２００２．４．２７記
実は、このレンズは私が買った初めてのzuikoレンズ。つまり、２年以上前に買った物。特に傷も曇りもないのですが、新宿の中古カメラ市場で７０００円でした。軽いのですが暗く、逆光に弱いのでそれ以来ハイペースで導入される単焦点レンズ群に押され、殆ど使われなかったかわいそうな奴です。この度「瀬戸内の無人島」に行く機会があり「最悪、水没しても諦めのつく物」として24mmF2.8、50mmF1.8とともに携行されることになったと言う不憫な奴です。
ピント＆ズームリングは使いやすいのですが、やはり少しでも暗いとピントの山が掴みにくく、結果も普段よりピンぼけが多かったです。最短距離が1.6mと遠いのも使いにくい原因です。
レンズ性能としては、やはり古いズーム。少々解像力が不足しているかな。コントラストも低く、内蔵フードは殆ど役立たずで逆光ではフレアが簡単に出る。意外に綺麗にボケるところは気に入りました。色味はよく言えばあっさり。悪く言えば地味。それでも色乗りの良いフィルムはこのレンズに相性が良かったのでしょう、覚悟したよりはいい感じに上がりました。
100mm以下は充実しているので滅多に出番がないのですが、使ってみてズームならではの良さ（構図の自由度など）も実感できました。古いズームが数本頂けたので、それらと比較して用途を考えます。
こいつには２日間、馬鹿にされっぱなし。すぐ近くにいるのになかなか写真を撮らせない。母と子の島にて。150mm付近？
Kodak E100VS 2002.4.19 OM-4TiB F5.6 AE+2/3