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「エーデルワイスの歌」法政大学山岳部歌


作曲者小林三郎
データ作成日1997.5.17
データサイズ18.5 KB
コメント 大学関係だけでなく多くの岳人に愛されている曲です。
菅沼 達太郎氏の作詞の春、夏、秋、冬に結びの詩も素敵です。
(※ 御指摘があり、(秋)の歌詞を改訂しました 2002/12/12)
歌詞

作詞:菅沼 達太郎
(春) 雪は消えねど 春はきざしぬ
  風はなごみて 日は暖かし
  氷河のほとりを 滑りて行けば
  岩陰に咲く アルペンブルーメ
  紫匂う都を後に
  山に憧れ 若人の群れ

(夏) エーデルワイスの花 ほほ笑みて
  鋭き岩角 金色(コンジキ)に照り
  山は目覚めぬ 夏の朝風
  乱雲おさまり 夕空晴れぬ
  命のザイルに 我が身をたくし
  思わず仰ぐ アルペングリューエン

(秋) 星影さやかに 空澄み渡り
  葉ずえの露に 秋立ちそめぬ
  金と銀とに 装いこらし
  女神のごとき 白樺の森
  紅(クレナイ)燃ゆる 山より山へ
  行方も知らず さすらい行かん
(冬) 吹雪は叫び たそがれ迫り
  求むる小屋の 在処(アリカ)も知れず
  ああこの雪山 ちょうじょうとして
  シーロイファの 行く手を閉ざす
  ああこの雪原 寂漠(ジャクバク)として
  寒月鋭く シュプール照らす

(結び) ああ玲瓏(レイロウ)の 雪の高嶺に
  心静かに 頂に立ち
  尊き山の 教えを受けん
  身も魂も けがれは消えて
  永久(トワ)に輝く 白光(ビャッコウ)のうちに
  清き幸をば 求め得るらん



    
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