ChkChk(チェクチェック)

SONY CLIE シリーズ、ハイレゾリューション表示専用アプリ (Palm OS 4.0/4.1/5.0)

Import/Export Text File

<テキストファイルの入出力について>

ChkChkでは、外部メモリ(メモリースティック)から、テキスト形式のデータを読み込んだり、書き込んだりすることができます。

この機能は、プロジェクト編集画面の ボタン(テキスト保存)、または、プロジェクト一覧画面の ボタン(テキスト入力)と ボタン(テキスト保存)で実行できます。

テキストファイルが格納されるのは、外部メモリの以下のパスです。

/palm/programs/text/

以下に、テキストファイルのフォーマットを紹介します。

テキストファイルの例:サンプルデータを保存したものに赤字でコメントを付けてあります。
;ChkChk                 先頭のセミコロンは、コメント行です。
; DB=Chk-Sample.pdb
; 2002/04/08 09:22
[proj]                  プロジェクトを定義するためのセクション名です。
P="うまレース"          P=プロジェクト名
C=4,4                   C=チェック個数と表示数
B=192:192:192           B=下地色(RGBは各0〜255の10進数)
D=164                   D=表示桁情報
N="予想1","予想2","予想3","予想4",   N=チェック個数分のチェック名
M=0""                   M=文字数とメモ(最大490バイト[全角245文字])

[items]                 タスク項目を定義するためのセクション名です。
;各行の意味
;項目名,f=文字色(RGB),b=背景色(RGB),p=優先度(0-4),d=期限(yyyy/mm/dd),t=時刻(hh:mm),c=チェックID<チェック個数分の値>

アイソトープ,f= 0: 0: 0,b=255:204:255,p=2,d= 0/ 0/ 0,t= 0: 0,c=1006<0,2,0,4,>
ヴァヤシコフ,f= 0: 0: 0,b=204:255:255,p=2,d= 0/ 0/ 0,t= 0: 0,c=1006<2,1,4,0,>
キザノホマレ,f= 0: 0: 0,b=204:255:255,p=2,d= 0/ 0/ 0,t= 0: 0,c=1006<0,0,0,0,>
サバンナ,    f= 0: 0: 0,b=255:255:255,p=2,d= 0/ 0/ 0,t= 0: 0,c=1006<0,0,0,0,>
サブレ,      f= 0: 0: 0,b=255:255:255,p=2,d= 0/ 0/ 0,t= 0: 0,c=1006<4,3,0,0,>
ドサコ,      f= 0: 0: 0,b=255:204:255,p=2,d= 0/ 0/ 0,t= 0: 0,c=1006<0,0,2,1,>
マキバスター,f= 0: 0: 0,b=255:204:255,p=2,d= 0/ 0/ 0,t= 0: 0,c=1006<1,4,1,2,>
シルブプレ,  f= 0: 0: 0,b=255:204:255,p=2,d= 0/ 0/ 0,t= 0: 0,c=1006<0,0,0,0,>
 
[proj] プロジェクトセクションを意味します。
P=プロジェクト名 プロジェクト名を、ダブルクォーテーションマークで囲んで指定します。
C=個数,表示数 設定するチェック項目の最大数(15個以下)と、表示する個数を指定します。
B=Red:Gree:Blue (省略可能)
プロジェクト画面の下地の色を RGB の3色を10進数で指定します。
192:192:192は灰色を意味します。
D=表示桁情報 (省略可能)
ここは表示する桁をビットフラグ形式で指定しますが、値は10進数で設定します。

サンプルでは164(16進数で A4)となり、2進数で表すと 10100100 となります。つまり、「項目番号」、「項目名」、「チェック項目」の3つを表示させます。

 1000 0000 : 項目番号
 0100 0000 : 優先度
 0010 0000 : 項目名
 0001 0000 : 期日
 0000 1000 : 時刻
 0000 0100 : チェック項目

表示したい桁の値を論理和で指定します。

N="文字列" (省略可能)
チェック項目名の文字列を、「C=」で指定した個数分を設定します。
M=0"" (省略可能)
メモとして設定する内容を指定します。
最初に文字列の長さを10進数で指定します。ダブルクォーテーションマークで囲んで、メモ内容を記述します。

例)
M=52"これはメモです。
改行は 2バイトを追加してください。"

   
[items] タスク項目セクションを意味します。

項目名を除いて、すべて省略できますが、項目名の直後には必ずカンマを入れてください。
項目名 先頭の空白は無視します。カンマが現れるまでを項目名とします。
f=文字色 f=RRR:GGG:BBB の形式で、Red/Green/Blueを10進数で指定します。タスク項目の文字色です。
b=背景色 b=RRR:GGG:BBB の形式で、Red/Green/Blueを10進数で指定します。タスク項目の背景色です。
p=優先度 優先度を0から4までの値で指定します。0が最高、4が最低です。
d=期限 期限を yyyy/mm/dd の形式(年月日)で指定します。年は4桁で指定します。
t=時刻 時刻を hh:mm の形式 (時分)で指定します。
c=チェックID<チェック値> チェックIDは、以下のように定義されています。

0 : 棒グラフ
1 : 2-Check (プログラムリソース使用)
1000 : 2-Check (ビットマップ用データベース使用)
1001 : 2値-はっぱ
1002 : 3-Check
1003 : 4値-Bar
1004 : 5値-×
1005 : 6値-大相撲
1006 : 8値-馬
1007 : 5値-勝敗
1008 : 7値-トーナメント
1009 : 10値-数字

<>の中は、「C=」で指定した数分のチェック値を、カンマで区切って指定します。

<テンプレート : template.txt>

プロジェクトを作成するための、簡単なテキストファイルを紹介します。この内容をテンプレートにして、タスク項目を追記しておけば、簡単にプロジェクトデータを取り込むことができます。

テンプレート コメント(この部分はデータとは無関係です)
[proj]
P="テンプレート"
C=4,4
N="No.1","No.2","No.3","No.4"

[items]
Task 1,
Task 2,
Task 3,

 
「P=」の部分は、プロジェクト名です。

「C=」の部分は、設定すべきチェック項目数を指定します。

「N=」にはチェック項目名を指定します。4個分を設定しています。

タスク項目名として、「Task 1」を例として入れてあります。
行の最後のカンマは必須です。

最終行にもカンマは必要です。また、最後に空行も入れてください。

Copyright (C) 2002-2003 K.Maruo

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