インソムニア


白夜のアラスカで殺人事件が起こった。
被害者の少女は殴打され、髪を洗われ爪が切られていた。
この殺人事件の解明のため、ロス警察からドーマー(アル・パチーノ)
と、ハップの二人が派遣された。

犯人を山小屋に誘い出すことに成功するが、深い霧の中犯人を追ううち、
ドーマーは誤って相棒のハップを撃ち殺してしまう。
自分のミスであったことを言い出せないまま捜査は続けられるが、
「すべて見ていた」と犯人から電話がある。
犯人はそのことをもとに、ある取引を切り出す。

予告編では「犯人からの電話が頻繁で眠れない」のかと思っていました
が、ちょっとニュアンスが違いました。
ストーリーもわかりやすく、絵もきれい。特撮やCGを使わなくても、
いい映画は出来る、の見本のような映画です。
ついつい感情移入してハラハラドキドキの場面も。
アル・パチーノの枯れた魅力と、脇に徹したロビン・ウイリアムス。
さすがとうなってしまいます。

決して眠くならない「不眠症」の映画です。


 

おすすめ度
82点

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