ツーリングのページ

 私の場合、「ツーリング」は専らオートバイで出かけ、自転車では行きません(根性がない)。
下道中心なので驚くほど遠くへは行きませんが、綺麗な写真が取れたときなど、折を見てアップしていきたいと思います。

 


 

 恵林寺

 甲斐の国守、武田信玄の菩提寺です。
正式名称は乾徳山恵林禅寺というそうです。織田信長に焼き討ちされた際、「心頭滅却すれば火自ら涼し」の言葉を遺した有名な快川国師のお寺です。信長の死後、徳川家康により再興され、現在に至っています。綱吉時代に甲斐の国主となった柳沢吉保夫妻の墓もあります。

 山門から内側の庭園は無料で入ることができます(写真右)。中央が山門です。
 本来、山門までは精神集中のため、この並木通りを通ってくるのだそうです(写真左下)。でも実際はこの右手からショートカットしてバイクを駐車しました。
 山門です(写真中下)。入り口に、快川国師の「安禅必ずしも山水を須いず、心頭滅却すれば火自ら涼し」の文字が見えます。信長に焼かれた後、場所を多少ずらして再建されたものだそうです。重要文化財。
 もとは鎌倉時代に作られたという庭園(写真右下)。国の名勝に指定されているそうです。

 なお寺の中は、300円の拝観料を払って観覧することができます。武具等の財宝を収めた武田秘宝館とかいう方は、1500円くらいしていたので、パスしました。
 
   

 今回、中央道を使って勝沼ICから行きましたが、塩山温泉を目印に進めば、表示が必ず出ているため、迷うことはありませんでした。有名な観光地は楽です。

 

 奥多摩

 いわずと知れた、走り屋のメッカです。恥ずかしながら、今年になって初めて周遊道路を走りました。写真取る余裕無かったので文字だけです。
 奥多摩周遊道路とは、奥多摩湖から、桧原村を通り抜けて五日市へ向かう道路(206号線)の、もと有料道路区間のこと(らしい)。ぎりぎり東京都です。

 今回、管理人は青梅街道(411号)を西進し、奥多摩湖へ到着。少し休憩を取ってから、いざ周遊道路へ。奥多摩湖から上っていくと、まず料金所跡があります。この道路は、8:00〜19:00ごろ(季節により違うらしい)しか開いていないようです。ほぼ朝一番に行ったにもかかわらず、既に十数台のバイクが折り返して走っていました。
 いや〜素晴らしいと言いたいところですが、飛ばし屋さんたちも沢山いるので、おっとりペースの管理人にはちょっと落ち着かない感じ。道路自体はすばらしく走りやすいんですけどね。革つなぎ着た人より普通のカッコした人のほうが凶暴な抜き方をしていくこともあったので見た目で判断しないよう注意。また、一部崖崩れで対面通行になってました。いつ直るんだろう?途中、数台絡んだ事故現場もありました。通行には十分注意しましょう。
 あきる野市側の料金所跡を通り抜け、帰りはそのまま道なりに五日市へ出ました。

 管理人お勧めは、今回の帰り道に通った206号の料金所跡から五日市方面へ進む道です。走り屋さんがいないので完全マイペースで走れます。意外とコーナーが多くて楽しいです。青梅街道(411号)は割りと直線だらけという印象です。あくまで管理人の主観的な感想でした。

 

 昇仙峡

 今回の目的地は、昇仙峡です。山梨県甲府市の北側に広がる、日本一の美しさを誇ると言われる渓谷です(こんな感じ)。この辺りはそばも有名らしいです。水が良いのかな。秩父多摩甲斐国定公園というものに指定されています。

 青梅街道(411号)を西進し、いつものように奥多摩湖の大麦代駐車場で休憩。そこから柳沢峠を抜けて塩山経由で、昇仙峡へ向かう予定です。

 柳沢峠へ向かう道(411号奥多摩湖より山梨側)は、さすがに周遊道路よりは狭いしところどころ路面が荒れてもいます。けれども一部を除いて道幅は十分、景色もまあまあです。昼間は日陰になるようなところもあまり無く、交通量は休日でも少なめ。眺望は途中、林の中を抜けたりして変化がありますが、「絶景かな!」というところはありません。

 甲府に到着して、行き先表示に武田神社の文字が見えたので、つられて行ってみました。武田神社は武田信玄の居館跡に建っており、当時の建物は無いものの、堀などはそのままのようです。参拝とトイレ休憩を済ませて、デジカメで写真を撮ろうとしたところ、右の一枚撮った直後にバッテリー警告が表示され、使用不能に......。前日充電したのですが、充電器の故障で駄目だったようです。目的地の昇仙峡でカメラが使えないという、かなり悔しいハプニング。帰り道にも撮影を試みましたが、結局撮れませんでした。いずれリベンジせねば......。

 昇仙峡は、馬車でゆっくり見物しながら行けます。駐車場のある馬車乗り場で、名物のそばを売っていました。バイクでなら、並行して走るグリーンライン昇仙峡を通って、道中景色を楽しんだほうが良いでしょう。途中車を止めて景色を楽しむ人々がいました。この道は観光バスが多く、ロープウェー乗り場の駐車場まではかなり詰まっています。渓谷の岩肌と紅葉の組み合わせが、独特な雰囲気を醸し出しています。紅葉の時期に、また行きたいですね。


 武田神社の説明看板です。この撮影直後に、電池切れ。

 

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