TEST DRIVE の巻

今後の予定:ユーノスロードスター(新、旧)、R34スカイライン、RX7FD、カルディナワゴン、etc..


TOYOTA MR2 '98


 最終型と噂されるトヨタのミッドシップスポーツMR2、
Fと どのように違うのか興味があります。
 そこでR32スカイラインから「最後と聞いてがまんで
きず」買ってしまった先輩の車に乗らせてもらいました。

室内:タイトな室内はFと同等な広さ。屋根はMR2が高
いかな?でもオープンの開放感が無い分狭く感じます。 シ
ート幅の調整もできるしステアリングのチルトもできるの
でドライビングポジションは好きに取れます。シートの後
ろに物入れスペースがあるのでスーツの上着程度なら掛け
られます。ちとうらやましい。

操作系:シフトのストロークは短いのですが意外にがたが
たしてかっちり感が少なくて残念。でも高いギアのカバー
はそれっぽくてかっこいいっす。
 それにしてもアクセルは私は気に入りません。ちょっと
足を乗せただけで4000rpmオーバーまで吹けてしま
います。これを「アクセルレスポンスが良い」って言うの
かなぁ?単にアクセルの開度が大きいだけじゃないの?
アクセルでスピードコントロールするの、超難しいんじゃ
ないのかなぁ。
 ブレーキもタッチがぐにゃっとして違和感がありました。

足:さすがに締め上げられています。固いです。国道16号
はトラックの通行が多く、路面があれているので突き上げが
激しく、低速ではちとつらかったです。

 ところで!本格的に遊ぼう!っと思った矢先にドライブが急用で中止になりまして、「座った程度」「車庫出し」
だけで終わってしまいました。残念!また乗らしてもらってFとの違いを体感したいです。


"97 TOYOTA CORONA PREMIO 1.8

 またトヨタですけど、別にトヨタが好きなわけではありません。ただ、うちの奥さんの実家の車なもので載せない
わけにはいかないでしょう?MG−Fと同じ1.8リットルのエンジンですが、「こうも違う物か」と思うほど違う
車です。

室内:1.8としては十分広いです。後席の頭も楽で、4人なら狭い思いはしません。運転席からの視界も良好!シ
ート面の高さも調節できるので運転姿勢はきっちり決まる筈なのですが...決まらない!なぜだ?どうもアクセル
とブレーキのペダル面の差が大きいようです。研究の余地有り。トランクは広大!何でも入ります。普通に暮らすの
にワゴンって必要か?と思えるほどです。でも4人でゴルフは無理だろうな。

操作系:最近の車に必要な物は何でもあります。うちのにはカーナビはないけど。でも!Fも安っぽいけど、あのト
ヨタですらこうなっちゃったの?8年前のコロナの方が高級感があったけど?ぺらぺらのドア、スイッチの触感、シ
ート...やっぱFは高級車かもしれない。

運転感覚:エンジンをかけるとガラガラと何とも安っぽいアイドリング音。これも先先代のコロナの方がよかったなぁ。
でもしょうがない。アクセルを踏むと意外なダッシュ力、でも伸びません。どうやら最初のアクセル開度だけ大きい
らしい。ま、加速を求める車じゃないし..と思っていると「がくん」とシフトショックが襲って来ます。しかもシ
フトアップ後の延びのなさよ..燃費をよくするためか、ギア比が急に高くなっています。なんか、悲しい。ま、そ
の時には十分なスピードに達しているんですけどね。室内は比較的静かで、4人で会話を楽しむには良好です。でも
その分スピード感無いのよね、止まらない車なのに危ないね。

いつもFに乗っているので久しぶりにコロナちゃんを運転すると、すごーく緊張感があります。「おお!止まらない、
おお!曲がらない」普段60kmですーっと抜けるところに40kmで入っただけでFで90kmに相当するロールと
アンダーとノーズダイブの緊張感を味わえます。そーです。この車で「飛ばす」なんてことを考えちゃいけません。
リーンバーンを示す「ECO」マークが消えないように、するすると加速し、スローイン・ファストアウトをしっかり
と。運転がうまくなりそうだ...
乗っているうちに「気持ちよく走る」の概念が自然にこの車にあわせて変化してきます。車を「移動手段」と割り切る
こと。それがコロナかなと改めて思いました。そうすれば十分満足できる「とってもいい普通の車」です。
この車に乗って、Fの車としての「アピール」「個性」というものに初めて気づけたような気がします。

 にしても、こんなに止まれない、曲がらない車を駆使して乱暴な運転をするやからの多いこと!また、コロナに乗っ
ていると煽られたり割り込まれたりすることの多いこと!Fに割り込むよりよほど危険だと思うんですが。某氏ではあ
りませんが、「へたな運転手ほど良い車に乗るべき」説に一理有りと思う今日この頃でした。