ロサンゼルス市警の人質交渉人、ジェフ・タリー（ブルース・ウイ
リス）は、ある立てこもり事件で、交渉に失敗し、犯人も人質も全
員を死なせてしまった。
ジェフのショックは大きく、一年後、ロスを去り、小さな町の警察
所長になった。犯罪などないはずの小さな町で、事件が起きた。
豪邸に３人の若者が人質を取って立てこもった。もう交渉はごめん
だと、郡警察に指揮を任せた矢先、彼の家族が何者かによって人質
に取られてしまう。

息もつかせぬスピーディーな展開。ハラハラドキドキの連続。最初
から最後まで、まるで全力疾走しているような作品。おまけに、ブ
ルース・ウイリスの魅力満載。「ダイ・ハード」の時ほど、肩に力
が入っていない感じで、いい感じです。
しかし、いくつか腑に落ちないところも・・・
ひとーーつ。FBIまで動かすほどの「例のもの」が、どうも、それ
ほど重要な感じがしない。ひとーーつ。犯人にすごみがない。ちょ
っとイカレてはいるが、所詮少年。ひとーーつ。あれだけの豪邸で
、なんでスプリンクラーくらいついてないの？？
とまあ、いろいろありますが、面白い映画ではあります。