レンズ所感


OLYMPUS Zuiko 90mm f=2 Macro No.113771

2002.7.2記

 このところ、意地になって使っているレンズは24mmF2.8とこのレンズ。その成果か、今年も小さなコンテストで賞がもらえました。「賞を取る」のが目的ではないけれど、それでも人に誉められるのは嬉しいことです。この写真、光や場所を選ぶ等の工夫のしようが無い環境だったので、背景の色合いだけ考えて思いっきりぼかし、花を浮き立たせることを狙いました。それは正解だったようですね。プリントは上部を切って4つ切りにしました。ここではノートリミングです。

2002.3.24記

 一本目が上がってきました。はっきり言って、使いこなせていません。(^_^; 一応載せますが、花なんて「撮ってるだけ」で・・・写真表現って難しいですね。1/2倍付近では、意図がない限りF4以上には絞った方が「無難」そうです。でも、それでは手ぶれ・被写体ぶれが怖い。マクロは難しいですね。解像力はすばらしく、しかし50F2程硬くきりきりともしない感じです。感触では100F2の方が解像は良さそう。発色も50F2よりナチュラル(50F2は、異常に赤が濃く出る。でも「赤い」訳ではない変なレンズ)です。まさに、「何でも撮れる万能高性能レンズ」ですね。

2002.3.17記

OM-zuiko終了のアナウンスは突然で、予期していた私でも「コレクション終了」が間に合わないタイミングでした。結果としてアナウンス前に購入してしまった方が安く済んだはずですが、それはまぁ良しとしましょう。駆け込みでヨドバシに予約し、何とか手に入ったこのレンズが私としては「最期の」新品購入OM-zuikoになる予定です。絞りリングの位置が普通のzuikoと違い手前にある、レンズ脱着ボタンが奥まっていて使いにくい、重いなど使い勝手には難点が多いレンズです。でも、描画が全ての欠点を消すすばらしさだと聞いています。はたして噂通りなのか・・・1本目が次の週末にあがります。楽しみです。撮っていて思ったのは、(100F2等との比較)やはり中・遠距離ではピントが合わせにくいこと、マクロ域の最短距離30cmの違いは大きいと言うこと等です。被写体によって100F2と使い分けすべきですね。描画についてはこれから検討します。

余談ですが、このレンズはKさんという女性設計者が開発した物だそうです。あまり女性的デザインとも思えませんが。(失礼)

作例1、チューリップ

 季節が終わりに近づいていたので、綺麗なチューリップを探すのに苦労しました。綺麗なシチュエーションを探したという、その事実だけを先生は評価してくれました。(^_^;) キタハラカメラ、チューリップ写真コンテスト10位入賞作品

2002.5 チロルの森 OM-3Ti  F4前後  Kodak EBX


Back to Camera top