このFAQは私個人の見解です(一般的なモノポリー競技ルールに準じています)。違う解釈などありましたらご連絡してください。
モノポリーFAQは随時更新します。
モノポリーFAQ
| ダイスやゲーム進行について |
| 銀行について |
| 家やホテルについて |
| カードの指示について |
| 交渉について |
| 刑務所について |
| 競売について |
| レンタル料全般について |
| 抵当全般について |
モノポリー大会などでは、ダイスを2個振り、合計が大きな目の人から順番になります(ゾロ目は関係ありません。単純に合計だけで決定します。)。同じ目のときは、その目の人だけダイスを振って決めます。
カードや駒の上に振ったダイスが乗ったときは、振り直します。上から見て少しカードにかかっているときは、振り直しする場合とその目が有効となる場合があります(どちらになるかは、色々な意見があり、誰かに聞いて見てください)。振り直すときは、両方のダイスで行います。
ボードからどちらかのダイスが出たときは振り直します。また、ダイスが最初にボードから出てボードに戻ったときも振り直しになります。ボードの外の物に当たったときも振り直しになります。
ゾロ目は必ずダイスを振ってゲームを続けなければいけません。ゾロ目の放棄は認められておりません。3回連続でゾロ目のときは、刑務所へ移動します。「刑務所へ行け」のカードを引いたときもゾロ目の効果は失われます。
モノポリーの大会などでは必ずレンタル料の支払いを行わなければいけません。ルールでは、請求しなければ、支払わなくても良いとありますが、大会では支払うように決められています。たとえ、相手が請求しなくても他の誰かが請求を促して支払います。速やかに自分で支払うようにしましょう。
間違いに他の人が気づいたら、正しい金額を教えてあげましょう。すでに支払ってしまって次の人以降がプレイしている場合には、その時点にさかのぼって正しい金額を支払います。モノポリー大会などで、支払いが複雑なときは(家を売ったり、抵当にしたとき)、審判にどのように対処するか尋ねましょう。以降の人のダイスの目など状況が変わる場合もあり、さかのぼってやり直す事が不可能な場合もあります。なるべく間違えないように権利書を見て確認してから請求するようにしましょう。
モノポリーに慣れている人がいれば、その人にやってもらいましょう。誰でもバンカーをできる場合には順番が先頭の人がバンカーになります(兼任)。
誰かが気がつけば教えてあげましょう。GOを通ったら自分で銀行に請求すれば忘れる事もなくなります(カードでの収入も同じように自分で請求しましょう)。専任バンカーがいないときは全員で協力しながらゲームを進めるようにしましょう。
ゾロ目中以外はいつでも建ててかまいません。負債の交渉中以外なら交渉中でもかまいません。ただし、交渉中のとき家やホテルを建ててはいけないという団体もあるのでゲーム前に確認した方が良いでしょう。
カラーグループに家が4件づつ建っているときは、残りの家に関係なくホテルを建ててもかまいません。
ルールでは、いつ売ってもかまいません。ただ、大会などでは負債のときのみ売却可能というルールもあります。負債でも手持ち現金で払えないとき、抵当にしても支払えないとき、何か支払いが発生したとき(実際に現金で支払えるかは関係ない)というように色々なルールがあります。トラブルを防ぐためにも確認した方が良いでしょう。モノポリーは家やホテルの数に限りがあるため、買いたい数とホテルを売りたい数が調整できなくなるトラブルを防ぐための制限で、このようなルールが生まれたのでしょう。本来のルールでは、いつ売ってもかまわないと思います。
権利書や家の競売中に交渉は禁止されています。
チャンスカードや共同基金で移動する場合、刑務所以外のときに右回りで移動したときGOを通過するならばサラリーはもらえます。
釈放カードだけチャンス、共同基金のカードを自分の前に置いておけます。使用したときにそれぞれのカードの一番下に入れます。
釈放カードはいつ売ってもかまいません。権利書と同じように売買できます。
数人分支払えても、全員払えないときはバンカー破産にしている場合が多いようです。
駒を移動して、もう一度ダイスを振り出た目の10倍のレンタル料を支払います。カードを引いたときのダイスの目とは関係ありません。
基本的にはいつ交渉してもかまいません。大会などでは、順番の間のみ交渉可能という場合が多いようです(ゾロ目中などは順番の間ではありません)。ただし、ゾロ目中に支払いがあるときには交渉可能です。このときは、当事者(ゾロ目のプレイヤー)が絡む場合のみとなります(当事者とは関係ない交渉は禁止されています)。支払えない場合の交渉も同様です。例外として90分ルールの場合には、時間切れのときは交渉が禁止されるときもあります。
交渉は1対1で行います。複数のプレイヤー間の交渉は禁止されています。3人での同時の交渉はできませんが、順番に交渉することは可能です。
現在の交渉以外の事の約束は禁止されています。たとえば、揃わす代わりにレンタル料の免除や、自分のダイスを振ってから家を建てるような事を交渉の内容にすることはできません。
交渉は購入したあとなら可能ですが、代金を支払う前の交渉は禁止されています。
3者交渉にならなければかまいません。
その場合は相手に対して交渉の意志がある旨を伝えます。必ず1対1であるように交渉を行ってください。交渉を持ちかけられた方も、そのまま交渉を続けるか、一旦終了させ別の人と交渉を行うかを選べます。
聞くのは自由ですが、答える必要もありません。
刑務所に入るには次の3種類あります。
- 3回ゾロ目を出したとき
- 刑務所へ行けに止まったとき
- カードで刑務所へ行けを引いたとき
これに該当するとき、駒を刑務所へ移動し、刑務所に入らなければいけません。
刑務所から出るには自分の番でダイスを振る前に「刑務所を出る」という宣言をし、$50支払うか、釈放カードをカードの一番下に入れれば出られます。そして出た目だけ通常と同じように駒を進めそれぞれに指示に従います。このときゾロ目が出ると通常と同じように再度ダイスを振ります。
また、宣言しなくてもゾロ目が出たときは刑務所から出なければいけません。この目の分だけ駒を進めます。ただし、この場合はゾロ目の効果はありません。
刑務所に入ってから3回目のときは、宣言の関係なくダイスを振って強制的に出ます。宣言している場合にはゾロ目が有効となり$50支払うか釈放カードを使わなければいけません。これは、レンタル料の支払いなどの前に行います。宣言していなければゾロ目の効果はありません。$50の支払いもありません(釈放カードも使わなくてかまいません)。
刑務所に入っているときは、ダイスを振る前にどちらかを選択できます。もし、刑務所を出るという宣言をしていない場合には、出ないと見なされます。当然、刑務所に入ってから3回目のときは出なければいけません。
刑務所から出るという宣言は、必ずダイスを振る前に行います。ダイスを振ってしまった後で訂正することはできません。刑務所に入っているときは注意してください。
家を建てられるのは、順番の間だけと決められています。刑務所から出るか出ないかを選択するのは順番に入っていると考えられます。そのため、刑務所から出るの宣言のあとに家を建てる事はできません。では、先に刑務所から出ると宣言すれば家を建てられないかと言うとそうでもありません。たとえ刑務所を出ると宣言したあとでもオレンジに家を建ててもかまいません。しかし、ダイスを振る人はすべての交渉や家の建設が終わったあとに刑務所を出るか出ないかを選択できるのです。つまり、家を建てるなら、もう一度刑務所を出るか出ないかを選択できます。刑務所を出るか出ないかを決めたあとに家を建てる事はできませんが、家を建てるか建てないかによって刑務所を出るか出ないかを決める事は可能となります。
ダイスを振ってゾロ目以外のとき、交渉を行い釈放カードを手に入れる事は可能です。釈放料の$50は支払わなければいけないので、負債となります。負債時の交渉は認められています。
競売の金額のコールはいくらからでもかまいません。競売の金額は定価の半額からと言う人もいますが、定価と関係なく購入できます。つまり、抵当価格より安い値段でもかまいません。
競技用ルールでは、すべての競売は$10単位と決まっています。
どちらかが早いのが明確なら、最初にコールした人が有効になります。同時の場合には、さらに高い値を付ける人がいれば問題ないのですが、それが最高値の場合には競売をやり直します。
家の競売は購入価格をコールします。そのため、家の定価に関係なく競り落とした金額で好きな揃っているカラーグループに家を建設できます。もちろん、カラーグループが家を建てられる状況のものだけです(抵当になっている権利書がある場合、そのカラーグループには家を建てられません)。
まだ売れていない土地に止まったとき、その人は買う権利を持っています。買わない場合、自動的に競売になります。
自分の資金がないのに権利書を買うことはできません。購入前の交渉は禁止されていますので、購入するとコールしてから交渉は認められません。自動的に権利書は競売となります。負債は支払う義務がありますが、権利書の購入は選択できるので負債とは認められません。
権利書の競売は誰でも参加できます。
抵当物件に対してレンタル料は支払わなくてかまいません。
通常のレンタル料の2倍になります。家のときは、権利書の家の件数の部分がレンタル料となります。家やホテルの場合、権利書に記述されている金額がレンタル料になります。
抵当になっているなら支払わなくてもかまいませんが、抵当でないときは、4枚分の$200がレンタル料になります。抵当になっていても鉄道の枚数には関係がありません。
抵当から出すには、抵当価格と10%の手数料を支払います。小数点以下は切り上げて計算します。
順番の間であれば、いつでも可能です。ゾロ目中、競売の間では抵当から出せません。抵当から出すには、抵当価格と10%の手数料を支払います。小数点以下は切り上げて計算します。
抵当から出すには、抵当価格と10%の手数料を支払います。公共会社の場合には、$75(抵当価格)+$8(手数料)=$83を支払えば元に戻せます。小数点以下は切り上げて計算します。
抵当を出すには、抵当価格と10%の手数料を支払います。小数点以下は切り上げて計算します。1枚単位で計算するので$166で元に戻せます。
抵当から出すときと同じように10%の手数料を銀行に支払います。抵当価格を払えば抵当から出す事も可能です。それぞれの権利書に対して1枚単位で計算します。一部の権利書だけ抵当から出してもかまいません。この時点で抵当から出す権利書の手数料は必要ありません(手数料は支払っているため)。あとで抵当から出すには、そのとき10%の手数料を抵当価格に加算して支払わなければいけません。