マトリックス・リローデッド


マトリックス。それは仮想現実の世界。あと数時間で人類最期の地
「ザイオン」が、マシンから攻撃を受け人類は滅びてしまう。
予言者は言った「救世主が現れ、戦いに決着をつけてくれる」と。
モーフィアスは信じていた。その救世主こそがネオ(キアヌ・リー
ブス)であり、ネオが戦いに終止符を打ってくれる事に、何の疑い
も持っていない。
しかし当のネオは迷っていた。
これからの事を知るために予言者に会いに行くネオ。予言者の言葉
にも、それを素直に受け入れていいのか迷ってしまう。が、迷って
いる暇はない。マシンからの攻撃に備え、そして、マトリックスの
全貌を解明するため、ネオたちはまた、マトリックスの世界へと入
っていく。

いやいや、この映画「理解しよう」としたらだめですね。全然わけ
分からない。作者も分からせようなんて思っていないですよ、絶対。
視覚効果ばかりが取りざたされているこの映画ですから、「絵的に
面白」ければそれでいいのでしょうが・・・
「絵的」には、やはりよくできています。
でも、「いかにも」のワイヤーアクションは、最初はいいのですが、
何度も見せられるとちょっと食傷気味です。生身の体を使って、ワ
イヤーも早回しもナシのジャッキー・チェンが、今更ながらにすご
いと感じてしまいます。
ラストは、え?「つづく」ですか?
なんだか、ながーーーい予告編を見せられた気分です。
これじゃ第三作目「マトリックスレボリューション」を見ないわけ
には行きません。(思うつぼですね)でも、全部見れば理解できる
のかなぁ。




 

おすすめ度
80点

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