| 2002/09/30-9237 | 
								
									| へその緒スープ | 群ようこ | 新潮文庫 | 2002年9月1日発行 | 
											   毒毒度:1 | 
								
									| 芸風はふだんのままなので、ホラーといえども笑いたくなる。決してしっとりした和風のホラーではない。ガサツな感じは文章の印象からか。全編どんでん返しもない救いのないエンディングに読み手は放り投げられた感ありあり。 | 
							
							
								
									| 2002/09/30-9238 | 
								
									| 短編セレクション・ミステリー篇 泣かない女
 | 小池真理子 | 集英社文庫 | 2002年9月25日第1刷 | 
											   毒毒度:2 | 
								
									| 真理子お姉様の自選だけあって巧みさはさすが。解説も入れて230頁弱という私にとっては危険な厚さ。案の定、時速200頁の往路コースでフィニッシュ。ま、これに備えて今日は新刊3冊取り揃えているので心配はないのであった。 | 
							
							
								
									| 2002/09/29-9239 | 
								
									| ホラー小説時評1990-2001 | 東雅夫 | 双葉社 | 2002年8月15日第1刷発行 | 
											   毒毒度:3 | 
								
									| “つくづくシモンズは「悪」を描くのに秀でた作家であると思う。生ける屍、暴走トラック、地を這う妖虫といったステロタイプの怪物たちが、作者の卓越した描写力にかかると、底深い悪意と暴力、生理的嫌悪の権化となって邪な精彩を放ち、読む者の心胆を寒からしめるのだ。邪悪を邪悪としてなまなましく描き切る能力--これこそがホラー作家にとって絶対不可欠の資質である” SFマガジン2002年1月号までに連載されていたもの。 当然のことながら『愛死』はあっても『ハイペリオン』は載っていない。資料としてとても嬉しい存在。ここに名のある多くの本がすでに絶版だったりするのだが、これを頼りに古本屋巡りでじっくり集めるという望みはまだ残されている。復刊もなかなかにして難しいのだ…マキャモンですらね。 | 
							
							
								
									| 2002/09/29-9240 | 
								
									| 昔の子供たち | 安野光雅 | 日本放送協会 | 2002年4月25日第1刷発行 | 
											   毒毒度:-4 | 
								
									| ほのぼの。津和野生まれの著者が絵日記で綴る昔の遊び。藤本先生の講評が面白い。漢字が苦手なのか必ず宿題が出ている。女の先生かと思ったら男の先生、字が凄くキレイなのにはオドロキ。 | 
							
							
								
									| 2002/09/28-9241 | 
								
									| 美青年アルマンの遍歴(下) | アン・ライス 柿沼瑛子 訳
 | 扶桑社ミステリー文庫 | 2002年8月30日第1刷発行 | 
											   毒毒度:1 | 
								
									| “われわれ天涯孤独のヴァンパイア、時間に置き去りにされた哀れな孤児たちは、こうした連鎖がなければ物事をはかる基準というものをいっさい持ち合わせていないのだ。雪のような暗闇に、虚無よりもさらに恐ろしい世界に落とされた僕は鎖に手を伸ばさなかっただろうか?” そしてレスタトが目覚めた…。 | 
							
							
								
									| 2002/09/27-9242 | 
								
									| 美青年アルマンの遍歴(上) | アン・ライス 柿沼瑛子 訳
 | 扶桑社ミステリー文庫 | 2002年8月30日第1刷発行 | 
											   毒毒度:1 | 
								
									| “ああ、アルマン。お前にいつも不足しているのはその決意、確固とした意志なのだ。今また同じ過ちを繰り返してはならない。過去から学びとるのだ” 扶桑社らしいダサいタイトル。『ヴァンパイア・クロニクル』シリーズなのに単行本で出ていたアルマンものが文庫版で登場。ニューオーリンズの礼拝堂の床に倒れたまま動かぬレスタト。レスタトの様子を見に今では多くの「暗闇の子供たち」がここを訪れている。あの衝撃的な死を遂げたはずのアルマンもここにいる。もとはキエフ生まれの天才イコン画家アンドレイがタタール人に掠奪され、ヴェネツィアで奴隷のアマデオとなり、高名な画家マリウスを御主人様と慕いつつ、やがて闇の世界へと足を踏み入れアルマンとなるまで、さらに雪のニューヨークで太陽の下へ出ていったあのときを語ってゆくという手法。聞き手というか聞き書き手は元タマラスカのディヴィッド・タルボット。ヴァンパイアとなってからはイギリスとインドの血を受け継いだ美青年の風貌ながら人間として70歳まで生きた知恵と品格を内に持つという奇跡の存在。ちなみに脇役好きの私は結構変身前のタルボットのファンである。 | 
							
							
								
									| 2002/09/25-9243 | 
								
									| 勝者の方程式 | 広岡達郎 | 講談社文庫 | 1991年2月15日第1刷発行 | 
											   毒毒度:3 | 
								
									| “「やる気のない者は帰れ」とカツを入れれば、「ありがとうございます」と言って、本当に帰ってしまうような選手たちだった”(意識革命に奇策はない) Gが優勝。サヨナラ負けなのに胴上げ。で実にタイムリーな本選びかと。先日久々のBOOK-OFFにて、広岡達郎・長嶋茂雄共著というのを発見。頁を繰ると長嶋っぽい文章は全くどこを見ても出てこない、どーゆー配分で誰が書いたのか不思議。待てよ、1990年代初めのビジネス誌でちらっと見て気になっていた広岡達郎著というのがもしかしてここ(BOOK-OFF)にあるのではと100円コーナーへ。ありましたこれが。しかもほとんど新品。ライオンズ時代の話が主だが、時たま悪い例(爆)でスワローズ話も登場。なにはともあれ奇策はない。基本と練習あるのみ。 | 
							
							
								
									| 2002/09/24-9244 | 
								
									| 本のお口よごしですが | 出久根達郎 | 講談社文庫 | 1994年7月15日第1刷発行 | 
											   毒毒度:2 | 
								
									| “本は残るが、人は消える”(西谷退三氏) あらさがしをするつもりはないにしろ、何冊か続けざまに読むと、何度か聞いた話も出て来るわけで。 | 
							
							
								
									| 2002/09/23-9245 | 
								
									| あったとさ | 出久根達郎 | 文春文庫 | 1996年6月10日第1刷 1996年6月15日第2刷
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											   毒毒度:3 | 
								
									| “案内された客の書棚の古い書物が、いっせいにざわめき、すすり泣き、恨みごとを述べはじめる。髪がさかだつ思いである。”(お百度) “売り払う側にしてみれば、本でなく、人を売っている気なんですよ。持ちぬしの全人格を金にしているんです”(あったとさ)
 落語を聞くような『背広』、ユーモアミステリのような味わい『冬至の旅』に和んでいたらだんだん雲行きが怪しい。本をめぐる秘密がちらちらしはじめる。圧巻は短編集のラストを飾る『あったとさ』である。いや、こう来たか。こいつはホラーである。ほぼ1年後におあと9000冊に至るということがわかった。
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									| 2002/09/22-9246 | 
								
									| 猫の息子 眠り猫II | 花村萬月 | 徳間文庫 | 1997年5月15日初刷 1999年4月30日3刷
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											   毒毒度:1 | 
								
									| “「おまえは、何をやらせても、ほんとうに投げ遺りだな」” “「父親にむかっておまえはよせ」”
 “いいこと、タケ。愛なんてどこにもないのよ”
 タケ。本名・仁賀威男。18歳。猫の息子。どんななりをしていても注目される母譲りの美貌。やっとみつけたYZR500のプラモを猫に獲られてデフォルメされて投げ出されて、しかもプラモと引き換えに紹介された美女とは実はオカマのララさんで、猫は5年もツケを払って無くてタケは実のオヤジの借金を返すべくララの店で強制労働させられるハメになる。ある日謎の男・鷲尾とチェーンソーを持った巨漢・富士丸がララの店を破壊しはじめた…ハードボイルドの皮を被った萬月的ニューファミリー物語『眠り猫』の続編。異形の者大集合。愛は殺るか殺られるかでしかないのか。2週間ぶりの休日、スピーカーが嫁に来た。箱は長岡鉄男先生設計。むろん手作り、師匠の長女にあたる存在。昨年ともに新規プロジェクトでさんざんな目に合った師匠は今年になってスピーカー作りに目覚め、次女・スワンを産み、三女を産み、上背のあるウーハーを産み、さらに五つ子にとりかかるに及んでついに長女を嫁がせる決心をしたのだった。貰い手候補はたくさんあったが、なにぶん幅45、高さ104、奥行き55cm、フツーの家には無理だったというわけ。私ですら、床に横たわった2台を見てはたしてワゴンRに乗るのか不安になったくらいだ。この時ばかりはフルフラットシートが大いに力を発揮し、師匠の奥様を感嘆せしめた。50kgの箱2台を運び出し、さらに運び入れるのはなかなかの大仕事だったが、木だらけのわが家にしっくりおさまった。尤も700冊の本を一旦動かしAVまわりを再構成する必要はある。ユニットは新品のテクニクス・EAS-20F20。100時間ほどの慣らし運転が必要というが、思ったよりも硬くない。ピアノの音なんぞなかなかのもんである。このユニットも製造中止とかで、今のうちにおさえておくか師匠の心は揺れ動くのであった。
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									| 2002/09/21-9247 | 
								
									| 眠り猫 | 花村萬月 | 徳間文庫 | 1996年11月15日初刷 2000年9月25日8刷
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											   毒毒度:3 | 
								
									| “泣けない子供がいるのよ” “暮すって字は、日と土の違いで、墓って字にそっくりだ”
 萬月的ニューファミリーが主役のハードボイルド? 「猫」と呼ばれる探偵と、助手?の元アルバイト・ホステス・冴子、猫の息子・タケ。猫と冴子は恋人同士。タケと冴子は美貌の姉弟に見える。一見サエない中年男、あるいは喪失者、人をおののかせるほどに美しく知性のある若い女性、美少年という組み合わせはもはや萬月ワールドのお約束。不思議なことに飽きないんだが。さて、続編を収穫しにいくとするか。 | 
							
							
								
									| 2002/09/20-9248 | 
								
									| 朝茶と一冊 | 出久根達郎 | 文春文庫 | 2000年7月10日第1刷 | 
											   毒毒度:4 | 
								
									| “面白がる気持ちがなければ、やれない仕事”(面白がる) “その人の笑顔がすてきなのである。子供っぽい笑顔であった。首を少し傾けて話すのである”(一期一会の人)“あ、そう、と私は本を閉じ、四百二十円の定価を、えらく高価に感じた。
 五分間で一冊を読んでしまったからではない。読了時間の長短は、問題ではない。おみやげをもらえぬ読書は空しい、と思ったのである”(おみやげのない本)
 しあわせ。それは朝いただく一杯のお茶、そして茶うけ。この場合の茶うけは一冊の本であるという。もちろん面白そうな本である。早く仕事を済ませて読もう、と思わせるような本の存在。そして睨んだ通り面白かったら、神様に感謝するという。つくづく本読みは私生活、と思う。読書日記の形をとりながら、今まで語らなかった秘密も明かしている。例えば、よど号事件の主犯は、実は古本屋の店番時代によく話をかわしていたあのお客様ではあるまいかという「一期一会の人」。本を通じた人との関り、上質のミステリィのような味わい。
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									| 2002/09/19-9249 | 
								
									| 七つの怖い扉 | 阿刀田高 小池真理子 鈴木光司 高橋克彦 乃南アサ 宮部みゆき 夢枕獏
 | 新潮文庫 | 2002年1月1日発行 2002年9月10日10刷発行
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											   毒毒度:1 | 
								
									| 昼休みに買った本を20分で読んでしまったので、下山(会社を退出すること…というより帰りつくところも山だったりするわけだ)を7分早めて東京駅構内のナマ本屋へ行く。本日2度め。そしてまたまた帰りの電車で毒了。おなじみの作家なので妙な安心感。じわっと怖い阿刀田高、嫌な感じの乃南アサ、ぬめっと怖い小池真理子…おっと、ホラーに安心感はいけないな。 | 
							
							
								
									| 2002/09/19-9250 | 
								
									| かわいい。 | シンラ編集部 | 新潮OH!文庫 | 2000年12月10日発行 | 
											   毒毒度:-3 | 
								
									| かわいい。マジで。ペンギン、プレーリードッグ、ハリネズミ、モモンガ…。どいつもこいつもかわいいんである。昼休みに久々ナマ本屋、久々「樹の花」にて豆カレーのランチ後一気読みしてしまった。で、結局、帰りに読む本が無くなってしまったというわけ。 | 
							
							
								
									| 2002/09/19-9251 | 
								
									| 無明の蝶 | 出久根達郎 | 中公文庫BIBLIO | 1993年8月15日第1刷発行 | 
											   毒毒度:5 | 
								
									| “私はくらくらした。なんだろう、自分は麻生さんという架空の書物を、勝手に作りあげていたようだ。自分が読みたいと欲する書物を。その一方、麻生さんに読まれたい書物を、自分は装っていたような気がする” “私は麻生さんを読んでいたつもりが、その本はなかったし、読まれていたつもりだったが、実は読まれていなかったのだ”(赤い鳩)
 毒読初登場。直木賞作家というより尊敬すべき古本屋店主。文体はかなり好み。無駄が無い。そして物語る。極めて面白い。長い巡業から帰って久々、本読みで幸せを感じる。 | 
							
							
								
									| 2002/09/17-9252 | 
								
									| 日本の星「星の方言集」 | 野尻抱影 | 中公文庫BIBLIO | 1978年2月10日初版発行 2002年8月25日改版発行
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											   毒毒度:-3 | 
								
									| 全国各地の協力者を得て丹念に集めた「星の和名」が七百撰とな。オリオンのミツボシは有名だが、私にはどちらかというと、そのミツボシをウエストとして、双肩と腰にあたる台形の方が印象深い。その昔のコピーから。 「見上げればオリオンの四角。吐く息の白さと背中の汗のアンバランスが好きだ、自転車乗りの冬」
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									| 2002/09/07-9253 | 
								
									| 星三百六十五夜 秋 | 野尻抱影 | 中公文庫BIBLIO | 1978年2月10日初版発行 2002年8月25日改版発行
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											   毒毒度:-4 | 
								
									| “少年の昔、木枯らしの夜に見おぼえてから、毎年今ごろになると経験することで、この雄麗な星座がいつに変わらぬシステムで、時をたがえず現われてくるのが、何か不思議なのである。それに、星たちのいつも若く新鮮な印象が、まるで初めて見るもののように思える。この驚嘆と讃美を年々くり返してきて、さらに死ぬ日までもくり返して行けること” (オリオン現わる 10月15日) “天文図鑑で、今夜「アルゴール最小」と読んだので庭へ出てみた。ペルセウスの曲線はいつ見ても美しい。地平の夕靄を抜けて、カペルラが強くきらめき、アルデバラーンは紅ばら色を染めていた”(悪魔の星 11月19日)
 変わらぬオリオンを眺めるとき。星に親しむ者のみに許された特権を感じる抱影。知らなかったのだが著者は冥王星の命名者である。詩人らしい表現力と、簡潔な文章。幻想的ではなく、その時代の暮らし、そのときどきの空が想像できる嬉しさ。洒落た装幀といい、満足。
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									| 2002/09/06-9254 | 
								
									| ローマ人の物語6 勝者の混迷(下)
 | 塩野七生 | 新潮文庫 | 2002年9月1日発行 | 
											   毒毒度:2 | 
								
									| “碑文が彫りこまれた。「味方にとっては、スッラ以上に良きことをした者はなく、敵にとっては、スッラ以上に悪しきことをした者なし」” “軍隊を率いる総司令官には、次の三つのタイプがあると思う。
 第一は、自分が総指揮をとってはじめた戦いを、自分で終えることのできる人。
 第二は、自分ではじめなかったが、終えることはできた人。
 第三は、自分が総指揮をとってはじめたのだが、しかも相当に敢闘するのだが、戦役を終えるのは他の将にしてもらうしかなかった人。”
 “「歴史はときに、突如一人の人物の中に自らを凝縮し、世界はその後、この人の指し示した方向に向うといったことを好むものである。」(ヤコブ・ブルクハルト) ”
 不運なグラックス兄弟に比べて何と幸運(フェリックス)な男、スッラ。人を食った男、スッラ。公生活ではストイック、私生活ではエピキュリアンを貫き通した。一市民とした死んだが前代未聞の壮麗な葬式が出された。リーダーの資質をすべて持っていたが残念ながら先見性だけは持っていなかった。マリウス、スッラ、ポンペイウス。カエサルの登場までの物語。そしていよいよ著者が最も愛する男カエサルの登場を待つのだが、残念ながら文庫刊行は2年!後の予定なのだった。ううむ。
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									| 2002/09/03-9255 | 
								
									| ローマ人の物語6 勝者の混迷(上)
 | 塩野七生 | 新潮文庫 | 2002年9月1日発行 | 
											   毒毒度:2 | 
								
									| “ローマ市民は、いまや勝者であり、世界の覇者と呼ばれている。しかし現実のローマ市民は、自らのものとしては、土くれさえももってはいないのだ” “私が第III巻の内容を端的に示さねばならないカバーにこの顔を使うのは、グラックス兄弟からはじまるローマの混迷の原因が、研究者の多くが一刀両断して済ませる、勝者ローマ人の奢りでもなく、彼らの苦悩であったことを訴えたいからでもある。まったく、「混迷」とは、敵は外にはなく、自らの内にあることなのであった”
 苦悩するローマ。流される血。改革の挫折。グラックス兄弟のあまりにつまらぬ死に様。 | 
							
							
								
									| 2002/09/02-9256 | 
								
									| 死の王 | タニス・リー 室住信子訳
 | ハヤカワ文庫FT | 1986年5月31日発行 1994年3月31日第8刷
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											   毒毒度:2 | 
								
									| “わたしが〈死〉の密使なのだ” 魔術師の呪いにより不毛に喘ぐ国土を救わんと、メルの豹女王ナラセンは死せる美少年と交わり、子を成した。その子シミュは両性具有であり、産褥で毒殺された母と共に墓に入れられたが、妖魔に拾われ僧院で暮らすようになる。さる国の王子たるジレムが僧院に預けられ、シミュとジレムは恋人同士となる。シミュの中の少女が目覚めたのだ。だがこれは闇の王子アズュラーンと死の王ウールムが中心となる、死と愛憎の戦いのはじまりだった。いやー疲れた。厚いんだもの、600ページ強。たまに電車に乗ればすぐ寝てしまうし。
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									| 2002/09/01-9257 | 
								
									| 大事なことはみんな猫に教わった | スージー・ベッカー 谷川俊太郎 訳
 | 飛鳥新社 | 1993年4月12日第1刷 1995年5月6日第17刷
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											   毒毒度:-2 | 
								
									| “ひとりで楽しむこと” “好奇心に富むこと”
 久々友人夫婦と蕎麦店にて待ち合わせ。見慣れぬアルファロメオでやってきた。真正面は大きいが、後ろ姿は軽である。3ナンバーなんて信じられない。ブラックだが下地はどうやらレッド。ちなみにレッドの下地はイエローとかで、だんだん鈍い色になるらしい。ハゲてきたら捨てるんだそうな。さて会食ののちは、町営農産物直売所、BOOK-OFF、ユニクロ、ハーブガーデンと、定番名所めぐりをしてペルジャヤ・ランカウイ(最近のわが家の呼称)でのダラダラに突入したのであった。
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