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鷲ヶ峰哀歌 
作曲者傍示 暁了
データ作成日2002.5.6
データサイズ7.1 KB
コメント 1953年(S.28)に阿蘇・鷲ヶ峰で起こった明善高校の山岳部員の転落死事故を悼んで、同校の教諭の傍示さんが作った曲です。
歌詞に「昭和28年8月11日鷲ヶ峰に散りし塚本武君の霊に捧ぐる歌」の表記があります。
作詞
 傍示 暁了
(1) 山すそかすむ 大阿蘇の
  黄煙湧きて 雲誘う
  赤き岩肌 霧に濡れ
  むせぶか今日も鷲ヶ峰

(2) 清き流れの 仙酔の
  水の面に 名残り留め
  ザイルを肩に 出で立ちし
  雄々しき姿 今いずこ
(3) 死なば山でと かねてより
  秘めし想いは 変わらねど
  あわれ北壁 紅に染め
  霧の谷間に 消え行きぬ

(4) 煙は舞いて 空に消え
  御霊は逝(セ)いて 地に眠る
  呼べど答えず 赤ガリに
  こだまも悲し 鷲ヶ峰



    
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