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男声四部合唱  吹雪の歌  「山に祈る」より  作:清水 脩 

データ作成日2001.10.20
データサイズ26.6 KB
歌詞  吹雪 吹雪 吹雪 吹雪〜〜〜
 吹雪 吹雪 吹雪 吹雪〜〜〜
 引き裂き〜〜 うなり〜〜〜〜
 噛み挫(クダ)き〜〜 のたうつ〜〜
 白い悪魔の雄たけび
 白い巨人の咆哮

 吹雪 吹雪 吹雪 吹雪〜〜〜
 吹雪 吹雪 吹雪 吹雪〜〜〜
 逆巻き〜〜 狂い〜〜〜〜
 押しつぶし〜〜 吹き上げる〜〜
 白い悪魔のかちどき
 白い巨人の怒号
 ムームムー ムームムー ・・・・・
   ※ 台詞の間継続

(台詞) 吹雪、それは山の怒りにふれたアルピニ
  ストの墓標の影に立ち現れ、牙をむいて雪崩れ
  の巣をつくり、死の眠りを誘い、誇らかに人間を
  嘲笑う。          Bass

 ウウウウウ〜〜

 吹雪 吹雪 吹雪 吹雪
 吹雪 吹雪 吹雪 吹雪
朗読 
 ※曲が一旦、切れる
   ところ
(手帳を読む) 三月五日。午前七時十五分。依然として吹雪おさまらず。
  昨日の五時より十四時間と十五分たった。
  昨夜は六時間位眠ったが、場所がよくないので寝苦しかった。寒い。
  明け方から腹の方が体温でぬれてきた。
  今朝ビタミン剤五ヶのむ。乾パン十枚あるから倹約して食うつもり。
  ハムはシラーフの下なので出せない。
朗読 
 ※音楽をバックに
 母さんは誠と心の中で呼んだだけで、もう胸が苦しく、悲しみに押しつぶされ
そうです。大学の卒業を目の前にして、就職も決まったいうのに、誠は逝って
しまった。悪夢なら覚めることもありましょう。“お母さん、只今!”という元気な
声が、今にも戸口から聞こえてくるようです。お嫁さんや結婚式場のことまで
想像して、母さんの胸は幸福にふくらんでいました。だのに、だのに・・・・・
(泣き伏す)



    
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