-- Chamber -- SaloonBBSHome
Name:
ジョシュア・アントン・ヨーク
Source:
フィーヴァードリーム(上)(下) Fevre Dream(1982)
ジョージ・R・R・マーティン 著 Gearge R. R. Martin
増田まもる 訳
創元ノヴェルズ
1990年11月9日初版発行
Occupation:
フィーヴァー川汽船会社の共同経営者(共同経営者はアブナー・マーシュ船長)
実際は自分達の一族を赤い渇きから解放し、人間と共存するために活動している「血の支配者(ブラッドマスター)」「蒼白の王」
History:
1785年、フランスのとある地方で生まれる(1857年現在72歳)。
夜の人々として生をうける。(吸血鬼の出産の常として母は死亡)
表向きは小貴族の父と二人の召使(実際は仲間)により、夜の人々としての教育を受ける。
1789年のフランス革命の勃発で、貴族政治主義者として父とともに捕えられる。
父の命により、監獄から一人逃亡、パリの貧民窟で成長。
ナポレオン戦争勃発後は、進軍のあとをつけてヨーロッパ中を歩き回る。
1805年オーストリアにて、はじめて人の血を吸う快感を味わう(20歳)
絶望のあまりロンドンへ逃げたが、ほぼ1ヵ月周期で赤い渇きにとりつかれる。
読書によって、自分が何者かを知る。
名を変え、スコットランドの一軒家を購入。
互いに好意を寄せていた召使の女性を結果的に獲物としてしまい、再び絶望する。
1812年、自らを鎖で繋ぎ、太陽に体を晒すという自殺行為に出たが、
死にゆくさなかに生への欲求が生まれ、手首を食いちぎって脱出、その後手は再生。
これを転機に、自分と一族を赤い渇きの宿痾から解放するべく、生き方を変える。
3年の間様々な実験を行い、1815年、人間の生血にかわる混合液を作ることに成功。
父のルーツを調べるべくヨーロッパを旅し、
1826年、カルパチアにて、父の元召使と再会、「血の支配者」となる。
Present Address:
蒸気船フィーヴァードリーム号
Features :
かなりの上背、細身
白髪かと思われるほどごく薄いブロンド
顔つきはほっそりと穏やか
頬ひげなし、顎ひげなし
髪の毛と同じように白い肌の色
エクリプス号のサルーンのグランドピアノの白鍵のように白さと力強さを秘めた手
白い顔とは対照的にはっとするほど暗い、灰色の目
点のように小さく真っ黒な瞳は哄笑、孤独、残忍な欲情、それらすべてを宿す
声には甘く品があり、流れるようになめらか
途方もない量のありとあらゆる新聞を読む習慣
異常な視力
銀を身につけ、聖水を飲み、鏡に映る
Clothes:
純白の燕尾服にズボン、濃紺のヴェスト、
ひだ飾りのついた白いシャツ
青い絹のネクタイ
ヴェストから垂れた懐中時計の鎖は銀
きらめく青い宝石のついた銀の指輪
船の内装とぴったりあった、白と青と銀の装い
Weak Point:
日光だけが唯一の弱点
日光を2時間までは浴びることができる、4時間だと死ぬかも、6時間では確実に死ぬ。
Friend
共同経営者:アブナー・マーシュ
Enemies:
ダモン・ジュリアン
 大農場主、実はいまひとりの「血の支配者(ブラッドマスター)」
 旧名ジャイルズ・ラモン
 黒い巻き毛にふちどられた皺ひとつない顔
 奈落、あるいは底知れぬ深淵を思わせる、黒く固く輝く目
 濃いバーガンディ色のスーツと、胸もとにひだ飾りのついたルーズカラーの絹のシャツ
 黒のヴェスト
 角砂糖ほどもあるサファイアのはまった金の指輪
 黄金の編み細工に黒ダイヤをあしらった、ブローチ