タイトル | メーカー | ジャンル | 定価 | 私の評価(最大5つ) |
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ときめきメモリアル〜forever with you〜 | コナミ | 恋愛SLG | 6,800円 | ☆☆☆☆☆ |
ストーリー |
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女の子なら誰もが信じる伝説。 それはきらめき高校にもあります。 「卒業の日、校庭のはずれにある古い大きな樹の下で女の子から告白して生まれたカップルは永遠に幸せになれる。」 いつか私もきっと……。 |
いわゆるギャルゲーを語るに当たって、このゲームだけは絶対に外せません。 俺がギャルゲーに目覚めたのはこのゲームが切っ掛けだったからです。 ときメモが発売される数ヶ月前。 どのPS雑誌でも特集が組まれてました。 最初の頃は気にも止めていなかった俺ですが、こう何誌にも渡って、特集が組まれているとそれなりに気になってきます。 「きっとすごい面白いに違いない。今の俺は見た目で敬遠してしまってるんだ」 そんなふうに考えるようになってました。 「ちょうどやりたいゲームもないし、ものは試しだ、買ってみるか」 この決心が俺を大きく変えるなんて、その時の俺には知る由もありませんでした。 発売日にショップに行くと、そこにはちょっと恥ずかしいパッケージのときメモが山積状態。 「うわぁ、なんか全然売れてないんじゃないの?もしかして判断を誤ったか?」 一瞬、購入を取りやめようかと思いましたが自分の勘を信じてその内の一つを手に取りレジへ……。 家に帰り早速プレイ開始。 「好きとか嫌いとか〜最初に言い出したのは〜誰なのかしら〜」 まるでアニメのオープニングのようなデモを見ながら説明書を流し読み。 「なるほど。要するに、自分を鍛えながら女の子と仲良くなっていけばいいわけだな。よし、プレイ開始」 「お、詩織だ。一緒に帰ろうっと」(ポチッとコマンドを選択) 「一緒に帰って噂とかされると恥ずかしいし」 ……ガ〜ン。(沈) な、なに? 一緒に帰りたくない? なんで? 幼馴染じゃん? も、もしかして俺と一緒に歩きたくないって遠回しに言ってるのか? なんか、すっげぇショック。(;_;) それなりに自分のパラメータが上がり、それなりに女の子とデートを繰り返し、いよいよ審判の日。 伝説の樹の下には誰もいませんでした。寂しく流れるバッドエンディングテーマ。 ここでやめたら男が廃る。(?) パソコン通信を駆使して情報を漁り、まずは比較的難易度の低いキャラを攻略してコツを掴みます。 「おおっ、なるほど、出来るだけ女の子は登場させないようにした方がいいわけかぁ、フムフム」 「このキャラに告白してもらうのに必要なパラメータはこれとこれか」 「ってことは、それ以外のパラメータはそんなに上げる必要ないんだな」 サルのようにプレイする日々が続きました。 そして、ついにその日がやってきました。 目標はパーフェクトヒロインこと、藤崎詩織。 順調にゲームが進み、パラメータはほとんどが150弱。 「大丈夫。きっと樹の下にきてくれるさ」と思いながら、告白シーン。 足元から上に向かってパンしていくカメラ。 「こ、この髪の色は!!」 「っしゃ〜!!!!!」 思わず叫び、ガッツポーズ。時間は朝の7時。気がついたら徹夜ってました。(^^;) ホロリと頬を伝う涙。 「わたし、泣いてるの?」(C)綾波レイ まさかここで泣くとは……。 恥ずかしくて絶対に他人には見せられないよなぁ。(^^;) 一番難易度の高いキャラを攻略して自信がついた俺は順調に他のキャラもクリアし、ついにコンプリート。 その後、プライズ物に手を出したり、関連グッズを買ったり……。 多分、5.1chのオーディオシステムが組めるくらいの額をときメモにつぎ込みました。 若気の至りですな。(^^;) |