パルのおうち


第18章 長い返済がはじまる

返済金は,取扱金融機関の口座から決められた期日に引き落とされることになる。返済日に引き落としが出来なかった場合は,「延滞」扱いとなり,延滞損害金(年14.5%)取られることになる。

 (1) お高い税金!

 下表を見てもらいたい。まったく,税とかあることあること,さらに理解し難い難しさであること。誠に住宅取得の壁をさらに高くしているものだ。政府の国民に持ち家をとか,内需拡大による景気の回復などのかけ声がウソッパチ(言い過ぎだろうか?)であるのが実感できる。内需拡大という観点からすれば,一国民が大変な無理をしながら大きな消費をする点,住宅自体の経済への波及効果(原材料から各種電化設備等多くの産業に関連する)を考えれば,公共事業を何本かやるより,多くの人が住宅を手に入れる手助けを少しでも多く実施する方が意義があるとは言えないだろうか。それとも,やはりマイホームとは,本来,一般人=お金持ちでない人が持つべきではない贅沢品という位置づけなのだろうか。
 考えてみれば,借家に住んでいる場合,会社からケッコウな額の住宅手当は出るが,マイホームに住んでいる人には出ないか,出ても雀の涙だ。マイホームを建てて,多額の住宅ローンに苦しんでいる人より,アパートの(より少ない)家賃を払いながら,余裕ある生活を楽しんでいる人の方が,手当を支払う価値があるという判断にも,釈然としないものを感じる。

種   別 内    容

税の軽減

軽減の手続き 手続先
消費税 たてもの代etc × ×
印紙税 契約書(工事請負,住宅ローン等)に添付 × × 税務署
登録免許税 保存登記,ローンの抵当権設定登記時 登記申請時に申告 登記所
(法務局)
不動産所得税 住宅等の取得 取得した日から60日以内に申告 県税事務所
所得税 返済10年以上の住宅ローンの場合 ○住宅取得促進税制 翌年3月15日までに申告 税務署
贈与税 住宅資金の贈与を受けた場合 ○住宅資金贈与制度 翌年3月15日までに申告 税務署
固定資産税 住宅を取得している間 住宅用地の認定のための申告が必要 市町村
都市計画税 ×   市町村

●消費税

 消費税なんて,あたりマエダのクラッカーであったかなぁ。ナント親切にも表を作成いたしたので,ご覧あれ!(勘定奉行の口調で)

消費税

住宅を新築したり,購入したりすると5%の消費税がかかる。
内訳は,国税である消費税が4%,地方税である地方消費税が1%である。

消費税の対象

消費税の対象外(非課税)

建物の購入代金、建築請負代金
仲介手数料
事務所、店舗等の家賃
駐車料
住宅ローン事務手数料

土地の譲渡代金
土地の貸付
住宅の貸付
借入金の利子、保証料、保険料
火災保険料、生命保険料、保証料

●印紙税

 芸能人でも脱税企業の社長でもない限り,15,000円の印紙となるだろうが,印紙を貼らないですむいい方法がある。それは・・・パルのおうち読者だけに,後でコッソリ教えよう。(後でだよ)

印紙税

 

工事請負契約や融資の契約をするときの契約書に貼る印紙代である。
建築請負契約及び住宅ローンの契約書の印紙税は次のとおり。

契約書の金額

請負契約

住宅ローン

 100万円〜200万円

400円

2,000円

 200万円〜300万円 1,000円
 300万円〜500万円 2,000円
 500万円〜1000万円 1万円
1,000万円〜5,000万円 1万5,000円 2万5,000円
5,000万円〜1億円 4万5,000円 6万円

●登録免許税

 建物を新築した時,「所有権保存登記」を行うわけだが,その登記時に納税することになる。通常は,建物の固定資産税評価額の0.6%が登録免許税額となるわけだが,次の条件を満たせば,税率の軽減措置が受けられる。実際の手続きは,司法書士が代行するため,意識しなくてもいいはずだ(タブン。メケメケハウスがしっかりしてれば)。
・床面積が50u以上240u以下
・築後1年以内
・自己居住で住宅専用家屋であること
・平成11年3月31日までに新築!?!
ドッヒャー。もう過ぎてるじゃん。ウーン。ショック!(バタン)
 ひとつ,いいことがある。イヤー。よかったよかった。住宅ローンの抵当権設定登記の税金は,住宅金融公庫分は非課税なのだ。
公庫バンザーイ!住宅金融公庫ブァンザーイ!ヒーキヒーキ。

登録免許税 住宅を建築したり土地を購入した場合,その建物や土地が自分のものであることを示すための登記に係る税金が登録免許税である。
登記の種類 登記の内容 税  額 軽減措置
建物滅失登記 建替えなどで建物を取り壊したとき

非課税

建物表示登記 建物を新しく建てたとき

非課税

所有権保存登記 建物を新築したとき 評価額×0.6% 評価額×0.15%
所有権移転登記 土地を購入したとき 評価額×5% 評価額×40%×5%
抵当権設定登記 ローンを借りたとき 借入額×0.4% 借入額×0.1%

登記手続は実際は土地家屋調査士や司法書士が行うため,登録免許税以外に報酬を支払わなければならない。例えば,建物滅失登記は非課税でも,手続きの謝礼(10万円前後)が必要となる。

不動産所得税

 不動産(土地・建物)を所得すると,早速,不動産所得税が課税される。またかよ!何重課税なのやら。これで,革命が起こらないのが不思議になってきた。
 建物の場合は,本来税率(固定資産税評価額から)4%のところ,特別のオナサケで,
平成13年6月30日までに取得した場合は,3%に軽減されている。さらに,新築の場合は,評価額から1,200万円を控除することとなっている。但し,次の要件を満たすことが条件である。
・1戸の床面積が
5
0u以上240u以下
・1u当たりの評価額(固定資産課税台帳に登録された価格)が176,000円以下
 もちろん,取得後,すぐに税務事務所に申告が必要である。たとえ,病に倒れて申告出来なくても,そんな甘ったるい理由お役所が認めるハズもない。入居後,しばらくすると納税通知書が届くが,これより早くやっとかんと大変なコトになる。
 申告は都道府県税事務所にある不動産取得税申告書に所定の事項を記載したうえで, 売買契約書, 建物登記簿謄本(抄本), 売買代金の完済領収書,「不動産取得税課税標準の特例適用申告書」(建物の場合)
が必要となる。
●新築住宅は,課税標準×3%であり,建物の評価額から1.200万円の控除があるから,計算式は...
 
(建物評価額−控除額1200万円)×3% じゃ〜。最高36万円得するわけですな。ン?じゃ,評価額が1200万円以下だったら,そもそも納税通知書が来ないってこと?・・・ハイ。そのとおりです。

減額措置を受けるために必要な書類は次のとおりである(本によると)。
(1)不動産取得税減額等申請(宅地建物取引業者の免許番号を備考欄に記入のこと)
(2)次に掲げる書類の写し
ア 取得した不動産の登記簿謄本(特定居住者、宅地建物取引業者および宅地建物取引業者から購入した者
  〈以下購入者といいます〉が所有権を取得したことが確認できるもの)
イ 売買契約書(特定居住者と宅地建物取引業者との間で締結されたものおよび宅地建物取引業者と購入者
  との間で締結されたもの)
ウ 領収書(イの売買契約に関する代金の支払い内容が確認できるもの)
エ その他1(1)アおよび(2)アに掲げる条件に該当することが確認できる書類

*しかし,実際は良く分からないのじゃ。居住地や条件(住宅のみとか)によって多少違うのかも知れん。ボクの場合は,「不動産取得申告(報告)書」をぴろぴろ書いて出しただけだった。県とか市町村に聞いたら,それでいいって言うんだもん。(後から分かりました。ボクの場合は建物だけで,土地は関係なかった為とのことであった。)それに,納税通知書がいつくると思う?フツーは,数ヶ月後くらいと思うよね。ところが,聞いてみたら1年後くらいだって言うんだ。電算とか報告とかの関係で。まあ,家の出来上がる時期にもよるのだろうけど。
 ウーン。ここの説明はどうも首尾一貫してないね。パルの脳ミソの限界だ。役場によく聞いてみてくださいね。皆さん。

不動産取得税

建物や土地を新築・購入したときに1回だけかかる税金。
税率は4%だが,住宅に対する税率は、固定資産税評価額の3%に軽減される。
固定資産税評価額については、新築住宅の場合は建築費の60%程度となる。
一定条件を満たした住宅とその敷地(土地)には,次の軽減措置がある。

新築住宅 建物の価格(固定資産税評価額)から1200万円を控除
中古住宅 350万円〜1200万円を控除
不動産取得税は取得して数ヵ月後にかかって来る。
減額を受けるためには取得後
60日以内に都道府県税事務所等に申告する必要がある。

●所得税:住宅ローン控除制度(住宅取得促進税制)

 マイホームの取得するためにのローンに対し,15年間にわたり住宅ローン残高(5000万円以下)の一定割合を所得税から控除される制度(住宅取得促進税制)であり,平成11年と12年の時限措置である(従来減税は6年間の控除である)。
 控除割合及び適用条件は,次のとおりである。

1〜6年目1.00%  7〜11年目=0.75%  12〜15年目=0.50%

適  用  要  件

平成11年または12年中に居住

取得後6ヵ月以内に居住

自分の居住用住宅の新築,取得または工事費が100万円超の増改築工事(マンションのリフォーム含む)

住宅の床面積が50u以上240u以下

控除を受ける年の合計所得金額が3000万円以下

中古住宅の場合は、建築後15年(耐火建築物は20年)以内

ローンの返済期間が10年以上であること、または社内融資などは年利3%以上

控除を受ける年の年末に引き続いて住んでいる

 この控除を受けるためには,取得した住まいに居住した翌年の3月15日までに, 所轄の税務署へ必要事項を記入した確定申告書とともに以下の書類を添付して確定申告をする必要がある。知らなければ,手続きをしなければ,本来払うべきではない税金までふんだくられるのは,いつものことである。なお,2月前でも確定申告書を提出することが出来る。税務署に持っていっても,(完璧に書いてあるなら)郵送でも可である。
 サラリーマンの場合は1年目だけ確定申告すれば,それ以降税務署から送られてきた書類及び金融機関が発行するローン残高証明書を添えて勤務先に提出することによって年末調整で戻ってくることになる。
 なお,還付金は,2ヶ月後くらいに銀行に振り込まれる(らしい)。

必 要 書 類

入 手 先

所得税の確定申告書 税務署等
計算明細書 税務署等

家屋の登記簿謄本(マンションは抄本)

法務局

建築工事請負契約書や売買契約書の写し

 

借入金の残高証明書

公庫等から10月頃郵送される

住民票謄本又は抄本

市町村役場
サラリーマンは源泉徴収票(原本) 職場

*増改築の場合は,建築確認通知書の写し又は検査済証の写し又は増改築等工事証明書を添付
*しかし,読む本読む本,必要書類だとか適用条件とかイロイロなんだよなぁ。表現がチョッピリ違うのはいいとして,多かったりとか少なかったりとか困ったものである。「パルのおうち」は,間違ったことは書いていないつもりだが,念のため,居住の役場に確認してね。
*ここで,建設工事請負契約書の写しが必要となる。モチロン印紙を貼った契約書の写しが必要となるのだが,ここで,住宅メーカーから,印紙を貼った契約書のコピーを前もってもらっておけば,自分の分の契約書に印紙を貼らなくてすむという寸法。アッタマい〜でしょ?印紙税のところでもっともらしく述べたことがコレである。

 さて,問題は,新制度となって,我々は得したか損したかである。旧制度の場合,6年間の控除期間ではあるが,減税率は高かった。確かにいっぱい借りるとお得だが,我々が借りる額は14,100,000円である。さて,そこでエクセルで計算だ(日割とか難しいから概算だよ)。

残  額

金利

総 残 額

月  払

ボーナス

合  計

従来減税

新 減 税

1

14,100,000

1.02

14,100,000

43,505

167,505

857,070

241,000

141,000

2

13,242,930

1.02

13,507,789

43,505

167,505

857,070

235,078

135,078

3

12,650,719

1.02

12,903,733

43,505

167,505

857,070

129,037

129,037

4

12,046,663

1.02

12,287,596

43,505

167,505

857,070

122,876

122,876

5

11,430,526

1.02

11,659,137

43,505

167,505

857,070

116,591

116,591

6

10,802,067

1.02

11,018,108

43,505

167,505

857,070

110,181

110,181

7

10,161,038

1.02

10,364,259

43,505

167,505

857,070

 

77,732

8

9,507,189

1.02

9,697,333

43,505

167,505

857,070

72,730

9

8,840,263

1.02

9,017,068

43,505

167,505

857,070

67,628

10

8,159,998

1.02

8,323,198

43,505

167,505

857,070

62,424

11

7,466,128

1.04

7,764,773

47,872

184,861

944,186

58,236

12

6,820,587

1.04

7,093,410

47,872

184,861

944,186

35,467

13

6,149,224

1.04

6,395,193

47,872

184,861

944,186

31,976

14

5,451,007

1.04

5,669,048

47,872

184,861

944,186

28,345

15

4,724,862

1.04

4,913,856

47,872

184,861

944,186

24,569

16

3,969,670

1.04

4,128,457

47,872

184,861

944,186

 

17

3,184,271

1.04

3,311,642

47,872

184,861

944,186

18

2,367,456

1.04

2,462,154

47,872

184,861

944,186

19

1,517,968

1.04

1,578,687

47,872

184,861

944,186

20

634,501

1.04

659,881

47,872

184,861

944,186

 合 計

18,012,560

954,764

1,2138,71

 おおっーと!新減税の方が,259,107多い!モーケモーケ。グッハッハッハ!しかし,繰り上げ返済のやりようによってはマイナスになりかねん!繰り上げ返済はよく考えてしなければ。


●贈与税(住宅取得資金の特例)

 贈与税は,1月1日〜12月31日までの1年間の贈与について翌年2月1日〜3月15日までの間に確定申告をして,もらった人の住所地の税務署に納税することになってる。住宅に関しては,親から子供に住宅を取得するための金銭を贈与した場合,300万円までは非課税と認められている。なお,夫と妻で1/2づつ共有した場合は,それぞれの親から各300万円,計600万円までが非課税となる。
 また,夫婦間で居住用の不動産またはそれを取得するための金銭の贈与を受けたときは、2,000万円の配偶者控除がある。
これらの贈与税は,親子・夫婦の情愛など関係なしに,取れるところは全部とろうとする行政の姿勢が良く見える。実際,最初この話を聞いて,「おかしい」と感じる人は多いのではないだろうか。
 なお,配偶者控除や住宅取得資金の特例で税金がゼロの場合にも申告する必要があるので,注意されたい。

 親から子への贈与税の特例を受ける場合の確定申告の必要書類は,次のとおりである。書類を集めるのが結構大変なのだ。なお,2月前でも提出することが出来る。税務署に持っていっても,(完璧に書いてあるなら)郵送でも可である。

必 要 書 類

入 手 先

贈与税の申告書 税務署等
計算明細書 税務署等
源泉徴収票(原本):サラリーマン
確定申告書の写:自営業
職場等
過去5年以内に自分又は配偶者の持ち家に住んだことがない証明書  

戸籍の謄本又は抄本

市町村役場
戸籍の付票の写し 市町村役場

家屋の登記簿謄本(抄本)

法務局

住民票謄本又は抄本

市町村役場

*源泉徴収票は,他に確定申告をする場合は,不要。
*過去5年以内に自分又は配偶者の持ち家に住んだことがない証明書とは,貸家を借りていたときには賃貸借契約書や家賃の領収証などで,親の家に住んでいた場合は,親の家屋の登記簿謄本。
*住民票については,戸籍の付票の写しの住所と同一の場合は不要。

 さて,ここで疑問である。確定申告しなかった場合,税務署にバレるのかどうかです。親から子供にコッソリ現金を渡すのだから,バレるハズはないとお考えの方も多いだろう。ボクも疑問に思って,税務関係の仕事をしている知人に聞いてみた。すると・・・「税務署の調査能力をなめるなよ!」であった。銀行口座の出し入れは,親子など関係者も含めて,ぜ〜んぶ税務署に筒抜けらしい。銀行は大喜びで税務署に個人情報を流しているのだ。モチロン,バレない場合も多いだろうが,税務署長が,「あそこのガキがマイホーム作りやがった。そんなに給料もらってるハズはねぇ。おい,てめーら。ちょいと調べてやんな」と言ったらアウトだと考えといた方が安全だと思われる。

●固定資産税

 固定資産の評価額は,自治大臣が定めた「固定資産評価基準」により計算され,3年ごとに評価替えが行われるものである。但し,土地の地目の変換や家屋の増改築などの異動があった場合は,その都度評価される。課税評価額は,原則としては土地又は家屋の評価額とイコールである。
 軽減措置としては,新築住宅で,面積が40u以上240u以下の住宅の場合は,初年度より3年間に限り,最高120uまで固定資産税が1/2に減額される。

固定資産税の税額=固定資産税課税評価額×1.4%

●都市計画税

 都市計画税は,市街化調整区域及び条例に定められている地域の土地・家屋の所有者に対し課税される。軽減措置は基本的にはないので,努力のしようがない。

都市計画税の税額=都市計画税課税評価額×0.3%

一口メモ・・・「住宅減税と転勤

もし,住宅ローン減税を受けている人が転勤になったら?
これは,会社勤めの人は当然あり得ることである。特に現在の減税期間が15年にもなるわけだから,そのうちには1回2回転勤があっても不思議はないだろう。単身赴任の場合なら住宅ローン減税がずっと適用になるが,元の家を空き屋で残したまま家族揃って一時的に転勤先のアパートに引っ越した場合,減税はその時点で適用外になる。ここまでは,実際に住んでいることが減税の条件だし,やむを得ないかもしれない。ところが,1年後に本社に戻れることになって,自宅に帰っても,住宅ローン減税は復活しないのである。ここで転勤族のみんなは「ワオー!そんなバナナ〜」と言ってビックリするのである。
これは真面目に考慮しといた方がいいです。家を買うと転勤するというジンクスが昔からありますしね。転勤制度のある企業は,中小企業では16%,大企業では91%である。そのうち,会社の判断で転勤させる企業の割合が8割で,本人の同意がなければ転勤はないとする会社はたった4%に過ぎないのだ。 個人がマイホームを買ったからとか事情はあっても,転勤は殆どの場合,拒否出来ないのです。つらいなァ〜。しがないサラリーマンは。ですから,もし転勤を命じられた場合,住宅ローン減税を続けたければ,単身赴任しか道はないわけです。

 

2000年4月4日(火)「不定期日記」より

 今日は特に恐ろしい話をしたい。このような恐怖が世の中にまたとあろうか。私は今,恐怖におののいている。見なければ良かった・・・知らなければ良かった・・・夜,目が覚めると冷汗でベットがぐっしょり濡れているのだ。
 説明のつかぬ暗い予感を抱きながら家に帰ると,一通の封書がそこにあった。それは・・・「固定資産 土地・家屋課税明細書」だった!ウギャ〜!!!たたりじゃ〜!
 その時,ボクは,「フン。固定資産税か。2万円かな?もしかして3万円かな?どちらにしてもハシタ金だわい。ムッハッハ!」と言いながら,封を開けたのであった。それが95,405円!ぶくぶくぶくぶく〜!こんなに高いなんて!一家心中しろと言っているみたいだ。どうせなら,封書でなくて,首つり用の縄でも送ってくれた方が話が早いんじゃないか!驚きの余り計算式を作ってみた。

 

家屋評価額

税率

税額

固定資産税

8,673,144円

1.4%

121,424円

147,443円

都市計画税

0.03%

26,019円

 ウーム。これじゃ計算が合わないゾ。そうだ。固定資産税に関しては,家屋の120uまでは,新築後3年間に限り,オナサケで1/2の税額になるのだ。我が家は,140uだから・・・120/140で按分してっと。なる程。95,405円か。そして,3年後には15万になっちゃうワケだ。ローンがなけりゃあナンテコトないんだけど。キビシー。フナフナフナ〜
 ちなみに,親父にも通知が来たので,見せてもらった。親父宅は17坪の家なのだが,それにしても安い!安すぎる。6,000円とは信じられん。これは,リフォームを何回もやっているので,キレイはキレイなのだが,建ててから年数がいっているので,評価額がナント40万まで下がっていたからなのであった。ウヒョー。なお,ボクの場合は,持ち分は家屋だけなのだが,土地については,ハッキリ言って,住宅より相当税金は安いので,土地もお持ちの方は安心されたい。

 (2) 繰上返済

 返済の途中で,借金の一部又は全部を返済するもの。ある程度貯金が出来た時点で返済すれば,繰上返済した回数に相当する月数分の短縮(期間短縮型)や返済金額を圧縮(返済額圧縮型)することが出来る。
 金額的には,期間短縮型の方がオトクらしい。

区 分
手  数  料
備      考
期間短縮型
返済額圧縮型
住宅金融公庫 3,150円 5250円 最低100万円以上
毎月返済:1カ月単位
ボーナス併用:6カ月単位
年金融資 21,000円 21,000円 年2回受け付け
返済開始から6カ月以降
※協会によって異なる場合がある
民間ローン 3,000円〜 5,000円〜 銀行なんかに聞いてネ

 公庫の場合は,繰上返済予定日(毎月の返済日)の1ヶ月前に金融機関に申し出て,「支払方法変更申請書」を提出することが必要である。なお,期間短縮型では,別途手数料3,150円が必要であり,また,100万円以上という要件がある。そして,通常の返済日に口座に入金すれば良い。せっかくである。コツをお教えしよう。

●金利の高いローン,返済期間の長いローンから繰上返済する
 繰上返済は,1%の差と言えども,金利の高いローンから返済するほど効果も大きい。あたりまえかな?
 また,複数のローンを組み合わせた場合についても,利息の大きさを考えると,返済期間の長いローンを率先して繰り上げ返済すべきである。

●繰上返済は10年後より5年後がグー
 繰上返済をする時期が早いほど,その分利息は相当減る。同じ金額の繰上返済でも10年後より5年後のほうが節減効果は大きい。なお,公庫の場合,繰上返済して,返済期間が減っても,当初10年間は金利は2%であるので,極力10年内にすべきだ。

一口メモ・・・「住宅減税と繰上返済

住宅減税を受けるには,「償還期間が10年以上の割賦償還の方法により返済することとされている借入金等」であり「金利が年1%以上のもの等」となっています。
ところで,もし繰り上げ返済(期間短縮)をガンバリ過ぎちゃったら?例えば,西暦2000年に30年返済(2030年完済)で借りたとします。しかし,借金のキライなあなたは,夜な夜なドロボウをして,公庫にセッセと返済した結果,5年後の2005年には,なんと20年間分も短縮して2010年完済予定になりました。さて,あなたは,これ以上盗みを重ねて返済すべきでしょうか?ご近所には一通りドロボウに入っちゃったから,警戒も厳しくなったし。
はい。これ以上ドロボウのモウケを銀行の返済に回した時点で,償還期間が10年を割り込むことになり,住宅ローン減税の適用はそこでオシマイとなるのです。ただし,今まで還付を受けた分は国庫に返す必要はありません。

 (3) そしてそして

 住宅ローンを払い始めると,今までの家計のやり方が変わるため,見直す必要が生じる。外食を減らし,こずかいを減らし,パソコンのリプレース時期を今までの2年から10年に変更する。兎に角冗費を極力チェックしなければならない。まず,考えられるのは生命保険であろう。人間,借金をかかえるといろいろ考え出すものだ。まあ,3億も入っておくか,といきたいが,いやいやまてまて。住宅ローンを借りると,万が一の場合も公庫や銀行が絶対損をしないですむために,「団体信用生命保険」に加入させられる(まるで,勝手に従業員に生命保険をかけちゃう中小企業社長のようだ)。大黒柱がはかなくなっても,生命保険でローンが清算されるから,残された家族はマイホーム丸儲け,借金まるでなしである。と,言うことは,死んだ後のことまでクダクダ悩むこともあるまい。それよか問題は,病気やけがでの入院ある。うっかり働けなくなっても,公庫や銀行は支払いを待ってはくれない。寝ている布団からしびんまで,ひっぺはがして持っていくであろう。入院保障の保険をこそ重視すべきである。
 一例を「余談編−コストパフォーマンス万が一計画」に書いたので,ご覧ください。



第1
章 これがホントの大団円?

 

 (1) 老人特派員パルのおうちを訪問す

 わしは,近所にすんでおる老人じゃ。パルのおうちの施主みけねこめが,道で挨拶するたび,我が家の自慢ばかりしおる。あんまりうるさいんで,少し訪問することにしたのじゃ。ヒマじゃからの。みけねこめ。大喜びで案内しくさった。その時の記録がこれじゃ。

玄 関 おお!これが,ご近所でも大評判のパルのおうちか・・・
なんでも家主のみけねこめ。すごい豪邸だと自慢しまくっているらしい。
ご近所の人は,みけねこの姿を見かけると,最近はパ〜ッと逃げるようになってしもうた。耳タコで,くどくど自慢話を聞かされるのは,たまらんからな。
外から見た限りでは,大したことなさそうだわい。正直言って。
兎に角,ホントかどうか,さっそく入ってみるとしようじゃないか。どうせ,ウソッパチに決まっとるが。
玄 関
階 段
玄関から入ると廊下だ(アタリマエ)。やけに白っぽいわい。面白みがないの。
まず,みけねこが言うほど,別に豪邸でもないわい。まあ,いいトコ普通じゃの。
右にあるのが階段じゃ。みけねこは,階段を横から入れるように仕様変更したのをやけに自慢しとった。
その手前にリビングへのドアがある。さらに,左側は,和室への入り口となっておる。
なお,奥に突き当たって右は,トイレ,洗面所,オフロという順になっている。
リビング 早速右のドアからリビングに入ってみた。
シャンデリアは,元のウチから移動したやつらしい。メケメケハウスがイヤがって,結構揉めたらしいゾ。いうこときかすのに,えらい苦労をしたらしい。
4人掛のソファーは,特別に小さいヤツで,探すの大変だと言っておった(しかも安かったそうだ)。
なにせこのリビング,キッチン込みで12畳しかないからな。(みけねこめ。金がなくて,これ以上広く出来なかったんだろー)
リビング ちょいと,角度を変えて見てみるか。
それにしても,やけに照明ばかりじゃのう。12畳しかないクセに実は4つもあるのじゃ。
奥がアパートから運んできた食器棚らしい。その手前が電話台,その手前がファンヒーター。みけねこめ。さむがりだから,もう暖房出してやがる。年寄りじゃの。
リビング 左にあるこいつが,キッチンの目隠しのために買ったとかいう両面ハッチか・・・
こいつは高かったとみけねこが何度も何度も年寄りの繰り言のようにわめいとった。男のクセにみっともないヤツよ。
右奥が,親父宅への通路のドアだな。絵なんていっちょ前にかけよって。なんでも,お隣が新築祝いに絵をくれたらしいが,お隣さんが来るときだけ,その絵と取っ替えるらしい。絵は,もらいものとしては,なかなか困りものじゃ。
リビング 奥がキッチンじゃ。タイルに真ん中に色違いのタイルをまぶしとる。奥さんのアイデアらしい。みけねこと違って,マトモなことを考えるわい。両面ハッチとキッチンの間は約1mある。手前がやはりアパートからもってきたテーブルじゃ。
ソファーだの何だの,これだけのもの詰め込むのに,みけねこは結構苦労したようじゃの。
それにしても,みけねこめ。新聞を読みっぱなしでテーブルの上に置いとる。かたづけときゃいいのに。
和室1 これが和室か。写真じゃ分からんが,実に安っぽいタタミなのじゃ。こういう所にも,みけねこのケチケチぶりが見えるわい。
茶箪笥は親父宅から,家具調コタツはアパートから持って来たとのことじゃ。
やはり,こういうメーカーの洋風の家の和室は,昔からの大工さんがつくった和室にぜんぜんかなわないもんじゃ。作りが全般に安っぽいわい。
和室2 和室1から和室2を見る。一応,奥の床の間に掛け軸など掛けておる。みけねこは,「日本的ワビサビに配慮した」などど言っておるが,ナニ,ハッキリいって安物じゃろう。
なにか一丁事ある時は,ふすまを取っ払って,テーブル3つを並べて,大宴会場にするらしい。
そんなワケで和室2つにこだわったらしいが,意外にみけねこのヤツ。古風なこだわり方をするわい。
洗面所 ここが洗面所。奥が風呂場らしい。
この洗面所の壁紙はチョット緑っぽい。ちなみに,みけねこの壁紙選びの方針は・・・
リビングとか廊下とかは,目がチカチカしないような一番地味な色に。
トイレ・洗面所は,キブン転換にドハデっぽく。
天井は,地味かつ,ブワブワしたもの。影にならんようにな。
各部屋は,チョコットづつ違うものにしたが,基本的には,地味に。(書斎はタバコをすうので,チョット黄色っぽく)
洗面所 洗面所の中に入って,パチリじゃ。手前が乾燥機付き洗濯機で,結婚のお祝いにもらったものじゃ(自分じゃ,とても買えなかったシロモンじゃ)。
洗面化粧台のところが,ピンクになっているじゃろう。これは,みけねこが,選んだんじゃが,自分のセンスがいかに優れているかクドクド言っておった。あーうるさい!しかし,ワシは,みけねこが,水アカ掃除がキライなので,汚れが目立たない色のを選んだのを知っておるのじゃ。
お風呂 ここは,みけねこがとても便利だと感じたお風呂。ちょっぴりブラウン系統なのじゃ。
なんでもスイッチポンで,お湯が自動的に入るのじゃ。しかもキッチンで,「あと残り5分です」とか「お風呂が沸きました。とっとと入りやがれ」とかお風呂ロボがわめいて,うるさいらしい。しかも温度や湯量を一定に保ってくれるらしい。みけねこめ。このことをご近所に自慢しまくったんじゃが,最近のお風呂はみんなこんな風だと聞いて,ガックリきたらしい。
1Fトイレ 緑で統一したトイレじゃ。そういえば,壁紙も緑っぽい。このトイレは,消臭ウォシュレットつきじゃから,お客がきても安心じゃ。これは,標準でついていたものじゃ。
なんでも,みけねこは,1Fトイレについては,高級感を演出したなど後ろの方で言っておる。
さて,それじゃ,ワシも・・・さっそく。
2F廊下
(西側)
階段を上がったところが,窓の前じゃ。右のドアが予備室(将来の子供部屋)で,左のドアがトイレじゃ。
本当は洗面台も2Fに欲しかったそうじゃが,金な無いので,みけねこにゃ無理だったのじゃろう。そう言や,置き場所もないわい。二階に洗面台があれば実に便利極まるのじゃがな。
人間,貧乏にはなりたくないものじゃ。
2F廊下
(東側)
今度は反対側を見る。奥が玄関上の吹き抜けで,チョウチンみたいな飾り電球がブラブラつり下がっておる。
みけねこは,ここの吹き抜けのスペースがもったいない,書斎かなにかにすればいいんじゃないかと最初は言っていたのじゃが,これっぽっちのスペースじゃ,書斎はとてもムリじゃの。
結構この吹き抜けのおかげで,明かるくなるので,そうそうムダでないようじゃ。
寝 室 ここが,みけねこ夫妻の寝室じゃ。ゴクリ。
ちょっとイヤらしくピンクでまとめておる。この寝室で,リビングと同じ12畳もあるのじゃ。もったいないのう。スカスカなのじゃ。
ベッドはフトンとは違ってたたまなくていいから便利なのじゃ。ワシのような年寄りはフトン派じゃがの。
ベランダに出ると,ゆずの木があって,みけねこがベランダからゆずを取ろうとして,トゲに刺されたのじゃ。プププ・・・
寝 室 こちら側はタンスが2コ置いてあるワイ。ホントは一体なのじゃが,バラして置いたのじゃ。
結構ここのスペースも空いているので,クイックルワイパーでゴシゴシこするだけのスペースとなり果てておる。
奥の扉がクローゼットへの扉じゃ。
クローゼット クローゼットの中はこうなっとる。3畳あるので,まずまず広いわい。扇風機とか置いとるが,まだ,引越の名残の段ボールが残っとるのう。
みけねこの自慢は,右の壁の棚とその下の棒じゃ。標準じゃなかったもんで,オプションで取っつけたのじゃが,これが実に便利らしい。みけねこのボロっちい(でもお気に入りの)服がぶらさがっとるのじゃ。
そう言や,みけねこめ。本当はここを自分のナイショ部屋にしたかったらしく,コンセントの設置を本気で考えておったらしい。
書 斎 ここが,みけねこがよく生息しておる書斎じゃ。奥にみけねこのパソコン「ニューみけねこ号」がある。小さくて,よく見えんが,プースカの人形をかざっとるわい。
左側にチョッピリ見えるのが,パル吉のゲージじゃ。みけねこは,夜になると,プースカの乗っかっておるボックスとダンボールで,ハムハム運動場を作ってやるのじゃ。
書 斎 こちらが,奥さんのパソコン「おナース号」じゃ。ニューみけねこ号とピア・ツー・ピアでプリンタ共有をしておる。こちらは,きちんとしたパソコンデスクで,いかにも仕事をする風じゃ。(みけねこのは,ゲームをする風じゃ)
キーボードの上に乗っかっておるのが,みけねこがUFOキャッチャーで取ってきたボノボノじゃ。
予備室 ここは,みけねこが口を極めて便利だと主張する予備室じゃ。なんでも,室内洗濯干竿が大変便利らしい。
みけねこは,稼ぎが悪いから,奥さんも働いておる。そのため,平日の洗濯物干しに困っていたらしいが,ここに干しておけばいいらしい。しかもテーブルがあるから,たたむのがラクだし,服は同じ2階の寝室にしまうから,移動も短くてすむらしい。
この部屋には,あんまり使わない衣服などが置いてあるとのことじゃ。あと,このボロっちいテーブルは,解体家屋にあったものだが,ここに持ってきたらしい。なんでも,奥さんが仕事を持ち帰った時に活躍するらしい。(なにせ,奥さんの方が良く働いておるからの)
2Fトイレ こちらは,ピンクでまとめたトイレじゃな。こちらのトイレセットは,アパートから持ってきたシロモノじゃ。1Fのトイレみたいに,新しいのは買えなかったらしい。どうせ,使うのは自分達だからなんて,言い訳しておった。
みけねこのバカめ。こっちは,標準でウォシュレットが付いてなかったので,自分で26,800円の格安ウォシュレットを買ってきて,くっつけたのだが,フタが巨大であり,フタカバーだけ取り付けられなかったと泣いておった。
安物買いのゼニ失いとは,このことを言うのじゃ。

1999年11月1日(月)「不定期日記」より

 そろそろマイホームに引っ越して4ヶ月になりなんとしているが,気になっているのは合併浄化槽。そろそろ薬を入れる時期だと思うのだ。我が家のあたりは,下水道が満足にないので,お高い合併浄化槽を入れざるを得なかったのだ。プチメケにサンザン言って,ようやく1ヶ月くらい前,プチメケ傘下の業者(浄化槽設置をした業者)から電話があって,メンテナンスの契約にお伺いしますなんて話だったらしいのだが,待てど暮らせどそれっきりである。まったく・・・。メケメケグループは,すばらしくテキトーなのだ。来ないなら来ないでそう言ってくれれば他を探すのに。ボクが業者だったら,絶対客は逃がさないし,キチンと言ったことは守るのになぁ。アキンドの風上にも置けんわい。明日,しょうがないから,その業者に「電話してみて,しんみりしないようなら,タウンページで別の業者を頼もう。出来れば設置した業者の方が安心だと思うのだが,あまりヤル気のないトコでも仕方ないからね。

 

1999年11月5日(金)「不定期日記」より

 月曜日に書いた合併浄化槽の業者の件だが,火曜日に電話してみたのだ。「もしもし。ウンコバキューム社さんですか?1ヶ月くらい前に来ると連絡あったんですけど,それっきりなのですが」「ハァ。それでは近日中におうかがいします」「近日中って,明日か明後日あたりでしょうか。日にちを言っていただければ。他でやりたいって業者が来ましてネ」「ハァ。それでは今週中くらいに」・・・で,まだ来てないのだ。まあ,今週って明日までだけど。日曜日までに来なかったら,くみとりおつり社か,おミソチビリ社に電話しょっと。

 

1999年11月6日(土)「不定期日記」より

 ゆず取りをしていたら,昨日さんざんグチってたウンコバキューム社がやってきた。住み始めて4ヶ月近いので心配していたら,案の定「クスリがからっぽですね」と言って入れていった。なんでも年4回クスリ入れをして2万円なのだ。さらにいっぱいになったら,クミトリ業者を差し向けるとのこと(別料金)。高いか安いか分かんゾ。ウチは,7人槽を3人で使っていて,しかも2人が働いているから,クミトリはあと1年以上は不要らしい。そうそう。ウンコバキューム社は,クミトリは直接やらないらしいので,これからはウンコグスリ社と名付けよう。なんでも,新築での合併浄化槽には,業者はケチって,クスリは1ヶ月分くらいしか入れないらしい。だから早めにクスリを入れなければならないらしいのだ。

 

1999年11月11日(木)「不定期日記」より

 今日・・・ゾッとする話を聞いた。
 実は,我が家のフスマのすべりが悪くなってきて,どうしようかなどど相談していたところなのだが,タマタマ第4期外構工事を頼んだ大工さんがお金を取りに来たので,親父がフスマのかんなかけをついでに頼んでみた(もちろんサービスで)ワケである。その大工さんは,親父の友達なのだが,メケメケハウスの工事も何度も頼まれていて,メケメケの工事ぶりにはとても詳しいのだ。その時に大工さんから出た話・・・
 「まっ。本来ならメケメケハウスに連絡してやってもらった方がいいんだけど,ホント,来るまでに1年もかかっちゃうからね。つい先週,オレの仲間がメケメケハウスで建てた家の補修をやったらしいんだが,そこの奥さんは5月に頼んでいたらしいよ。ちょうど半年だね」「いや〜。オレもメケメケの家をだいぶ見たが,こんなに良く出来ている家は初めてだよ。チョット驚いた。たまたまピカイチの大工だったんだなァ」
 それを聞いた親父はトテモ不安になって,ひととおり大工さんに我が家を見てもらったが,クロスの貼り方2ヶ所にわずかな問題があっただけだった。「ここは,下塗りを充分にしなかったんだな。わずかに線が出てる。でも,こんくらいは仕方ないレベルだよ・・・しかし,オレが見たメケメケの家は,みんな,ひどかったな。カモイのスキマなんて,ザラでさ。最高のデキじゃないかな。まったく運が良かったんだね」
 ブルブルブル・・・それを聞いたボクは,足の先がスーッと冷えていったのであった。

 

1999年11月14日(日)「不定期日記」より

 公庫の「団体信用生命保険」の加入者票が郵送されてきた。これは,施主が死んじゃった時に,借金のとりっぱぐれがないように,ローン残高分を毎年掛けておくものなのだ。借入金額1,410万円に対して保険金額39,700円か・・・安いにゃ安いが,これは入院保障はないしな。年払で毎年度見直しだから,来年はやめちゃうことにしよっと。だって,保険はパルのおうち「余談編」に書いてあるようにいっぱい入っているし,給料ベースダウンで,苦しいから,捨て金はトテモ出来ませんよ。今回の1年目の保険だって,メケメケハウスが金消の時は保険加入を取り消してくれる約束だったのだが,メケメケめ。口約束だけで,案の定事務手続きを忘れてしまって,気がついたらこれに加入していたのだ。まあ,デスラー氏など信用してシツコク確認しなかったボクが全て悪いのです。言った時,ウンウン首を振りながらメモなど取っているようだったから,ついつい信用しちゃったんだよね。その頃のボクは,人(特にメケメケ)を信用する悪癖の持ち主だったんだったっけ。
 心配なのは,病気とか失業である。病気になっちゃって,何年も入院とかになったら,病院代はナントカ払えてもローンまでは無理だし,失業したらローンどころか口に入れるものさえおぼつかない。ああっ。借金があるってイヤなキブンだよねっ!
 つらいローンを抱えたみけねこは,今日もノコノコとUFOキャッチャーをやりに出かけました。やっ!あれに見えるは祭り〜・・・いや違った,王さまトラさんではないか。う〜,欲しい!しかし,かなりの重量のようであり,しかもミニタイガーが上に乗っかっているので,これをどかす必要がありそうです。そこで,借金苦のみけねこは,トラの子の500円玉をポンと入れてしまいました。500円玉だと,1回サービスの6回出来るのです。そして,ローンを払い続けるみけねこは,ついに3度目でミニタイガーと王さまトラさんをゲットしてしまいました。あと3回出来るけど,もう取れそうなものはなく,やるにはやってみたのですが,努力むなしくやっぱり何も取れませんでした。百円づつ入れてけば,300円ですんだものを,あたら500円も使ってしまったのです。借金王みけねこは,青ざめて肩をガックリ落として帰るのかと思いきや,スキップをしながら嬉しそうに帰って行きました。・・・自覚が足り〜ん!

 



この年,庭の柚が多量に生った。こんなに豊作だったのは始めてだった...

 (2) 半年後の日記

2000年2月19日(土)「不定期日記」より

 恐れていたことが,ついに起きた。今日,いつものようにクィクルワイパーでセッセとお掃除していたら,部屋の角の壁紙が数カ所ピピピと破けていたのに気がついた。冬なので乾燥したため,木が収縮してこうなったと思われる。。フー。こういうのって,必ず起こると思った方がいいらしい。そこで,いやいやながら,プチメケに電話した。夕方,担当から電話しますとか言っていたが,21時を回っても案の定電話が来ない。なんてったってプチメケだからね。月曜日にでも,また電話するとするか。それから5回くらい電話したら来るかもしれん...ボクはこういうのイライラしちゃうタチだから,プチメケに電話するのって死ぬほどイヤなんだよなぁ。メーカーを選ぶ時は,メンテナンス面をよく考えて選んだ方がいいですゾ。メケメケハウスは,この点まったく信頼がおけないのだ。(安いにゃ安いが)

 

2000年2月22日(火)「不定期日記」より

 さて,プチメケに電話した結果とは!じゃ〜ん。
みけねこ:「モシモシ。哀れなみけねこですが,壁紙がつつつと裂けちまいまして」
プチメケ主任:「あーっ。よくあることだね。もうしばらく様子みててください。そのうち行きますよ」(ガチャーン)
みけねこ:(電話機に向かって両手を合わせつつ)「ありがてえこって。それにしても,いつ来てくださるんだっぺか。」
・・・・
プチメケ事務員:「今の電話はなんだったんですか?主任」
プチメケ主任:「ン〜?なんだっけ?なんだか言ってたな。誰だか,コうるさいことを・・・もう忘れちまったが」

 

2000年3月25日(土)「不定期日記」より

 朝,ウンウンうなりながらトイレをピカピカに磨いていたら,ビンポーンとプチメケがやってきた。アウアウッ!八ッ墓村のたたりじゃ〜。実は火曜日に,ついにガマンがならず,また電話しておいたのだ。それにしても,こんなに早くくるなんて。今までの経験からして信じられん・・・。昨年7月に我が家が出来て約8ヶ月。いろいろ問題が出てきた。
1 部屋の角のところの壁紙が数カ所切れたりよれたりしている。
2 リビングと和室の床がわずかに床鳴りする。
3 和室のふすまのしまりがまたまた悪くなった。
4 洗面台のゴムパッキンがずれてきた。
 壁紙については,家は新築後はどうしても少しづつ動いており,四季を経験させれば落ち着くとのことで,9月頃まとめて直すこととなった。壁紙の保証期間は1年だが,壁自体の動きによるものなので保証の対象とのこと。
 2〜4については,順次対応していくとのことで,日程はそれぞれ連絡をくれるという。
 とても妥当な感じ。プチメケの担当の人(今回初めての人なのだ)も,意外としっかりしたいい感じなのだ。予定通りいけば,ボクはプチメケの見方をガラリと変えなくちゃ。「パルパルのお気に入り」を少し(或いは大いに)加筆訂正して,メケメケハウスとプチメケの公式PRサイトにして,ガッポリ礼金をもらっちゃおうかな。むっふっふ。題名も「メケメケのお気に入り」に変更するのだ。メケメケハウスは,今時めずらしいHPもない住宅メーカーだからなァ。「みけねこが,(礼金をガッポリくれれば)メケメケハウスの信頼性と万全のアフターサービスについて全力でバックアップします」っていうのもいい考えでしょ?
 さて,先日の階段ツルツルドッカーン事件に関して,対策本部は,本日付けをもって次の対応策を講じた。ホームセンターでスベラーズを買って,階段にペタペタ貼っ付けたのです。意外といいでしょう?カッコイイし。14枚入りで3,980円とはお安い!これで安心。

 

2000年3月26日(日)「不定期日記」より

 プチメケばんざ〜い!メケメケグループに永遠の繁栄あれ〜
 今日,建具屋さんがやってきた。ぶくぶくぶく。犬神様のタタリじゃ〜(ちょっとシツコイ)!建具屋さんは,オジイサン(ロンドンブーツのアツシにそっくり)とその奥さんで,いろいろ楽しい話を聞かせてくれた。なんでも,メケメケハウスは,この度24軒目の住宅展示場をオープンしたらしい。ナンマンダブ。
 で,メケメケ傘下の業者さんはモウ大変らしい。だって,わざわざこのド田舎県から千葉とか群馬まで派遣されるらしいんだもの。ボクなんかは,メケメケ本社の近くに住んでいるからいいけどね。相当メケメケも手を広げていて,業者の手配などなかなか間に合わないようだ。パナスイとかもウカウカしてられまい。高級百貨店が,安売りスーパーにつぶされる時代だもの。
 最近は,個人でやっている建具屋さんは仕事がないらしい。やっぱり,ハウスメーカー傘下じゃないと,やってけないみたいだよ。昔ながらの近所の大工さんに頼む家って少なくなったからね。ハウスメーカーの,ふすまなどは,工場でカットしたやつをくっつけるだけらしいけど,ホントは職人さんがやった方がいいんだって。やっぱり,木の木目とかを見て調整できるからね。そのロンブー似のオジイサンは,1時間がかりで和室のふすまとか戸とかも全部カンナかけをしてくれた。久しぶりにいい仕事を見せてもらったような気がする。
 つぎはいつ来てくれるのかなぁ。プチメケぶぁんずぁ〜い!すぐ来てちょーっ。
 また,住宅ローン減税の特例が半年延長されることになった。クヤシーッ!せっかく,去年,「いやなにね。たまたまマイホームを作ったら,減税の対象となっちゃって。ワッハッハ!先見の明があったってことかな。ウッシッシ!」と回りに自慢しまくった挙げ句,1年延長となり,今回さらに半年延長になっちゃったのだ。この分でいくと,永久に延長されることになりかねない。しかし,住宅に係る税金って,「パルのおうち」でもグチりまくったように,やんなるほどあるから,もうチョット安くしてもいいよね。日本の景気の回復のために,これほどの大借金を背負ってまで消費拡大に努めたんだから。ま〜ず〜しさに〜負〜けた〜♪い〜え。借金に〜負けた〜とならないようにガンバらなくちゃ。欲しがりません。勝つまでは(借金を返すまでは)の気持ちなのですヨ。よーし。もう一曲だ。♪借金よ借金!みけねこの借金。まだ払え〜るぞ。期限はあるぞ。ドドンがドン♪(古すぎ〜)

 

2000年4月17日(月)「不定期日記」より

 あーあ。ショック。今日,突然プチメケの大工がやってきたらしい。前もって連絡しないのが,メケメケのいつもの特徴だ。それで,親父がリビングの床鳴りを見てもらって,クギをドッチャリ打ってもらったのだが,床鳴りが直らないのだ。大工によると,おそらくそこは日が入るところなので,床が乾燥して反ってしまったのではないかと言うのだが,これを直すには,板を全面張り替えなければならないから,もうしばらく様子を見てくださいとのこと。つまり,こりゃダメだという意味だ。フゥゥ〜。確かにちょっぴりグリッと鳴るだけだから,気にしない人は気にしないくらいなんだろうけど,ボクは,とっても気にするタチなんだよなぁ。そりゃあ,情熱を傾けたもの。しかも,和室も(わずかに)鳴って,ここも見てもらいたいと思っていたのだが,親父が言うのを忘れちゃって。前もって連絡して来てくれれば,注意しといたのに〜。まあ,ここは,リビングよりもかすかに鳴るだけだから・・・。ウチは,お安く床下がないタイプだから,どうしようもないんだよね。とってもブルーなキブン。
 こうなりゃ,渡辺真智子のブルーでも歌っちゃうぞ。「メケメケは優しい目 だけどとってもブルー 凍りついてしまうほど♪」

 

2000年5月19日(金)「不定期日記」より

 ようやく,明るいうちにトイレ工事の外側完成写真が撮れた。これは,2階から親父宅を見下ろしたところ。右っかわの通路でコッチとつながっているのだ。相変わらず,壁の色がメチャクチャですなぁ。パルのおうち「転生編」の8月27日の写真と比べていただければ,クリーム色の壁の部分がふくらんでいることがお分かりになろうかと思う。このクリームの内側でにトイレがあり,オシッコを「ジョジョジョ」とすると,「じょっじょっじょっ」と下にチョッピリ見える浄化槽に流れていくシクミなのである。
 昨日,Hi-Hoのサーバーメンテナンスがあったのだが,それ以来CGIの調子がとても悪いのです。え?どこが問題かですって?わーん!カウンターがダメじゃないですか〜。ボクはカウンターを見るコトだけが人生の唯一の楽しみだってのに。最近ガタ落ちのアクセスが,ますますガタ落ちじゃないか〜ウェ〜ン。その時はカキコも出来ないし。ところで,サザエさんの最終回をご存じだろうか。残念ながら,本物はボクは知らないのですが,昔聞いたウワサでは・・・・
 福引きでハワイ旅行が当たった磯野家は大喜び。サザエさんは,荷物つめに大わらわだ。「あっ。いけない。歯磨き粉は入れたのに,ハブラシ忘れちゃった。カツオ〜!あんたのよそ行きの服をもって来なさ〜い」波平も落ち着かない様子だ。「かあさん。いよいよ明日だな。」「いやですよ。お父さん。そんなに何度も繰り返して。今時,ハワイなんて,そんな大げさなもんじゃないんですから」
 かくして,磯野家一行は飛行機に乗っていた。しかし,その時急に飛行機が揺れる。スチュワーデスが叫ぶ。阿鼻叫喚のありさま。サザエさんは,機内食を喉につまらせて,「うがうぐっ」とお約束。そして,全ては暗くなり・・・・・・・海の底。カツオがスィ〜と泳いでいる。タラもマスもサザエもいる。
 ってやつなのだ。これホント。これはボクの創作じゃありません。こんな暗いの書かないもん。

キッチン考

キッチンは,極めて重要である。実際出来てみてからよーく分かったのだ。
ステンレスと人工大理石があるが,水垢が付かない人工大理石がいいみたいだ。ただ,一説によると,人工大理石は熱に弱いとの話もあるから,ヤカンなど直接置いたい人は,ステンレスの方が安心だ。さらに食器洗い機も欲しいところ。これは非常に便利なものらしい。高いから後付けしましょ,なんてことも出来るが,ちょっとした水回りの工事が必要になるし,電源のコードの問題もあるから,内蔵であるにこしたことはない。
それにしても,ステンレスで,食器洗い機の無い我が家って・・・フナフナ?

 

 (3) 1年後の日記 栄光!?のプチメケ

8月24日(木)

 今日は,とっても親切ですばらしい業者のお話をしようと思う。それはプチメケ。「ブチメケサマ。バンザーイ!ハイル プチメケ〜!」・・・おっと。失礼しました。つい,興奮しちゃって。我が家も新築相成って,1年を過ぎた。やはりいつくか問題点が出てきている。
1 壁紙の切れ(角部分)。線が出る(もつれと,壁紙の下の板のズレ)。
 乾燥等により板が痩せたりして,壁紙がずれるものである。正月から目立つようになった。四シーズン過ぎれば落ち着く。
2 和室の襖を閉めると,下のトコロがわずかに開く。
 半年の時点で1回直してもらったのだが,また生じた。
3 床鳴り(リビングと2階洋室の2カ所)
 半年の時点で1回,細いクギを打ってもらったが,リビングはまだ直らない。その後,独りでに直った箇所もあり,新たに生じた箇所(洋室)もある。
4 寝室の窓のカギが固い。
 何カ所か生じたが,直してもらったところもあるし,独りでに直った場所もある。
5 コンセント脇の壁紙の下にクギが出っ張ってきた。
 マイホームは,その材料が伸縮していくうちに,引き渡しの時になかったこのような問題が発生してくる。時間が経てば,落ち着いて直ってしまうところもあるし,壁紙のようにダメなところもある。概ね春夏秋冬を過ぎれば,出るべき問題点は出尽くすなり,落ち着くなりするのが一般的である。
 21日,そろそろ対応してもらおうと思って,プチメケに電話したら,22日,さっそくに見に来てくれて,昨日も電話があった。壁紙については,原則的に,細かいところはパテで補修し,目立つ吹き抜けのところは壁紙を張り直すことと決定した。壁紙は,業者といっしょに,もう一度見に来てくれることになった。電話で話すプチメケの担当の方(今年から新しい人となった)は,誠実な話し方で,説明も丁寧かつ明快である。とてもイイ人なのだ。
 なんだか,「パルのおうち」に書いていたのと,全然文体が変わってしまったような気がする。ボクは,この文を冷静かつ,プチメケに感嘆の念を抱きつつ書いている。昔は,手負いのケモノのように興奮しつつ,似たような内容について激情に打ち震えながら書きなぐっていたような記憶があるのだが...

9月4日(月)

 今日は,プチメケの大工がやってきて,床鳴りのトコにクギをドッサリ打っていった。ヒョエ〜。まずリビングでどっさり。階段脇で何本か。特に2階は床材が少し浮いていたという話で,メチャクチャ打たれた。プチメケの迅速な対応に,いたく感激していたボクはまるっきり気がつかなかったのだが,彼女が,クギを打ったことにより,床と壁のすきまが出来てしまったことに気がついた。どうも,ボクと彼女とでは,気になる場所が違っていて,ボクの場合は壁紙の破れや床鳴りが大変気になる。対して,彼女は,こういったすきまが非常に気になることが分かった。つまり,ボクは外面を問題とする。彼女は,ゴミがそこに溜まって,掃除が大変になるような実利を問題とするのだ。ウーム。新しい発見である。

9月6日(水)

 善良なるプチメケから電話があった。リンリンリン「ええと。プチメケです。壁紙の貼り替えですが,業者の都合がつかず,18日でよろしいでしょうか。それから,床と壁の隙間については,キチンと対応させていただきます」ガチャン。
 ハァ〜。いいね〜。なんだかイイ感じなのだ。これが去年だったら・・・約束の日になっても,業者が来るどころか連絡さえなく,結局,ボクが深いタメイキをつきながら何回も何回も電話したものである。プチメケの担当の人が変わってから,プチメケはガラリと良くなった。ありがたきことだ。ナンマンダブ。前,よく思ったものである。いろんなマイホームサイトを見て,みんな楽しげに書いているケド,ボクはゼンゼン楽しくないゾ。いつも眉間にシワを寄せていたものだ。朝,目が覚めると,マクラにゴッソリ髪の毛が落ちていて,ハゲ頭をポンポン叩きながら,フゥゥーとタメイキをついていたものである。あまりに深いタメイキをついたもので,酸欠になっちゃったコトもあったっけ。ところが今は,幸せいっぱいで夢のようである。少なくとも,メケメケハウスのメンテナンス部門のプチメケは信頼できる!メケメケハウスの広告に出たいなァ。いつもモデルさんのような顔立ちの整った施主家族の写真が載っていて,「ミセスのために考えぬかれたマイホームに感心」とか「先端の高性能住宅に乾杯したい」って書いてあるやつ。今ならば・・・メンテナンスの信頼性を高らかに歌い上げるつもりである。しかし,ボクの場合,顔立ちが整ってないのでダメかなぁ。

9月18日(月)

 プチメケばんざ〜い!キャー!プチメケさま〜。ステキ〜!カッコマン!スキッ!ぶちゅっ
 今日は,皆さんにすばらしい業者を紹介したい。その名は・・・(ここで,タイコがドロドロ鳴り出します)・・・じゃじゃ〜ん!(スポットライトがクルクル回ります)株式会社プチメケさんで〜す。
 今朝,プチメケの壁紙屋さんが3人もやってきて,玄関と吹き抜けの壁紙をベリベリ剥がして,新しい壁紙をペタペタ貼り付けてくれた。それ以外の箇所は,パテでヌリヌリして,目立たなくしてくれた。フー。これで新品同様だ。い〜仕事してますね〜。バンザ〜イ!ボクは,吹き抜けの壁紙の切れを見る度に胸が引き裂かれる思いをして,食欲もなくなりお陰で5キロもふとっちゃったのであった。これで,安心してモリモリ食べることが出来るってモンだ。
 正直,今日はプチメケの壁紙屋さんが来てくれるか後ろ髪を引かれる思いで仕事に出かけたのだった。ちゃんと上手に出来るだろうか,間違えて水玉の壁紙を貼っちゃったりはすまいか・・・会社でも,とても心配だったのである。しかし,そんな心配は無用であった。ボクは今,満足感に打ち震えている。なんだか,「パルのおうち」の新たな章のイメージがモワモワと浮かんできた。題して,「栄光のプチメケ」である。

12月22日(金)

 ボクが口を極めてプチメケを激賞していたのは,そう。9月の中頃だったろうか。まったくあの頃は,「パルのおうち」をメケメケハウスとプチメケを褒め称えるマイホームコンテンツに書き換えようかと思ったくらいだった。本「パルパル」において,我が力の全てを尽くして,メケメケハウスをPRし,御恩の万分の一でもお返ししたい・・・。
 しかし,やっぱり。今更驚くには当たらないが,やっぱりでしたヨ。2階の洋室の壁と床の隙間の目地埋めをする約束が,案の定果たされませんのじゃ。まず,約束して3ヶ月以上も来なければ,もうコンリンザイ来ますまいて。前,彼女がプチメケに電話したら,「キチンと対応します」とか言っていたが,やっぱりプチメケは,間違いなくメケメケグループ傘下のプチメケだったのである。まあ,これは,期待していたボクがいささか悪かった。プチメケに期待することは,ノラネコに犬ぞりを引かせて北極点まで到達することを望むようなものであった。
 でも,かえって安心したような気もしないでもない。これで,本来のプチメケに戻ったような。まあ,あの隙間の件は,喫緊のことではないので,ボクとしてはそのままのんびりほっておくつもりです。(パルのおうち書き換える必要がなくなって良かったなァ。大変だもんね)

そして...2001年3月3日(土)

 今朝も,毎週土曜日恒例のメケメケハウスの広告が入ってきた。どれどれ?今度のプランは外構工事込みか。フーン。メケメケは,しょっちゅう,家具やを付けたり,床暖房を付けてみたり,サイディングの厚みを変えたり,忙しいのだ。「引渡後も定期的にお宅を訪問。家を定期的に診断します」なんて相変わらず書いてある。これを読んだ人は,メケメケハウスが定期的にメンテナンスのための訪問をしてくれるんだナ〜とかカンチガイしちゃうだろうね。例えば,3ヶ月とか1年とか・・・。でも,メケメケの定期訪問って,すっごくスパンが長いらしいのだ。我が家では,引渡後,1年半をとっくに過ぎたが,一回も来ていない。その定期訪問とやらは,10年に一回くらいなのかなあ。「どんな小さなアクシデントにも迅速に対応します」ってところも,ちょっと勘違いされやすい箇所だ。この迅速って意味は,”何ヶ月か以内くらいには行くかもしれない(もしかして行かないかもしれない)”って意味ですからね。
 久しぶりに「パルのおうち」を読んでみた。ずいぶん押さえた書き方をしていたんだな〜。あの頃って,書くネタがいっぱいあったんだよね。結構,書いていないことも多い。庭へのトラックの出入りで壊された親父の家の庇やら,グラグラになっちゃった塀。メケメケに問いつめたら「こちらで修繕します」ような心にもない事を言ってたな〜。結局,あきらめて他の業者に頼んだけど。24時間風呂,リビングの電気,ユンボの追加,何度言っても直さない誤った金額の請求・・・日常茶飯事だった約束違反。説明不足。適当な言い逃れ。他のメーカーの話なんか聞くと,きちんとしているところは,施主なんか,のんびり家が出来上がるのを楽しく見てる感じだが,ボクの場合は,身もだえをするほど心配だったし,実際いろいろと注意していなくちゃならなかった。
 今となっては,あの頃がなぜか懐かしい。
 広告によると,メケメケの展示場は,関東一円に28店舗になったんだって。すごーいよね〜

4月7日(土)

 今朝は,朝寝坊して,なんと10時に目が覚めて洗濯機を回していたら,チャイムが鳴った。「ぶぼーん」 やだわ・・・まだお化粧もしていないのに・・・と思って,玄関を開けると,そこにはプチメケの人が!
 「定期訪問にお伺いしましたが,なにか不都合の点などはございませんか?」アウアウ・・・ボクは夢を見ているのだろうか。プチメケの人の後ろにクリントン大統領とか,ゴルバチョフ大統領とかがいないのをジックリ確認したボクは,これが夢でないことにようやく得心した。
 そこで,2階の床なり対策で釘を打った結果生じた,床と壁との間の隙間の目地埋め(これ去年の9月にやると言って,それっきりになっていたもの)と,1階リビングのかすかな床なり(これも2回もやったが完全に直らなかったやつ)についてお願いした。そこは一応,小さな穴をあけて充填材を入れてみるということになった。さらに,前回打ったくぎの頭を1階・2階とも目立たないよう塗ってくれると言う。
 なんだか,今までずいぶん悪いことを書いちゃったけど,プチメケって実はすごくいいところだったんだろうか。今日来てくれた人は初めて見る人だったが,とてもしっかりしたいい感じの人だった。たぶん来週あたりにやってくれるらしい。生まれ変わったプチメケに乾杯!メケメケハウス万歳!

4月27日(金)

空と君との隙間には〜今日も冷たい雨が降る〜♪♪目立たないでしょ?

 そう。今日は,パルのおうちのエンディングに関わる話をせねばなるまい。パルのおうちを作ったのは,ご存じメケメケハウス。そのメンテナンス部門がプチメケである。親父によれば,今日,プチメケが午前中にやってきてくれた。今までは下請業者にまかせっきりのプチメケだったが,今日はプチメケの人と二人がかりで,ずいぶんがんばってくれたらしい。
 2階の床と壁の間の隙間は,目地のようなものを火で溶かしながら流し込んでいった(写真左)。これは,大変な手間だったとのことである。1階のリビングの床鳴りは,注射器のようなもので接着剤みたいなのを詰めていった。床鳴りは完全ではないが,ある程度の改善をみた。完全に直すには,板を剥がすしかないらしい。それから,床鳴り対策のために打ったクギの頭をめだたないように,綺麗に塗ってくれた(写真右)。
 親父曰く。「わしゃ,プチメケを見直した!ずいぶん熱心にやってくれたぞ・・・」ボクと彼女も仕事から帰ってきて,しばし驚愕していた。もうボクは,これで満足。プチメケが一生懸命やってくれたとを思うと,本当に胸がいっぱいになる。今回のプチメケの担当の人はとても誠実なひと。
 パルのおうち。メンテナンス編は,おそらくこれで当分の間はオシマイとなる。有終の美をもって。プチメケに感謝しつつ。

 (3) 5年後の日記 沈下の章

(−プチメケは,その後メケメケハウスに吸収されてしまったのであった−)

2005年1月23日(日) 新パルのおうち 沈下の章 1
 
 パルのおうちが完成して,5年半の月日が流れた。そもそも,この「パルパルのお気に入り」がマイホームサイトであり,「パルのおうち」こそメインコンテンツだと覚えていらっしゃる方は,この不定期日記を読んでくださっている方のうち,たった6人しかいないのである。
 
 マイホーム。やはり5年も経つといろいろ不都合は出てくるものだ。気になっていたのは,北側の部屋の壁紙の裂け。ウーム。よく見ると中の石膏ボードの継ぎ目が離れてきたためと思われる。なんと言っても,5年も経っていますからなァ...これは仕方なきことでしょう。そんな風に心を慰めていたのであった...
 
 それは彼女の一言から始まった。
 「廊下が傾いているわよ」
 「そんなバナナ!」
 さっそく,愛用のパチンコ玉を廊下にそっと置いた。すると,中山リツ子の投げるボーリングのボールの如く,パチンコ玉は廊下を「階段側(下写真右)」から「寝室側(下写真左)」に転がっていったのである。 「
ゴオゴゴゴオオー!」(ジョジョ風)
 計測器がないため,傾きの程度は正確に調べられないが,1mで8mm程度の沈下と思われる。これ──問題がないかどうか,メケメケハウスに見てもらった方がいいかなぁ?


クンクン用ゲート。どうしても平行に設置出来ず。

 みけねこは,昔のトラウマのせいで,メケメケハウスに電話しようとすると気分が悪くなっちゃう重いPTSDにかかっている。がしかし,そんなことは言ってられん。気分を奮い起こすや電話機を取り上げた。そうそう・・・あの懐かしいメンテナンス部門のプチメケは今はもう無くなってしまったため,メケメケハウスに直に電話である。

 「もっもしもし!うううっ(まずい。PTSDが)。みっみみけねこと申しますが,じっ実は・・・(コッコレコレシカジカ)」
 「ただ今,工事担当の人間が出払っておりますので,携帯に連絡を入れまして後ほどお電話をかけさせていただきます」

 おおっ!過不足ない心地よき返答である。みけねこは,メケメケハウスを誤解していたようだった。メケメケハウスは,アフターメンテもしっかりとした信頼に足る優れたハウスメーカーなのである。セキスイやパナもヘーベルも住林も,メケメケの爪の垢でも煎じて飲むと宜しいであろう。

 ──とずっと昼間は思い込んでいたのだが。でも・・・電話したの今朝10時。まだかかってこないんですけど。
 いや,明日はかかってくるに違いない。

2005年1月24日(月) 新パルのおうち 沈下の章 2

 今日もメケメケハウスから電話は来なかった...しかし,みけねこは信じているのだ。 

2005年1月25日(火) 新パルのおうち 沈下の章 3

 今朝,彼女がメケメケハウスに電話したところ,さっそく,感じのいい若い人(シーノさんとしよう)がお昼頃にやってきたそうである。みけねこは驚愕した。

 そして,大きな物差しのようなもので,家中を調べてくれた(らしい)。
 左写真をご覧いただきたい。先に,みけねこが注目していたのが,トイレの前の廊下の傾斜。ここで,パチンコ玉がチューリップに吸い込まれるが如く,トイレ方向に向かって吸い込まれていったのである。

 本調査による仮説としては...問題は2階の床を支える梁の可能性。中央にある階段部分が高く,左右に向かって傾斜しているのではないか(らしい)。
 それを聞いたみけねこの顔は,空の碧さのように青くなった。

 メケメケハウスの彼が注目していたのは,1mmくらいの床と壁(幅木)の隙間である。ここは確かに,パルのおうち完成後,1年も経た隙間が開いてしまって,当時,そこから白い粉(たぶん接着剤のような粉末)がドンドン出てきたのである。
 これは気になって,プチメケの人に聞いたのだが,「木が収縮したのでしょう。よくあること。粉はそのうち出なくなります」との回答で,すっかりみけねこは(神経質過ぎたかなァ。もっと人間というものはおおらかでなくちゃと)安心しきってしまっていたのだった。

 さらに,シーノさんの私見ということであるが...これを直す場合,2階床を全部ひっぺ剥がす必要があるのではないかとのこと。
 それを聞いたみけねこの顔は,プーケットの海のようにドス黒くなった。

 ただ,シーノさんも確信はないということであり,土曜日に,経験豊かなプロと大工さんを連れて,もう一度やってきますとのこととなった。
 メケメケハウス。ずいぶん変わった。すっかり見直してしまいましたゾ。普通のハウスメーカーだったら,なんだかんだと言って,家がガラガラと崩れ落ちるまでは手をつけないのが一般ですからね。この分では,旧パルのおうちも書き直す必要がありそうでしょうか?
 彼女がスルドク確認してくれたことによると,もし工事をやることになっても,保証の範囲内だという答えが微かな心の慰めであるが・・・それにしても,ちっちゃいクンクンがなぁ。嗚呼!困っちゃっう。正直,今。ホントはやりたくないんですけど。

 沈下の章。いや,これはもう『新パルのおうち』としてもいいかも知れないけど。──続きます。 

2005年1月27日(木) 新パルのおうち 沈下の章 4

 メケメケハウスのシーノさんより夜電話があった。「土曜日2時に上司と伺います」とのこと。大変丁寧な口調であり,あの懐かしいガンバリ君(群馬の方に転勤になったはずだが,どうしているのだろうか?)を思い出した。
 しかし──みけねこは,ますます不安にかられた。

2005年1月29日(土) 新パルのおうち 沈下の章 5
 
 午後2時...メケメケハウスのシーノさんと上司のリ〜タさん(仮称)が,沈痛な面持ちでやって来た。
 まずは外回りから。南側の基礎をチェックだ。「ウーム」メケメケベース工法(メケメケハウス自慢の逆ベタ基礎とも云える特殊工法である)で作られた基礎部分を縦断している深いクラックを指でなぞりながら,リ〜タさんは低く唸った。

 ──「2階だけではなく,基礎部分から不同沈下の可能性が高いです・・・」「ゲエエーッ!!!

 リ〜タさんは,目をそらしながら早口で続けた。「今のところ考えられる補修方法なのですが,2階部分の床は全部取り外して,さらに家全体をジャッキアップし,基礎の下に充填材を挿入する方法になると思われます」
 (嗚呼。どうしよう)みけねこの頭の中では,ぼんやりと,そういう言葉が渦を巻いていた・・・・・・・・・

 ──というよ〜なシーンが少しばかり頭をよぎったのだが,基礎部分は全然問題なかった。「大丈夫ですね」
 1階和室:壁紙のヨレがないことを確認。2階廊下:床の傾斜が見られる箇所だ。ここはメジャーで床から天井を計る。その後,各部屋のチェックを行った。その結果は次のとおりである。

<現象>
・床は,15mmの一層張りである。(現在のメケメケ独自の二階床張「メケメケフロア工法」は,三層張りだそうである)
・梁は,ムク材である。(現在は,集成材)
・当時の基礎「メケメケベース工法」(現在は,「キライダス工法」に進化している)は,非常に換気が良いのが特徴。
・パルのおうちの引き渡しは,6月27日であった。
・引き渡し後まもなく,床鳴り(対処法:隠しクギを打つ)・床と幅木の間の隙間(対処法:一部分については目地を入れる)に悩まされた。

<究明>
・引き渡し時は梅雨の時期であり,ムク材が完全に乾燥していなかった。
・換気が良かったことが災いして,梁であるムク材がムクムクとやせ細ってしまった。
・そのため,ペラペラの薄い床があちこちで沈んだ。
・その結果として,床の傾斜,床なり,床と幅木の間の隙間が発生した。

<結論>
・建築後,数年経っており,今後,これ以上の状態の悪化は考えづらい。メケメケハウスには瑕疵はない。
・故に補修の必要なし。

 ──とのことでした。これで良しとしますか。確かに,乾燥不足のシットリ濡れほそぼった梁を使ったメケメケの不手際は公平に見ても否定出来ないものの,どう考えても,梁を全部取り替える気力は湧いて来ませんしね。だいたい,みけねこは無茶苦茶を言うタイプじゃないんです。安全であればそれで何より。
 そうそう。メケメケの二人は,例の壁紙の裂けをペタペタ塗って目立たなくしてくれた。サービスいいですね!それから,床と幅木の間の隙間は,目地を入れるか,壁紙を貼り替える時などに合わせて幅木を下げると良いだろうとのアドバイス。

 「何かあったら,いつでも呼んでくださいね」そう言い残して,シーノさんとリ〜タさんは去っていった。リ〜タさんの説明は非常に的確であり有能だ。お二方とも大変好感が持てた。メケメケハウス,昔と比べてずいぶん変わりましたなぁ・・・これだったら,メケメケハウスを人にお勧めしてもいいのかな?

 これにて,『新パルのおうち 沈下の章』編は,あっけなくも終わったのであった。

 

 



ベランダから雪を見る...こりゃあ,ちょっと降りすぎなんじゃ?

 長い間,皆さんにはおつきあいいただきました。この記録は,今から約40年前,ボクがまだ30歳代だったころ,マイホームを作った時の記録なのです。メケメケハウスは,あれから1年もたたないうちに,不渡りを出して倒産してしまいました。プチメケがどうなったのかは聞いていませんが,どうせメケメケといっしょにアッサリつぶれてしまったのは間違いないことでしょう。
 そういえば,デスラー氏に約20年前に再会しました。ある裏通りを歩いていたら,ゴザに座った緑っぽい顔のおこもさんがいたのですが,それがデスラー氏でした。昔のよすがで,10円玉をアキカンに入れてやりましたが,ボクとは気がつかなかったようです。
 メケメケハウスに建てさせたマイホームは,10年もたたないうちに,ガタがきて,リフォームでもう一軒家が建つほど金がかかってしまい,大変でした。本当は,パナスイ(パナホームとセキスイがその5年前合併したのです)で新築した方が安かったのですが,初めて苦労して建てた家でしたので,壊すにしのびなく,三友(三井と住友が合併したのです)のリハウスでリニューアルしたわけです。
 そして,ボクは人生の秋霜を迎えました。マイホームといっしょに・・・。思い出すは,若かりしあの頃。そして,まだ記憶が定かであるうちにと,この「パルのおうち」を記録したのです。願わくば,読者の皆さんがこの人生の記録を楽しんでいただければ・・・

・・・ナンチャッテ。これは(仮)の大団円です。本物の大団円になるまでは,これでガマンしてくださいね。フナフナ?



20章 パルパルの長い道標(みちしるべ)

 

マイホームを建てるということは,普通のサラリーマンにとっては,生涯に一度の大事業である。家を建てると病気になると言うが,まさしく言い得て妙なのだ。
 その一年は,すっかりマイホームに明け暮れてしまった。もっと楽にマイホーム作りが出来た人もいるだろうし,もっと苦労した人もいるだろう。残ったものは,マイホームとローンと,そして思い出である。この思い出は一生ものだろうと思う。
 結婚する時に両家の親に,こう宣言したんだっけ・・・ジャーン!「今はアパートに住むけど,出来れば2年くらいでマイホームを持ちますとも。お義父さん。グフフ」「おお。そうか(ホントかなぁ)」
 結局,約束どおり1年と7ヶ月でそれが実現したんだけど,その時は,単なる希望を述べたくらいの気持ちだった。結婚でボクの貯金はカラッポに近くなっちゃったし,マイホームを作るってコトは,ものすごく大変だと思っていたからネ。でも,なんとなく計画が始まって(別にこの時は,ホントに進んでいくとは思わなかった),夢中になって,ヤキモキしながらもドンドン進行してしまったんだった。
 今から思えば,結構安く出来たと思う。借金だって,まあ,普通よりはしないですんだし。金額を人にペラペラ言うと,「えー。そんなもんで出来るの?(こりゃボロ家に違いないゾ)」と言いますもの。でも,これが正しかったかは,まだ分からない。もしかして,一生に一回のマイホーム作りなんだから,妥協しないで,あの時もう少し頑張っとけばなぁとか,後で後悔する時がくるかも知れませんものね。でも,やり方は人それぞれ。ボクの場合は,こうしたというコトなんです。
 やっている時は,夢中で大変タイヘンだと思っていたけど,今,思い返すと充実して楽しかったなぁ。もう一度やり直せれば,もっとうまく出来ただろうと思うんだ。え?そしたら,メケメケに頼むかって?うーん・・・それはご想像にお任せします。
 これを読んでくださったみなさんに言いたいことは・・・
「きっと,出来ますよ。大丈夫。絶対楽しいですって!」

 長い間,ボクのマイホームの物語につき合ってくださって,どうもありがとうございました。「パルのおうち」はこれでお仕舞いです。でも,今度は,「みなさんのおうち」が始まると思います。そしたら・・・絶対,ボクにも教えてくださいね。掲示板でも,メールでも「始まったよ」と教えてください。もし,ホームページを作られたら,「パルパル」から是非是非リンクも張らせてくださいネ。毎日,絶対,見に行きますから!
 それじゃ,名残惜しいですけど,これにて,ひとまずのお別れです。さようなら。そして,本当にありがとうございました!

二階の窓から西を見る・・・夕焼けがとても綺麗だ

 

***END(またお会いしましょう)***

 

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