ChkChk(チェクチェック)

SONY CLIE シリーズ、ハイレゾリューション表示専用アプリ (Palm OS 4.0/4.1/5.0)

 Making a new data

<新規データの作成手順>

データの新規作成としては、次のような場面があります。目的に合わせてご利用ください。

ケース1: 専用のデータベースを作成したい。
    データベースの新規作成
ケース2: 既存のデータベースに対して、プロジェクトを追加したい。
    プロジェクトの新規作成
ケース3: 既存のプロジェクトに対して、タスク項目を追加したい。
    タスク項目の新規作成

<データベースの新規作成>

この操作では、新規のデータベースを作成します。
必要な操作は、新しく登録するデータベース名を考えておくことです。Palm OS の仕様で、付けられる名前は半角英数字なら32文字までです。

このデータベースの新規作成では、プロジェクトデータが、テキストファイルで用意されていることが前提となっていますが、テキストファイルが用意されていない場合は、1つのプロジェクトが自動的に作成されます

図 1.1 データベース一覧
new-01.gif (12388 バイト)

以下のような手順で、新規のデータベースを作成します。
  1. プロジェクト画面のデータベース一覧ボタン で、データベース一覧画面を表示します。
  2. データベース新規作成ボタン をタップします。

図 1.2 データベース名の入力
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  1. データベース名を入力してください。文字数は、半角英数字なら 32文字以内です。空白文字を入れてもOKです。
  2. 名前を入力したら、[OK]ボタンをタップしてください。新規作成を中止したい場合は、[やめる]ボタンをタップしてください。

図 1.3 フォルダ無しエラー
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図 1.4 メモ帳カテゴリ無し

図 1.3 は、メモリースティックに、/palm/program/text/ のフォルダが存在しないことが原因のエラーです。

データベースの新規作成では、「プロジェクトデータ」を /palm/program/text/*.txt のファイルとして読み込むことが前提となっているためです。しかし、このエラーが出ても、問題ありませんので、そのまま続けてください。
この場合、
メモ帳の「ChkChk」カテゴリを探して、そこからデータを読み込む機能があります。メモ帳の場合、データは本体メモリにありますので、メモリースティックにテキストファイルを置く必要はなくなります。(ただし、メモ帳は、1つのメモが4096バイト以内の制限がありますので、大きなデータを入れておくことができません。)

メモ帳を利用する場合、ChkChkのカテゴリを作成しておき、そこに、テンプレートのような簡単な、必要最小限のデータを格納しておくと便利かもしれません。

テキストファイルの形式については、<テキストファイルの入出力について>のドキュメントを参照してください。

 

図 1.5 作成済データベース
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新規に作成したデータベースが、一覧に表示されています。(左図の1行目)

この例では、プロジェクトデータを読み込まなかったので、自動的に作成された1つのプロジェクトが登録されています(Recという桁は、レコード数を意味します)。

図 1.6 データベースの選択
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  1. 左端の空欄をタップして、[◆]の表示位置を変更してください。[◆]が表示されているデータベースが表示対象(アクティブ)となります。
  2. をタップすると、プロジェクト画面に戻ります。

<プロジェクトの新規作成>

ここでは、すでに使用しているデータベースの中に、新しいプロジェクトを追加する方法を紹介します。

図 2.1 プロジェクト画面
図 2.1 のプロジェクト画面にある、プロジェクト一覧ボタン をタップして、図 2.2 のプロジェクト一覧画面を表示します。

ここには、「新規」という1つのプロジェクトしか登録されていません。

 図 2.2 プロジェクト一覧
プロジェクトの新規作成ボタン をタップすると、プロジェクト編集画面が表示されます。


 

図 2.3 プロジェクトの編集
図 2.3 が、初期状態のプロジェクトの編集画面です。
図 2.4 変更部分  
 

図 2.4 のように、プロジェクト名を変更したり、あらかじめ登録しておくタスク項目数(行数)、チェックボタンの表示数や最大個数、表示内容を選択しておきます。

終了ボタン をタップすると、再び、プロジェクト一覧画面に戻ります。

 

図 2.5 追加されたプロジェクト
追加したプロジェクトとして「新しいプロジェクト」が登録されています。

<タスク項目の新規作成>

ここでは、すでにプロジェクトが存在していることが前提です。

以下に説明する図は、データベースを新規に作成して、自動的に作られたプロジェクトと、タスク項目です

図 3.1 プロジェクト画面
new-21.GIF (10250 バイト)

項目1が表示されている左端の「No.」の桁の数字部分をダブルタップします。
または、項目の編集ボタン をタップします。
 

タスク項目名のみを変更する場合は、項目名 (左図では[項目1]の部分) をダブルタップすることで、編集することができます。
この編集モードを確定するには、編集している行以外の部分をタップしてください。

図 3.2 項目の編集
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タスク項目移動

複数のタスク項目がある場合、前後のタスク項目の表示を行う場合に使用します。

文字色/背景色の設定

[T] はテキストの表示色を選択します。
[B} は背景色を選択します。

 

 

項目の編集

図 3.2 のような「項目の編集画面」が表示されます。

項目番号は、「No.  1」の部分に表示されています。タスク項目の名前が、その右に表示されています。

  1. 「項目1」の文字部分をタップして、編集してください。
  2. 表示したい文字の色や、背景色を変更したい場合は、またはボタンをタップして、色選択ダイアログを表示して、1色を選択してください。どのように表示されるかは、プロジェクト名(左図では「MyData」が白地に黒文字で表示されています)に反映されます。
     
  3. チェックするボタンの種類を変更するには、「ボタンの種類」にある をタップすると、チェックイメージの編集画面が表示されます。それぞれのチェック項目に対して、個別のチェックイメージを指定することができます。
    チェックイメージを変更するには、「ID」または「イメージ」の項目をダブルタップしてください。

    図 3.3 チェックイメージの編集画面
    図 3.4 チェックイメージ一覧

     

  4. 優先度は5段階から選択してください。

     
  5. 期日は、年月日を選択します。時刻は、時分を選択しますが、現在のところ、アラート機能は実現されていません。

    図 3.5 期日の設定
    図 3.6 時刻の設定

 

図 3.7 項目の編集
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項目を追加するには、
  1. 下段の左端にある「項目の追加」ボタン をタップします。
図 3.8 データの追加
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図 3.8 のようなダイアログが表示されます。
  1. 追加する場合は、[はい]をタップします。
図 3.9 新しいタスク項目
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項目番号が、「No.  2」になって、タスク項目の名前が、初期値として「Newitem」として表示されています。

上の「項目の編集」の操作と同じように、このタスク項目に対する設定を行います。

図 3.10 項目名の変更
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図 3.10 は、「Newitem」というタスク項目名を「追加した」に変更したものです。

以降、追加したいタスク項目数分を繰り返してください。

  1. 最後に、「戻る」ボタン を押して、タスク項目一覧表示画面に戻ります。

    図 3.11 変更後
    new-27.GIF (16601 バイト)
図 3.12 追加されたタスク項目
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追加したタスク項目「追加した」が2行目に表示されています。

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