教会のくじ引き会場に愛車で乗り付けたMr.ビーン。
なんと一等賞を引き当てた。南仏の旅とビデオカメラ、
お小遣い付きだ。
手に入れたばかりのビデオカメラで、あらゆるものを
撮りながらカンヌを目指す。超特急の列車に乗り込む
ところを撮影してもらおうと乗客の一人を呼び止める。
実はこの人、カンヌ映画祭の審査員。あれこれ注文を
つけるうち、彼を残して列車は動きだした。
列車内では彼の息子が一人、取り残されていた。

ミスター・ビーンシリーズって、もっとあるんだと
思ったら、これがなんと２作目。満を持しただけあっ
て、なかなかパワフルです。
フランスにやってきて言葉が通じないという設定なの
だが、喜劇に言葉はいらないとつくづく思った。
実際、ビーンの台詞はほとんどなく、顔と動きだけで
笑わせてくれる。
ただ単に馬鹿をやっているだけじゃなく、ちょっぴり
風刺が効いていたり、ほろっとさせたりと、セオリー
通りではあるが、うまくできている。