キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲


タイトル メーカー ジャンル 定価 私の評価(最大5つ)
キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲 コナミ ARPG 4,800円 ☆☆☆☆★
プロローグ
2035年日本。
この日、21世紀最大の天体イベント、
皆既日食で人々は色めき立っていた。

俺の名前は、来須蒼真。
18歳、高校生だ。

俺の住む町には、白馬神社と呼ばれる古い神社がある。
なんでも、日本神話と関係の深い神社らしい。
この神社の一人娘、白馬弥那…。
幼なじみでもあり、同級生でもある。

俺は彼女と天体イベントを楽しむため、
神社に向かっていた。
しかし、神社の境内へ続く階段はいつもより長く感じられ、
何かに行く手を拒まれているかのようだった。

鳥居をくぐり抜けたとき、
俺の意識は急速に薄れていった…。

漆黒の太陽は混沌の闇をつなぎとめ、
眠れる魂を呼び求める。
まるで、無くした半身を求めるごとく…。

ファーストインプレッション
パッケージ画像今作の主人公は日本人。しかも、高校生
ドラキュラシリーズのメイン武器と言えば鞭なんですが、今回それは出てきません。
代わりに剣とかハンマー、斧などが出てきます。
ハンマーや斧は攻撃力は大きいのですが、攻撃後に硬直時間があり、連続攻撃はできません。
短剣(ナイフなど)は素早く攻撃を繰り出せるのですが、間合いが短いし、攻撃力も若干小さめです。
それぞれに特徴があって、どれをメイン武器にするか迷うのがまた楽しいです。(^^)

「タクティカルソウル」という新システムが今作の一番の特徴。
敵モンスターが持つ魂(ソウル)を自分の力にすることができます。
敵の特殊能力を習得できる、とでも言えばいいかな。
ビームを出せたり、水に潜れるようになったり、高く飛べるようになったり……。
敵を倒すことによって手に入るのですが、中には極めて出る確率の低いソウルもあります。
ソウルを手に入れるために敵を倒し続けているといつの間にかレベルが上がってて、ボス的キャラをあっさり倒してしまったこと、一度や二度ではありません。(^^)
全てのソウルを集めなくてもクリアは可能ですが、俺は100%を目指すつもりです。(^^)

グラフィックはかなり綺麗です。
前作(白夜の協奏曲)も綺麗でしたが、それ以上。
多重スクロールも使われていて思わず溜息が漏れてしまいます。

音楽も素晴らしいです。
前作はメインがPSG音源だったせいでちょっとチープな感じがしてたんですが、今回は違います。(^^)
Circle of the moonのようにPCM音源がメインになりました。
キャラのセリフにも音声(ヤッ!!とかハァッ!!、いわゆる掛け声が多いですけど)が入ってて、いい感じです。

さぁ、今回もやり込むぞぉ。
セカンドインプレッション(ネタバレ注意)
レベル80、プレイ時間19時間ほどでクリアしました。(^^)
マップ達成率、ソウル回収率、共に100%です。
レベルに関しては、ここまで上げるつもりはなかったのですが、ソウルを集めるために敵を倒しまくっていたらいつの間にか……。
もっとも、これだけ上がってても気を抜くとラストバトルでやられてしまいますけどね。

ある部屋に入ると、画面上を光がサッと横切るんですね。
果たしてこれはいったい何なんだろうと思ってたんですけど、「スカイフィッシュ」というモンスターでした。
時間を止めるソウルを入手しなければ絶対に倒すことはできません。
また、人間の反応速度を超えているのではないかと思えるスピードなので画面に見えてからソウルを発動しても手遅れになることが多いです。
部屋に入って約3秒後に現れるので、それを目安にしてやっつけました。
やっつけるのに苦労する割に、持っているソウルは期待外れでした。(ぉぃ)

ドラキュラシリーズと言えば、裏面があるのが基本(?)なのですが、今作にはそれがありません
それ故にちょっとマップが狭いかな、と感じました。
音楽もいいし、グラフィックも綺麗。もっともっと冒険していたかったんですけどねぇ。

エンディングは4種類あります。
ベストエンドの条件は、あるソウルを装備した状態であるボスキャラを倒し、80%以上のソウルを集めた状態でラスボスを倒すことです。
もしかしたらソウルを80%以上集めなくてもベストエンド的なものになるかもしれません。
ただ、エンディングのセリフが若干変わってくるみたいです。

ベストエンドを迎えたご褒美として、ボスラッシュモードという、タイムアタックができるようになります。
今まで登場したボスキャラをどれだけ早く全部倒すか、というものなのですが、クリアタイムによってご褒美アイテムが貰えます。
4分以内に倒すと貰えるアイテムが結構使えそうなのでそれを目指してアタック開始です。
ソウル100%のご褒美として貰った「MPが減らない指輪」を装備して頑張ります。(^^)