コンピュータに一般的に搭載されている音源ボードでも、MIDI曲を聞くことは可能です。最近の音源ボードは、PCM音源を搭載しているためかなり高音質で味わえますが、FM音源だけのコンピュータでは物足りなさを感じます。そのような場合には、以下に記述するような方法により、より高音質の音楽を楽しむことができます。
過去は、コンピュータに搭載されている音源の能力が低かったために、MIDI音源モジュールやボードも様々なものが販売されていましたが、標準で搭載される音源ボードの高機能化に伴い、販売される製品も少なくなってきています。
Roland、YAMAHA、KAWAI、Korg などのキーボードシンセサイザや音源モジュールをコンピュータに接続します。接続方法は、専用MIDIポートを使う方法、シリアルインタフェースを使う方法、USBインタフェースを使う方法などがあります。音源モジュールの場合には、オーディオ出力をアンプ内蔵ステレオスピーカやステレオ装置などに接続します。
Rolandのバーチャル・サウンド・キャンバスやYAMAHAのSoftSynthesizerなどの、ソフトウエアシンセサイザをインストールする方法があります。
FPD98(Windows用)、Alpha Music Synthesizer(Mac用)、WinGroove(Windows用)などを、インターネット上でダウンロードしてインストールできます。
(2001年7月調査)