ダ・ヴィンチ・コード


ルーヴル美術館の館長の変死体が館内で見つかった。ダ・ヴィンチ
の有名な絵を模した死体。不可解な暗号。暗号の最後には、会う約
束をしていたラングドン教授(トム・ハンクス)の名前。そのため、
教授は殺人の嫌疑までかけられる。その危機を救ったのは館長の孫
娘ソフィー。暗号解読官でもある彼女は、暗号から、祖父を殺した
のは別人であると確信、真犯人をラングドン教授とともに追う。

原作はとても面白かった。その面白さを損なうことのない数少ない
よくできた映画。しかし、やはり原作ありきな感は拭えない。何せ
長い原作。ストーリーを再現するだけで終わってしまいがちなのだ
が 、それがかえってスピード感に繋がっている。原作を読んじゃえ
ば、展開は分かっているので、スリル感は少ないものの、原作を読
まずに観ると、恐らくさっぱり分からないんじゃないだろうか。
読んでから観るか、読まずに観るか。悩ましい映画だ。



 

おすすめ度
85点

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