけたのが美品箱付き６０００円。悩んだのですが、モノもなかなか見つからないのでやむなく購入。さらに、肝心のレンズ。これも良いものが少ない。傷、曇りのオンパレード。古いですから。そんなわけで半年ほどは出会いに恵まれませんでした。ところが、つい先日ふと立ち寄った下諏訪のキタムラでいきなりこちらを見ているではありませんか！これが銀縁ながらメンテ済みの超美品！しかも予想より遙かに安い２１０００円。妻に隠しようもない状況だったのですが速攻ゲットしてしまいました。
女性ポートレートに欠かせない！との話を一部で聞いているので早速モデル撮影会で使ってみました。色は意外にナチュラルに近いのに一安心。しかし、解放付近では甘い！甘すぎる。フィルムも条件も悪いので仮評価ですが、Ｆ２でもまだ甘いです。これは正真正銘の「ほやほや」で実用性に疑問が生じるレベルです。50/1.2の「甘めかな？」ってくらいの方が個人的には好きです。贔屓目に言うと、Ｆ２前後の甘さはかなり素敵ですし、ボケは美しく「ぐるぐる」ではありません。黄色に転び気味の色も含めてクラシックな雰囲気が好きな方には良いかもしれません。今後もうちょっと真面目に調査しますが、「明るい万能レンズ」では無いことだけは確かです。
少々難しいレンズですが、ＯＭに付けたときの姿は美しい！聞くところによると黒縁もあるそうなので（しかも、硝材が改良されているらしい）そちらも頂きたいものです。
古い映画のような空間を考えてみました。
2002.9.29 チロルの森（バーベキューハウス内）OM4TiB 55mmF1.2 Fuji RHP3 F2 AE+1/3程度