ロシアのクレムリンで爆破事件が発生。その容疑がのイーサン・
ハント(トム・クルーズ)とそのチームにかけられる。
米大統領は政府が事件に関与した疑いを避けるため、「ゴース
ト・プロトコル(架空任務)」を発令。イーサンチームはIMFから
登録を抹消されてしま う。
国や組織という後ろ盾を失ったまま、クレムリン爆破の黒幕を
追い、さらなる核テロを未然に防ぐというミッションの遂行を
余儀なくされるイーサンたち。 失敗すれば彼らは、凶悪テロリ
ストとして全世界に指名手配されてしまうのだ。
「世界を股にかけてる」と言いたいのか、やたらあちこちに場
所が変わる。めまぐるしいばかりでまとまりがない。
まあ、前作よりはスケールが大きくなっているけど、ラストで
また余計な方向に行きそうになる。
アクションばかりじゃないよ、と言いたいのかもしれないけど、
ファンはやはりアクションを期待する。
見どころは高層ビルのシーンと、駐車場のシーンのみ。
アクションシーン以外は眠気を誘う。トム・クルーズ以外の
キャストに迫力がないからか、物足りない。ボスキャラもイマ
イチ。美人殺し屋も、もっと誇張して欲しかった。
シリーズものはむずかしいですね。 |