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男声四部合唱  山を憶う  「山に祈る」より  作:清水 脩 

データ作成日2001.10.20
データサイズ22.0 KB
朗読 
 ※曲の開始前
(手帳を読む)三月四日。昨夜はあまりよく眠れなかった。
  ヌーボー倉田はやはり具合が悪いので、ゆくのをやめる。ぼく一人で
  みなの後を追うことに決める。午前六時十分。中房出発。十一時半
  燕山荘(エンザンソウ)に着く。
   あと四時間でみなに会える。ラジオでは天候が崩れるかも知れぬと
  いう。でも牛首コルまでは慣れたルート。
歌詞  なぜ なぜ 山を憶(オモ)うのか なぜ なぜ
 山は神秘だから 山は神秘だから

 なぜ なぜ 山を慕うのか なぜ なぜ
 山は優しいから 山は優しいから

 なぜ なぜ 山に挑むのか なぜ なぜ
 山は厳しいから 山は厳しいから

 怒(イカ)れば巨人となって
    人間の智恵を挫(クダ)き

 ほほ笑めば 乙 女 となって  Ten.1 & Ten.2
 ほほ笑めば   乙女となって  Bar. & Bass

 汚(ケガ)れない愛を 愛を降りそそぐ
(台詞) 山は哲学者だ

(朗読)(手帳を読む) 早くみなに会いたかった。
  大天井(オッテンショウ)まで来る。キャンプは近い。
  吹雪でトレース分からず。十六時、ビバーク地
  探す。山の天候のカンを誤ったようだ。今日は
  ビバークか。
  ※ 朗読中はハミングのコーラス ムームー・・・・・


 なぜ なぜ 山に登るのか なぜ なぜ
 山がそこにあるから 山がそこにあるから



    
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