音楽の部屋

私は音楽が好きです。ジャズ、ロック、フュージョン、ポップス、何でも好きです(ありがちか) が、アーチストの好みは激しいかも。
ここでは、購入したCDの中から感想を紹介します。


Baked Potato Super Live!  Greg Mathieson Project

 いやぁ、先日(’99.4/24)TOTOのライブに行ったのですが、やっぱいいですわ。てなわけでTOTOじゃないけど(しかも原盤は持っていないし...)お気に入りを紹介します。

元々TOTOの連中って、ライブハウスとかでよくセッションをしていました。そんな中でグレッグマティソンというキーボーディストといっしょにギターのルカサーとドラムのポーカロがやったのがこれです。全曲インストなんですけど、「当時の音」満載の最高のノリ!TOTOの激しいインストがお気に入りの方々には是非聞いて欲しいものです。最も現在廃盤で中古でも出ないんだよね〜。レコファン等で見つけたら即ゲットですな!


Led Zeppelin 2

 いいかげんロックの愛聴盤を紹介しなくちゃ!と思って真っ先に思いついたのがでした。僕らより上の世代では
ディープパープルが好きな人はツェッペリンは聞いちゃいけなくて、ツェッペリンが好きな人はパープルを聞いちゃ
いけなかったそうですが、私は聞くのはツェッペリンが好きで、やるのはパープルが好きです。(^^;)で、
ツェッペリンの公式なアルバムは殆ど持っていますがやっぱりこれがアルバムとしては最高だと思います。
ハードな、本当に時代を代表した感じの1曲目「胸一杯の愛を」、だーい好きなバラード「Thank you」、
お得意のカントリー調?ハードロック「Ranble on」...佳曲が多いのも良いのですが何よりも曲間や並べ方が
すっごく良いように思えます。この辺は何とも説明できませんが。ま、聞いてみて下さい!


WIRED Jeff Beck

 このアルバムも個人的に思い入れがふかーい物です。中学生だった時、近所の3才上のおにいちゃんに
「洋楽が聞きたいんだけど、お勧めは?」って聞いたら持ってきてくれたのがこれと、エアロの「ROCKS」
とAC/DCの「For those about to Rock」が入っている奴でした。私に理解できたのは(というか
何を弾いているか聞き取れたのは)AC/DCだけでした。それ以来AC/DCは好きですってなんのこっちゃ!
 脱線しましたが、このアルバムに2度目に会ったのは大学に入ってすぐでした。当時「ギタリストに負けない
キーボーディスト」を目指していた私にはこのアルバムのヤンハマー(Key)は理想に見えました。で、真面目に
コピー...なんと、1曲目から変拍子の嵐、中学生の私に理解できるか!今でもまともにコピーできませんが..
 このアルバム、全編がベックとハマーの掛け合いで構成されています。G×2?のような激しいやりとり、複雑な
リズム、荒々しい演奏、どれをとってもジェフベック最高のアルバムと私は信じています。あ、ヤンハマー最高の、
とも言えるかも。


The Chick Corea Elektric Band

ハ チックコリアも私が大好きなアーチストの一人です。独特のノリであらゆるジャンルの音楽を「チックの
曲」にしちゃいます。近年?の作品で未だに私が一番好きなのがこれです。エレクトリックバンドは大好き
なPJで、他のアルバムもお勧めですがこれが最初で最高じゃないかと思っています。メンバーも超強力で
すが、あの当時はみんなチックが発掘した新人だったんですよね〜。信じられませーん。
 私は特にギターのスコット・ヘンダーソンの「ゴキブリの王様」でのちょこっと変なフレーズの連続が大
のお気に入りです。
 それにしてもこのアルバム、のっけからドラマーがビデオで見るまで人間の演奏と信じられなかった「ラ
ンブル」にしろ、前述の「キングコックローチ」にしろ、コピーしようにも出来ない物ばっか(^^;)
あの頃の元気さが、今のジャズ・フュージョン界に欲しいなぁ...え?勉強していないだけ?


グランツーリスモサウンドトラック

 「ああ、最初の感想文がいきなりこれか...」と見切らないで下さい!ゲーム好きならみんな知ってい
るプレステのグランツーリスモのBGMです。日本のフュージョン界の雄、F1好きもみんな知っているあ
のスクエアのギタリスト、安藤まさひろが製作しています。「andy’s」という彼の製作アルバムの焼
き直しとも言えますが、音質、曲数ともはるかに充実しています。
 全トラックが演奏、曲想ともスクエアっぽい「イケイケフュージョン」なので、好きな人にはたまりませ
んが何度も聞いていると鼻についてきます。でも、私は好きだなぁ。今度バンドでも1曲は演奏してみたい
です。
 ドライブにはとってもおすすめですが、自然にアクセルを踏み込みたくなる副作用を持っています。ご注
意下さい。


8:30 WEATHER REPORT

 学生の頃、私はフュージョン系の音楽サークルに入っていました。サークルには入ったものの、実はフュー
ジョンなんて「カシオペア」「スクエア」程度しか知らなかった私は目に付くインスト物を片っ端から聞いて
いました。そんなある日、近所の「友&愛」(貸しレコード屋さん)がつぶれて大放出がありました。そこで
何も知らんと500円で買ってきたLPがこの大名盤でした。
 ローズピアノとシンセを信じられない技量で使い分けるジョー=ザビヌル、当時珍しかった?ソプラノサッ
クスとテナーを吹きまくるウェイン=ショーター、圧倒的なパワーと手数のドラムスのピーター=アースキン、
そして特にぶったまげたのがベースのジャコ=パストリアスでした。きれいに粒のそろった超早弾き、ドラマ
チックなベースソロ、私の知っている「ベース」の概念をことごとく破ってしまいました。それにしてもすご
い演奏です。1曲目から「ライブ」の熱さをそのまま感じさせてくれます。曲想はとってもわかりやすく、バ
ラードなども入っているのでロック、ポップスしか知らない方にもお勧めです。
 唯一、残念なのは私がこれ以上の出来のwether reportのアルバムにその後、出会えていないことです。
ところでCDになってからちょっと録音の質が落ちたような気がするんだけど...?


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