第1話では、ホビット族のフロドという少年が不思議な
指輪を手に入れた。その指輪は遙か昔、サウロンという
悪いヤツが作った物。もしその指輪がサウロンの手に戻
ると世界は破滅につながる。その指輪を捨てるために、
フロドはじめ9人の仲間が、モルドールと言うところを
目指す。旅の途中、仲間ははぐれてしまう。
そして、第2話。
3つに別れてしまった旅の仲間が、それぞれに遭遇する
物語を追う。
フロドは同じくホビット族のサムと共に、モルドールへ
と急ぐ。途中、ゴラムという生物が、指輪を奪おうと襲
いかかる。格闘の末取り押さえたフロドたちは、モルドー
ルへの案内をさせる。
別のグループ、同じくホビット族のメリーとピピンは、
森へ逃げ込み、木の精(?)に助けてもらう。
メリーとピピンを追って、別の3人の仲間も先を急ぐ。
一方、サウロンは悪い魔法使いサルマンと共に、中つ国
の支配をもくろみ、人間を全滅させようと、襲いかかる。
こんな事なら第1話をもっと気合い入れて見ておけば良
かった。
登場人物が多い上に、ストーリーもややこしい。魔法使
いだ何族だって言っても、見かけは人間だからどうもよ
く分からない。全体のストーリーを良く把握していれば
かなり面白いんだろうな・・・
でも、おおざっぱなストーリーさえ分かっていれば、画
面だけ見ていてもそれなりに楽しめる。
ゴラムの表情や動きはとてもCGとは思えないリアルさが
あるし、ラストの戦闘シーンは圧巻。3時間という長さも
ほとんど気にならない。
「第3話に続く」という終わり方も、第1話でなれちゃっ
たので、許すことにしましょう。
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