ある日のこと、弟ダニーと兄ウォルターは、父親と庭でキャッチボール。
でも、まだ小さいダニーはうまくボールをとれない。ウォルターがイライラ
する中、父親は仕事の準備を始めてしまう。
もっともっと遊びたいダニーはしつこくウォルターや父親にまとわりつくが、
誤ってウォルターの顔にボールをぶつけてしまう。
怒ったウォルターはダニーを地下室に閉じこめてしまう。
薄暗い地下室から抜け出すため階段をのぼろうとしたとき、ゲームが入っ
た古い箱を見つける。ゲームに興味を示さないウォルターの気を引こうと、
ダニーはゲームのゼンマイを巻き、GOのボタンを押してしまう。
と、コマが勝手に動き出し、やがてとんでもないことが起きる。
言わずと知れた「ジュマンジ」の焼き直しです。
でも、決して「ジュマンジ」と比べてはいけません。
だって「ジュマンジ」で、ゲームを始めればどんなことが事が起きるのか、
だいたいわかっちゃっているから。それに「ジュマンジ」は本当によくできて
いたし、ロビン・ウイリアムスが実力を発揮していましたから、あれにかなう
ものを作るのは無理と言っていいでしょう。
ですから、この作品は違うところにポイントを置いています。
そう思って観れば、まあまあのできです。
ただ、キャスティングがイマイチだからなのか、感情移入が充分できない。
特に子供たちの演技はもう少し「気合い」を入れて撮ってほしかった。
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