***** 体感温泉リポート 弐拾 *****

(和歌山県)湯の峰温泉 つぼ湯(小栗判官蘇生伝説)

  日帰り貸切温泉・「湯の峰、つぼ湯」・・・pH 7.0、泉温:〜50℃位 加水にて泉温自由に設定可、
                         6:00-22:00、定員:2〜4人(1人も可)、750円(1人につき)
  分析表:参考(源泉名「湯の峰温泉<つぼ湯の分析表ではない>」H13.11分析)・・・pH7.8、泉温89.6℃、87g/分
                       掘削自噴、含硫黄・ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉(含重曹・食塩・硫黄泉)
  
                               入湯日・・・04年12月30日 (pH、泉温は当日の実測値です) 

和歌山県東牟婁郡本宮町湯の峰   

 

☆つぼ湯の内部全景(14mm超広角レンズにて撮影、ストロボ発光)
(画像クリックで拡大写真あり、他も同様)


■今まで何回も訪れている湯の峰温泉だが、小栗判官ゆかりの岩の湯船のある、貸切湯「つぼ湯」は今回が初めてだった。

■「つぼ湯」は湯の峰温泉の湯の谷川の川床から自噴(自然湧出)している。天然の岩をくりぬいて造ったといわれる湯船は大人2人で一杯になるくらいの大きさだ。貸切湯の定員は4名までとなっている。



その後分かったのですが、「つぼ湯」は現営業中の温泉としては唯一、「つぼ湯」自体が世界遺産に登録されているそうです。(06.2.20 記載)

■まず入湯の申し込みは、湯街の中央の橋を渡ったところにある共同湯前の券売機(左図)でつぼ湯券を購入。1人、750円、以前よりすごく値上がりした。04年7月5日、それまでの260円から一挙3倍近くに値上がりした。2人で入ると、1500円、大人2人と子供2人(12歳未満450円)だと2400円にもなってしまう(制限時間30分)。高い!

■その券を横の受付の窓口に渡す。そしたら順番の番号の入った札をくれ、それを持って、底から約100m上流のつぼ湯入口に向かう。当日、12月30日、午前10時過ぎで、2組待ちの3番目だった。

■値上げの罪滅ぼし?の為か、右図にある日本手ぬぐいを04年7月ユネスコの世界遺産に正式登録された熊野本宮参詣古道の”登録記念”品としてもらった。つぼ湯、共同湯の管理は、それによると、”四村川財産区”というところがしているらしい。


■左図はつぼ湯の正面外観。私の1組前の親子連れが入り口前のベンチで待っている。その上のつぼ湯の看板が上がっている東屋には、その次の待ち組みが待機できるベンチがある。

■1組30分の時間制限なので、2組だと40分はかかると予想して、ベンチで待たず、周辺を散策して戻ったら受付の係りの人に、入口前で待ってないと後回しにしますよ、と叱られた。係りの人は2人いたが、2人共40代の地元財産区の男性のようだ。


■右図は入口前、左のベンチで待つ。10分位して前の組が出てきた。早速靴を履いたままで入ろうとすると、スピ-カーから「靴を脱いで!」の注意、監視カメラで見られているらしい。次にこのHP用に入口付近でカメラを出して数枚撮っているとまた、「後の組がつかえているので早く入るように」との注意。ゆっくりしてられない。


■左図はつぼ湯を裏から見たもの、湯の谷川の川床に湧出している。

■中へ入ってしまえば監視カメラも届かないので、ゆっくり写真を撮りたいところだが、次の組が待っており時間も気になるので、早めに撮影は切り上げた。右図は(中の)階段下からつぼ湯を撮ったもの。トップ写真にあるように、浴槽の周りは外からの視線をさえぎるため、周囲全部が木の板塀で覆われている。個室状態となっている。


■入る前に測ってみる。pHはちょうど7.0、泉温は46℃、熱い!。しかしすぐ横に加水の蛇口(緑色レバー・右図)がある。じゃんじゃん水を入れる。水温は9℃とかなり低いのと、湯船が2人位しか入れない小ささなので、私の適温40℃まで下げるのにそれほど時間はかからなかった。

■温泉はブルーがかった濁り湯、このお湯の色が1日に7回も変化すると言われている。入ってみると強烈な硫化水素臭が鼻をつく。半密閉状態の浴室なので、余計この濃厚な泉質から発生するガス臭が強くなっているのだろう。もちろん掛け流し、底に玉石が敷かれており、その下から温泉が自然湧出しているという。しかし足裏にその水流は感じられなかった。それほど強く湧き出ているわけではないのだろう。

■つぼ湯はどんな所か1回入ってみるだけの価値はある。

■つぼ湯の入浴券で、共同湯の”一般湯”(250円、加水で温度を下げている)か”くすり湯”(380円、加水なし)の入浴も出来るようになっている。それで温泉の濃いくすり湯(左図)に入ってみた。 昔来た時熱くてとても入れなかったが、今回は43-45℃で何とか入れた(湯口49℃)。pH7.6、泉質はつぼ湯と同じだが、硫化水素臭はこちらの方は少なくましだった。

■右図は温泉水の販売、券売機で10リットル100円券を買って、受付に渡す。ホースのレバーを開けて水タンクに入れるが、湯量は10リットル過ぎても止まらず、いくらでも入れられる。ただこの場所が受付から10m先にあり、係りの人が見ているので極端な過剰給湯は出来ない。写真の10gタンクで温泉水を持ち帰り、家で温泉湯豆腐と焼酎の温泉湯割を楽しんでいる(ここ湯の峰温泉の宿では淡い黄色の温泉粥を出してくれる)。
                         以上

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